第59話 女神様
「弱い!!こんなのが魔王か!!」
ジンが叫ぶ
「ジン様が強すぎるだけです」
ウルが苦笑いしながら言う
「ジン様強い!!最強のジン様!!」
ドリーが躍りながら言う
「ジン様・・・凄いです!!怪我はしてないのですか?」
クレアが苦笑いしながら言う
「クレア、サーラ大丈夫か?」
「はい!今ポーション使って治療しています」
サーラが苦笑いしながら言う
「おーい!美咲大丈夫か!!」
「何なのよ!!ジン!!魔王の攻撃受けて何ともないなんて!!」
美咲が驚きながら言う
「は?痛かったぞ!!魔物の攻撃より強いな!」
ジンが笑顔で言う
「え!その程度?有り得なすぎる!!」
美咲が苦笑いしている
「防御力だけはあげていたからな!!」
ジンが笑出す
「・・・・信じられない!!」
美咲が言うと、みんな苦笑いしている
「美咲どうする?この先も調べてから帰るか?」
ジンが指差しながら言う
「え!当たり前でしょ!!この化物ジン!!」
「は?化物だと!!」
ジンが驚きながら言う
「ジンの防御力どのぐらいなのよ!!化物!!」
「700の9倍だ!!その程度しかない!!」
ジンが言う
「え!!700の9倍!!!6300!!!」
「そうだ!!文句有るか!!」
「・・・・・化物!!」
美咲が驚いて呟く
「ジン様凄い!!!流石ジン様です」
クレアが笑いながら言うと、サーラが苦笑いしている
「早く進むぞ!!」
ジンが言うと、奥の通路を進み出す。階段を進みそして外に出る
「え!ここが頂上?・・・あれが神殿!!」
美咲が涙目で言う
「中々見張らしは良いな!!結構高いな」
ジンが周囲を見ながら言う
「早く神殿に行くよ!!」
美咲が笑顔で言うと走って、神殿に入っていく
神殿に入ると一番奥の部屋の祭壇に向かい、光輝きながら大きな女性の姿が現れる
「よくぞここまで来られましたね、勇者菅原美咲よ!そして魔王を倒してくれました、感謝します。」
女神が微笑みながら言う
「約束通り!ここまで来たのだから!元の世界に帰れるのですよね!!」
美咲が笑顔で言う
「その通りです、勇者菅原美咲、この世界を救ってくれた事感謝します。」
女神が微笑みながら言うと、七色に光る光の渦が現れる
「勇者菅原美咲、この中に入れば、元の世界に戻れますが、この世界で得たアイテムやスキルは失われますがよろしいですか?」
「当たり前!!早く帰るんだから!!」
美咲が笑顔で言うと、七色の光の渦に向かう
「美咲!!約束は?」
ジンが叫ぶ
「ジン!ありがとう!約束は達成よ!だけど帰っちゃうから、もう会えないの!だから一生奴隷になるには、私を追って、これないとダメなのよ!!バイバイ!!ジーーン!!!」
美咲が笑顔で言うと、七色の光の渦に入っていく
「行っちゃった」
ジンが苦笑いしながら呟く
「菅原仁、あなたも良くここまで辿り着きましたね、巻き込んでしまった事、申し訳ないと思います。あなたも、約束通り元の世界に送り届けますが、準備は良いですか?」
「着替えるから待ってほしい!」
ジンは笑顔で言うと、アイテムボックスから、服を取り出すと着替える
「いくつか聞くがこっちで得たアイテムは持って帰れないだよな?」
「その通りですが、あなたには、褒美としてあなたの持っている、スキルの内、幸運と天運は授けます」
女神が微笑みながら言う
「じゃあ、このアイテムはクレアあげる!あとドリー!ウルお別れだ!元気で生活しろよ!出来たらクレアとサーラと一緒に暮らせ」
ジンが笑顔で言うとドリーとウルは頷く
「ジン様!!離れたくない!!ジン様!!大好きです!!愛しています!!」
クレアが大粒の涙を流しながら言うと、ジンは頭を撫でている
「後、この世界で契約した、美咲との契約は有効か?」
「勿論有効です。2人の問題ですが、私に誓った契約なので、元の世界でも有効になっています。」
女神が笑顔で言う
「偉大なる女神様、帰ります。クレア!サーラ!ドリー!ウル!世話になった!!ありがとう!!」
菅原仁は笑顔で言うと、頭を下げてから七色の光の渦に入っていく
吸い込まれる様に空間に入ると、いろいろな輝きをする空間を移動しながら、光の輝く所に入っていく
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