2章 冒険者と常識外れの強さ
第12話 冒険者ギルドに怪しまれてしまった
久しぶりに町に向かい冒険者ギルドに入る
「え!ジンさん!お久しぶりです」
「買い取りを頼む」
ジンが魔石の袋を置くと中を確認して数え始める
「ジンさん本当は相当強いのでは無いのですか?」
職員が真剣に見ている
「ある程度は強くなったが、まだまだだよ」
「ギルドカードを更新しますので、鑑定させてもらっても良いですか?」
職員が装置を見ている
「わかった」
ジンは鑑定装置を使い鑑定する
「え!剣士・・・そんな筈は無いですよね・・・」
職員が疑問に呟く
「剣士のままだよ」
ジンが微笑みながら言う
「転職はしないのですか?」
「2ヶ月前に剣士に転職したが頻繁にした方が良いのですか?」
「そうですか・・・・気のせいですね」
職員はギルドカードを更新して手渡す
「買取りはどうですか?」
「あ!!すいません」
職員は慌てて他の職員と数え始める
「こちらが硬貨です・・・」
硬貨が積み上げられると袋に入れてから掲示板を見ている
(妖魔の森の調査か・・・ゴーレムが守っているから大丈夫か・・・街道の魔物討伐も有るね)
全部見てから宿屋に向かおうとする
「おい!オッサン!テメエだよ!!」
ガラの悪い男達がニヤニヤしている
「用は無いので失礼します」
ジンは軽く言って出ていく
「おい!!待てや!!このオッサン!!」
男達はいきなり殴りジンはわざと殴られる
「金だしな!!死にたくなかったらな!!」
男が言うと周りの男達がニヤニヤしている
「渡す金は無いな」
「じゃあ痛い目みな!!」
男が殴りにくるが今度は手で受け止める
「礼儀も何も無いな・・・」
ジンは苦笑いする
「クソが!やっちまえ!!」
男が叫ぶと他の男達もニヤニヤしながら歩いてくるが、ジンは拳を握ったまま男を壁に投げ飛ばす
(ドン!!)
「なんだ!!大丈夫か!!」
男達が驚いている
「喧嘩売ったのはお前達だから、躾ぐらいはした方が良いかな?」
ジンはそう言うと微笑む
「クソーやっちまえ!!」
男達が一斉にかかってくると、ジンはかわしながら、一人ずつ投げ飛ばして壁にぶつけていく
「ん?もう終わりか?」
「なんだ!!つっつっ強い!!オッサンのクセに!!」
「さっきからオッサン、オッサンうるさいな!!痛い目みたいか?」
「クソー覚えてろ!!」
男達は逃げ出していく
「やっぱりジンさん強いのですね」
職員が苦笑いしながら見ている
「ある程度ね」
ジンは苦笑いして言う
「実は、強い冒険者を募っていたのですが、どうですか?」
「面倒だからな・・・」
「報酬は倒した数でお支払しますのでお願いします」
職員が真剣に言う
「素人が混じると面倒だろ?それにEクラスだからね」
「依頼を受けてないだけですよね」
「え?まだまだ素人です」
ジンは笑っている
「本当に怪しいですよね」
職員が言っていると、一人の冒険者がくると職員と話している
「ジンだったな素人でも構わない!腕が有るのは職員が認めているから一緒にリザード討伐してくれないか?勿論何か有ったら助ける、明日馬車で出発するから朝ここに集まってくれ!勿論食料とテントはギルドで用意してくれる」
男が笑顔で言う
「わかりましたが・・・どうなっても知りませんよ」
ジンが苦笑いしながら言うと宿屋に向かう
「・・・・・底が見えない・・・相当デキる」
男が呟く
宿屋で部屋に入る
「ジン様良いのでしょうか?」
ドリーが心配そうに見ている
「結界はどのぐらい持つのかな?」
「約2日です」
「魔物と戦い始めたら間違えなく結界が切れるか」
ジンが考え始める
「再度結界を張るには3時間欲しい」
ドリーが苦笑いしている
「仕方ないか・・・有名になりたくないが適当に戦うしかないな」
ジンが苦笑いしていると一度武器と防具と食料を買いにいくことにする
「ジン様ステータス更新はしないのですか?」
ドリーが真剣に見ている
「そうだな・・・もうどうでも良いけど」
ジンは苦笑いしながら装置に向かうと状態を確認する
名前 菅原仁
ジョブ 剣士 32歳
レベル 152
HP 1618 MP 1570
腕力 1081+10 瞬発力 999
体力 845 生命力 973
魔力 797 知力 783
攻撃力 1081+30 防御力 (630+200)×3
ボーナスポイント 0
スキル
獲得スキル・ボーナスポイント5倍
獲得経験値30倍 上限突破
感知能力 自然治癒 防御力3倍
鑑定 重撃 麻痺治癒力
天運 筋力アップ倍増 毒治癒力
知力アップ倍増 瞬発力アップ倍増
体力アップ倍増 生命力アップ倍増
魔力アップ倍増 剣攻撃2倍
感知能力 闘気 毒防御 麻痺防御
アイテムボックス 異常耐性 料理
腕力+10 攻撃力+30 防御力+200
スキルポイント 370
精霊ドリアードの加護
森の支配者
「これなら生き残れるかな?」
「え?こんなに強くてまだまだ不安なの?」
ドリーが苦笑いしている
「何が有るかわからないからな」
「何が不安なのよ!」
「何が有るかわからないからな!」
ジンが笑い出すとドリーも笑い出す
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