第14話 リザード討伐初日と冒険者達
冒険者達の方に戻っている最中、冒険者4人がリザード3匹に包囲?されているのを見つける。歩いて近付くと戦いを見ている
「ジン様劣勢の様ですが助けないのですか?」
「横取りしたら起こられるからな」
ジンは呟き遠目から飛ぼうとしているリザードを見付けて飛ぶタイミングで空中で首を捕まえる
「キャーー!!」
ジンを見た女性が涙目で叫ぶ
「横取りになるのかな?」
ジンが苦笑いして言う
「え!・・・・いえ倒してください」
女性が言うとジンはナイフを抜き首を斬り落とすと胴体が地面に落ちて黒い霧になっていくと魔石が残る
「頼む手助けしてくれ」
「横取りになるが良いなら助けるが・・・」
「頼む!!」
冒険者達が言うとジンはリザードを踏んづけると腹を蹴飛ばしてひっくり返したあと剣を突き刺す
「は?・・・・」
冒険者は唖然とする
「油断していると危ないぞ」
ジンが言うと冒険者は慌てながらリザードの方を向くとジンは冒険者達の後にいく
「牽制しているだけじゃ倒せないぞ」
「1匹なら大丈夫なのだが・・・」
冒険者が慌てて言う
「は? その程度で冒険者しているな・・・」
ジンはリザードの前に出るとリザードを捕まえて引きずってくる
「取り敢えずトドメを刺してくれ」
ジンが女性冒険者に言うと女性は驚きながらおそろおそろ近付く
「あのーよろしいのですか?」
「早くしてくれ」
ジンが言うと女性は短剣を抜いてリザードに突き刺そうとするが刺さらない
「力入らないのか?」
「うっ・・・ダメです・・・私では無理です」
女性が涙目で言う
「仕方無いがそれでよくリザード討伐に来たな・・・」
ジンは苦笑いしながらリザードを地面に叩きつけて剣を突き刺す、リザードは黒い霧になって消える
「すいません・・・」
女性が謝りながら申し訳なさそうにしている
「もっと弱いバッタとか倒して実力を付けてから討伐に参加した方が良いな」
ジンはそう言って帰ろうとする、男達はリザードに一斉に武器を突き刺そうとしているがリザードが暴れて逆に噛みつかれそうになっている
「たったっ助けれくれ!!頼む」
ジンは溜め息を吐きながら、リザードを蹴飛ばすとリザードは転がり起き上がり、噛みつきにくると冒険者の槍を持ってリザードに突き刺す
「ギャーガー」
リザードは動かなくなり黒い霧になって消える
「ありがとうございました」
冒険者達は、ジンにお礼を言った後、ジンの後を歩いてくる
「ジン帰ったか・・・何か有ったのか?」
セルシオは、後を歩く冒険者を見てから聞く。冒険者達は説明をしている
「やっぱり実力派だったか・・・1人でリザードを余裕に倒すとは・・・」
セルシオがジンを見ている
(どのぐらい強いだ?)
「なんで倒せる実力もない冒険者を連れてきている?」
「は?リザードは強いから倒すのは苦労するぞ・・・この町の冒険者でも倒せる者は少ない」
「もっと実力を付けてからでないと死ぬぞ」
ジンが言うと冒険者とセルシオは苦笑いしている
「セルシオ大変だ!リザード6匹に追われながら冒険者が逃げている!助けないと危ない」
冒険者が報告にくるとセルシオは向かおうとするが
「ジン手伝ってくれ」
一言言うと走り出す
「ジン様実力を見るのも良いと思います」
ドリーが肩に座りながら言うと、ジンも追いかける。セルシオはリザードに接近して剣を振りリザードに傷を負わす、次々と切り裂いて倒している
「怯むな!冷静に対処しろ!」
セルシオが叫ぶと、冒険者達はリザードに一斉にかかっていく
「え!あの程度?」
ジンが呟く
「ジン様が強すぎるだけだけど」
ドリーが呟くとジンは苦笑いしている
セルシオ達がリザードを片付けて戻ってくる
「ジン見ていたのか?」
「想定外の方からリザードが来ないか見ていた」
「は?・・・そうか」
セルシオは苦笑いしている
「全員実力が無さすぎる、これでリザードを討伐するなんて無理だと思うぞ」
「は・・・リザードが大量にいると戦うのは苦労するだろう?違うか?数合わせ必要だと思うが・・・」
「全員で戦うから他のリザードが来たときに、対応が出来ないだけだな」
ジンが言うとセルシオが苦笑いしている
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