第44話 鍛練

ウルの領域に到着すると、ジンは隣接する領域に向かい、結界の外で魔物を次々と斬り裂き倒し続けている

「ジンさん凄い!!あれでレベル1!!あり得ないぐらい強い!!何であんなに強いの?」

「ジン様だからです!!どんどん速くなっているよね、サーラお姉ちゃん」

「そういえば・・・剣先が見えなくなっていたような」

サーラが呟くと、周囲の魔物はいなくなって、ジンは魔石を拾い始めている

「ジンさん凄いです!どのぐらいの実力がわからないぐらい凄いです」

「まだまだ弱いよ、上級剣士だからね」

「本当に上級剣士なのですか?」

「本当だ!」

ジンが笑いながら言う

「やっぱり最大にレベルを上げてから転職すると強くなるのですね」

「そうだな!まだまだ弱いけどね」

ジンが微笑んでいる

「ジン様魔物の気配です!!」

ウルが警戒しながら言うと、ジンは魔物を向かい倒し始める


9日後の朝、ジンは王都に戻り始める

「ジンさん帰ったらステータス更新ですか?」

「そうだね、防御力上げておきたいからね」

「どのぐらい強くなったのですか?ほとんど一人で倒していましたけど」

「どのぐらいかな?」

ジンが微笑みながら言うと、王都に戻り宿屋を確保する。そして、冒険者ギルドに向かう

「魔石の買取りを頼む」

ジンが言うと次々と魔石を出し始める

「時間がかかりますので、明日の朝受取に来て貰えますか?」

職員が青ざめながら言う

「解った!勇者はどこに行った?」

「勇者様は王城で準備をしています、明日の朝こちらに来られます」

職員が笑顔で言う

「そうか、良い身分だな!弱い癖に」

ジンが呟くと後ろでクレアが笑い始める

「ジンさんは異常です!この数をいきなり持ってくる、時点でおかしいです!職業の確認、更新をしてほしいです」

職員が言うと、ジンは装置に手をかざして職業を職員が書き留める

「え!あり得ない!!上級剣士なんて!!そんな事あり得ない!!」

職員が震えながら言う

「事実だな!転職に興味ないからな」

ジンが笑顔で言う

「この数倒せるのだから!本当にあり得ないです!」

「本当の事だ!」

「とんでもないスキルを持っているのですか?」

職員が真剣に聞く

「どうだろうな?聞いて良いのか?冒険者ギルドは?」

「え!ごめんなさい!聞いたらダメです!申し訳ありません」

職員が謝るとジン達は帰ることにする


ステータスの更新をする為に行く


名前 菅原仁

ジョブ 上級剣士 32歳

レベル 401

HP 9610 MP 7591

腕力 4541+10 瞬発力 4500

体力 4423 生命力 5187

魔力 3299 知力 4292

攻撃力 4551+170 防御力 (1315+300)×10

ボーナスポイント 0

スキル

獲得スキル・ボーナスポイント5倍

獲得経験値50倍 上限突破

感知能力 自然治癒 防御力10倍

鑑定 重撃 麻痺治癒力

天運 筋力アップ3倍増 毒治癒力

知力アップ3倍増 瞬発力アップ3倍増

体力アップ3倍増 生命力アップ3倍増

魔力アップ3倍増 剣攻撃4倍

感知能力 闘気 毒防御 麻痺防御

アイテムボックス 異常耐性 料理

腕力+10 攻撃力+170 防御力+300

スキルポイント 0

精霊ドリアードの加護

精霊ウンディーネの加護

森の支配者

水辺の支配者


「凄くレベル上がっていたな」

「信じられない上がり方です・・・強すぎます」

ウルが呟く

「まだまだ強くならないとな!」

「え!これ以上強くなるつもりですか?・・・」

ウルが苦笑いしている

「ジン様は凄いのです!安心です~~」

ドリーが笑顔で飛び回っている

「少しは強くなったから安心が出来る」

ジンが呟くとウルが苦笑いしている


「ジン様ーどうでした?」

クレアが笑顔で言う

「転職しても弱くなるから、このまま出発する事にするよ」

「ジン様が強いと安心できます」

クレアが笑顔で言うと宿屋に帰る事にする

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る