第37話 クレアの転職

それから数日後、全部の領域に結界を張り、一度王都に戻ることにする。早速クレアは能力測定に向かい、サーラとジンが同行して能力を見る


名前 クレア

ジョブ 見習い魔法使い 14歳

レベル 100

HP 748 MP 903

腕力 245 瞬発力 348

体力 349 生命力 399

魔力 503 知力 400

攻撃力 245 防御力 101×2

ボーナスポイント 200

スキル

獲得経験値5倍

アイテムボックス

防御力2倍

スキルポイント 200


「え!レベル100なんてあり得ない!!」

サーラが驚いている

「凄く強くなっていたね」

クレアが笑顔でジンを見ている

「こうなるとスキルだよね」

ジンが呟くと、クレアは魔法のスキルを探し始める

「魔法詠唱と各属性の魔法で良いのかな?」

ジンが聞くと、ウルが頷いている


名前 クレア

ジョブ 魔法使い 14歳

レベル 1

HP 375 MP 452

腕力 123 瞬発力 174

体力 175 生命力 200

魔力 252 知力 200

攻撃力 123 防御力 151×2

ボーナスポイント 0

スキル

獲得経験値5倍 アイテムボックス 防御力2倍

魔法詠唱 火属性 水属性

風属性 土属性 光属性

闇属性 精神魔法 回復魔法

毒耐性

スキルポイント 0


「とんでもなく強くなっています」

サーラが呟く

「スキル10個取得できたのは大きいね」

「だけど、殆んどの属性魔法が使えるようになるのですか?」

サーラが真剣に見ながら言う、ウルが笑顔で頷いている

「じゃあ、ギルドで買取りをして貰おうかな?」

ジンが笑顔で言うと外に出る

「ジンさん私も更新してきます」

サーラが言うと装置を使いに入っていく


「ジンさん!私も転職しました!クレアのを参考にして、スキルを取得したので、浄化や加護を使えるかも知れないです」

サーラが興奮気味に言うと、ジン達は冒険者ギルドに向かう

「依頼は受ける人がいたかな?」

ジンが職員に聞く

「残念ですがいませんでした」

「仕方ないから、一度取り下げるが良いか?」

「はい!畏まりました」

職員は依頼書を剥がして持ってくる

「後魔石の買取りをお願いします」

ジンが言うと、クレアとサーラが魔石の大きな袋を置く。職員は中を見てからジン達を見ている

「こんなに倒したのですか!」

「倒したぞ!」

「本当に・・・・・まさかジンさんですか?」

「そうだが、なんで知っている?」

「町のギルドから王都に向かったと連絡がありましたので・・・・本当に数千を倒してくる人を初めて見ました」

職員は苦笑いしながら言う

「数えるのに時間がかかるか?」

「かなり掛かります」

「わかった、あっちで少しご飯でも食べながら待っていても良いか?それとも、明日出直した方が良いかな?」

「出来れば・・・明日の朝、来て頂いた方が良いです」

職員が笑顔で言うと、ジン達は宿屋に帰ることにする


翌朝、冒険者ギルドに向かう

「買取りの査定は終わりましたか?」

ジンが昨日の職員に言う

「ジン様! お待ちしてました、こちらが買取価格です」

職員が金貨の袋を置くと、クレアが中を確認する

「結構な金額になりましたね」

「歴代一番になれると思います」

職員が微笑みながら言う

「それは凄いですね、頑張って殲滅したから嬉しいですね」

ジンが笑顔で言うと、職員が苦笑いしている

「ジン様は、魔王軍と戦わないのですか?」

「魔王軍?別に気にしていないですね」

「沢山倒せば名声も名誉も得られますが?」

「面倒ですね、自由が1番です」

ジンが笑顔で言うと職員が驚いている

「名声を必要としない冒険者など初めてです」

「地位も名誉も死んだら終りですからね」

ジンが笑い出すとドリーが大笑いしている

「そうですか・・・相当な実力者なのに・・・」

職員が呟くと、ジン達は、冒険者ギルドを出ることにする

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