第13話 リザード討伐初日の1人で討伐

翌朝、冒険者ギルドに到着すると冒険者達が集まっている

「あ!来たか!時間通りだな」

「あー・・・だけどこの数で行くのか?」

周囲の冒険者を見てから聞く

「そうだ・・・自分の身は守れるか?」

「冒険者なら当たり前だろ?違うか?」

ジンが苦笑いしている

「そうだな、そうで無いとソロで冒険者は出来ないな・・・セルシオだ頼んだぞ」

「ジンだよろしく」


「この討伐の指揮は俺が取ることになっている!各自準備が出来たら馬車に乗ってくれ、全員で26人だ!」

セルシオが言うと冒険者達は馬車に乗っていくと馬車は走り出す

「ジンだったな、1人で危なくなったら助けを呼べよ助けてやるからな!」

「ソロで冒険者なんてよくやるよ」

馬車の中で冒険者達は話しながら進み、夕方目的地に到着する、周囲は草原と岩が転がっているエリアがある、周りに石を積み上げた柵に囲まれた中に入る

「各自協力して食事とテントを作ってくれ」

セルシオが言うと冒険者達は、テントと食事の準備を始める。ジンは1人で自前のテントを作り始める

「テントを用意していたのか?手際が良いな」

「セルシオ、何が有るか解らないからな」

ジンが苦笑いする

「職員から聞いていたが本当にアイテムボックスを持っていたのだな・・・」

「そうだ・・・運が良かっただけだ」

ジンが笑う

「明日から頼んだぞ」

セルシオが苦笑いしている。冒険者達はみんなでご飯を食べ始める


テントに戻り

「ジン様領域から出てきたリザードが荒らしている見たいです」

ドリーが宙に浮きながら笑顔で言う

「魔力溜まりか・・・結構数がいるのか?」

「動き出したら、かなり面倒な数です」

「予定通り1人で狩りに行くか!」

ジンは呟き寝ることにする


翌朝、冒険者達はパーティー毎にリザードを狩り始める

「ジンは無理するなよ」

セルシオが笑顔で言う

「ちょっと狩ってくる」

ジンは笑いながら言うと1人で歩いていく、そして見えない位置までくると走り出して、ある程度離れた位置で結界を解くと周囲の魔物がジンを見付けて襲ってくる

「凄い数だな・・・」

ジンは呟くと剣を抜き片っ端から切り裂き始める。周囲に黒い霧に包まれ始めるとリザードの体液攻撃が始まり、ジンはかわしながら接近して、剣を振るとリザードは黒い霧になる

「やっぱり弱いな・・・」

呟きながら次の獲物に接近して剣を振る

「ジン様アントの大群です」

ドリーが叫ぶとかなりの数のアントが接近して来ているのを確認して、アントとの距離が縮まるの待ちながら周囲の魔物を切り裂き続ける

「面倒だな・・・」

「ジン様面倒ですが、すぐに倒せます」

ドリーは肩に座りながら言う

「飛ぶのも面倒になったか?」

ジンが笑うとドリーは足をバタつかせて笑っている。アントが接近してくるとジンは次々と切り裂いているが減っている様子が無い

「面倒だな!!本当に噛みついてもダメージ無いのに・・・」

「ジン様の防御力を突破出来る、攻撃なんて無いです」

ジンは適当に剣を振り回し続ける。やっとアントが消えていなくなる

「ジン様終わりです」

ドリーが嬉しそうに言うとドリーは魔石をツタを使い拾い集め始め、ジンも魔石を拾い集め始める

「ドリー結界は張れるか?」

「今張るからね」

ドリーが結界を張るとジンは夜営地の方に歩き出す

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