第9話 魔力枯渇

翌朝食料を買い込んで森に向かうと途中森の中心の泉に寄り

「マスター権限オープン」

ジンは状態を確認する

「こっちはウッドゴーレム使えないのか」

ジンが呟く

「ウッドゴーレムは泉では出来ないよ」

「泉は守護者はいないの?」

「アクアゴーレムが出来るけど中央は無理だよ」

ドリーが笑顔で言う

「周りでなら出きるんだね」

ジンが笑顔で言う

「マスター権限クローズ」

ジンは街道と反対側の泉にいくとマスター権限でアクアゴーレムを作る

「ジン様!!何で!!私の取り分が減るよ!!」

「ドリーは森を守れないからね、いない間の守備を任せられるアクアゴーレムの方が必要だ」

ジンが笑いながら言うと結界を一部解いてアクアゴーレムに戦わせると日が暮れるまで戦わせてから再び結界を張る

「ドリー回復ね」

ジンが言う

「うーー!やだ!!」

ドリーがそっぽ向く

「良いのかな?我が儘?」

ジンが言う

「いえ!喜んでやらせてもらいます」

ドリーが嫌々回復させる

「マスター権限オープン」

確認を始めると支配者と代理人のポイントをプラス2する

「マスター権限クローズ」

「もっと欲しい!!」

「我が儘?」

「ありがとうございます。ジン様は、凄く優しいです」

ドリーが苦笑いしている

「アクアゴーレム分より増加が大きいから森は繁栄するね、欲張りのドリーが全部取ろうとしたから魔物に奪われたんだろうね」

「え!何で!!私に魔力が集まれば1番良いだよ!!」

「だから破滅して魔物に食べられたでしょ」

「うっ!!何で食べられたことを知っているのよ!!」

「バッタに食べられたら楽しかったよね」

「嫌ーーーー!もう食べられたくない!!」

ドリーが泣き始める

「命令は絶対聞くこと!良いね」

「はい・・・ジン様」

ジンは笑いながら寝床の木の家に向かう


翌朝ウッドゴーレムの結界解いて戦わせて始める。隣接する支配域に進み魔物を倒しながらボスを探す

「魔物が少ないね」

「え!だってどれだけ倒したの?ウッドゴーレムを攻撃に沢山来ているでしょ」

ドリーが笑顔で言う

「じゃあ周りのボスを倒して奪いやすいね」

ジンは笑いながらボスを発見する、茶色い蜥蜴とかげが岩の上でこっちを見ている。ジンは走って接近すると蜥蜴とかげは体液を飛ばしてくるとジンはかわしながら剣で斬り付けると蜥蜴の頭を切り裂き黒い霧になって消えていく

「あれ?弱すぎる」

「ジン様が強くなりすぎただけ!! あの攻撃力すごいですから!!」

ドリーが笑顔で言う、ジンは岩に触り

「マスター権限オープン」

状況を確認してから全部森への魔力供給に変える

「私にも魔力頂戴!!」

「繁栄してからね! 我が儘かな?」

ジンは笑いながら言うと、ドリーが慌て出す。閉じてからウッドゴーレムの所に戻るとウッドゴーレムはまだ戦っていた。結界をを張り殲滅してからドリーに回復させる

「隣接する中心部はどこかな?」

「え!中心部は向こうだよ」

ドリーが言う

「明日は叩きに行こうかな?ウッドゴーレムが頑張って雑魚を片付けてくれている間にボスを全部倒して支配件を奪えば良いからね」

「は?卑怯!空き巣みたい!!」

ドリーが言う

「戦略だよ!ドリーは強欲だから負けるだけだね」

ジンが笑顔で言う

「魔力が欲しいだけだもん!!」

「それで自滅するだけ、強欲はただの愚か者だよ」

「えーー!魔力が沢山欲しいだけなのに」

「魔力沢山有っても奪われたら終わり」

「そうだけど・・・・欲しいものは欲しいの!!」

「まだまだ調教が足りないね」

「うっ!魔力減らさないで!!」

ドリーは焦り出す

「ウッドゴーレムは非常に役に立つね!ドンドン強くなって守りは任せられるからね」

「強くなるけど、ただのゴーレムだよ!!」

「守りを任せられれば、何が有っても魔力を奪われないからね」

「そうだけど・・・」

ドリーは悔しそうにしている


翌日、ウッドゴーレムに雑魚と戦わせている間に中心部にいく。大きな蛇が集まっている

「面倒だな・・・全部倒すしか無いけど」

ジンは苦笑いしながら歩き出す。蛇は次々と襲いかかってくるがかわしながら斬り捨てて進む、巨大な大蛇が現れ飛び付いてくる

「危な!!」

ジンはかわしながら剣で斬り付け続けるが中々倒せないで何時間も戦い続けると最後は剣を頭を突き刺し黒い霧になって倒す

「疲れた・・・・」

ジンが苦笑いしながら呟く

「早く魔力頂戴!!」

「我が儘?」

「え!何でも無いです」

ドリーが黙ると周囲を確認してから窪みを見付けて

「もしかしてここが中心部?」

「ここが泉だよ!水も無いけど」

ドリーが言うとジンは手をかざして

「マスター権限オープン」

文字が現れると繁栄度ほとんどゼロになっている

「これが強欲のなれの果てだね」

ジンが呟く

「うそーーこんなに苦労したのに!!魔力がほとんど無い!!なんで!!」

「強欲だから全部自分で吸収したから魔力が枯渇したんだね」

「え!枯渇・・・・」

「ドリーも同じことをしようとしていたからね」

「いやだーーー!!!枯渇なんて!!絶対いやだーーー!!!」

「じゃあ復活するまで待つしかないね」

ジンは笑いながら調整してからウインドウ閉じる。向かってくる魔物を倒し始めると昨日の岩までいく。強そうな魔物を後から次々と倒して周囲の魔物を殲滅する

「ドリー魔石拾いよろしく」

ジンはそう言うと食事を始める。魔物が集まって来たのを確認すると魔物を殲滅してから、ウッドゴーレムの所に帰ることにする


「あ!大分ウッドゴーレム傷ついているね」

ジンが見ると片腕が無くなっている

「治すのイヤー」

ドリーが言う

「我が儘?」

「喜んで治します」

「結界を張ってから殲滅後だね」

ジンが笑顔で言うと結界を張ってから、魔物を殲滅をする

「マスター権限オープン」

ジンは状態を見る

「森の繁栄がかなり上がったね、支配者と代理人のポイントを10プラスかな? 結界も強化出きるね」

ジンが笑顔で言う

「魔力!!ありがとう!だけど・・・」

「我が儘いいたいの?」

「何でもありません・・・・ケチ」

ドリーは慌ててウッドゴーレムを治し始める

(ジンのケチケチケチ!! 逆らえない!!)

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