ここまでのあらすじと人物紹介とその他もろもろ
あらすじ
5歳の少女、リーシャはただの東の端にある村の村娘だったが実はカシュクラン帝国の大公家 ロンデンヴェル家の者だった事が判明!
しかもリーシャの母、シェリアンはSSS級冒険者で捨て子だったリーシャを引き取り自分の血を分けた事を知る。
その後帝都へ行って皇帝に会う事になる。
皇帝に今現在、
平和の楽園と呼ばれたセナーラン王国を滅ぼしたドンデ王国が
そのセナーラン王国の財宝、イレークスという杖がカシュクラン帝国の東にある!!
と訳の分からない事を言っているため
何かとその身分が役に立つだろうと秘密裏にリルガン皇子を連れて行ってくれと頼まれる。
そこでセナーラン王国の説明を聞いたリーシャだが自分の頭に帝都に行く前からずっとこびり付いていた“イレークス”と言う言葉と自分の不思議な髪色と目の色の組み合わせで自分がセナーランの貴族だったのではと考える。
図書館で司書にセナーラン王国の貴族に稀にその組み合わせが産まれる事があると聞き、それを母達に話さないままリルガン皇子と母と共に村へと帰ったのだった…
登場人物
主人公
リーシャ・フォン・ロンデンヴェル
(リーシャ・ヴェント)
現在5歳の少女。
シェリアンの娘。
最北端の村であるゲンデム村の村娘として育つ。
4年前に捨てられた捨て子で、シェリアンに魔法で血を分けられたことによりロンデンヴェル家となる。
リーシャ自身は知らないが実はセナーラン王族の生き残りの王女である。
シェリアン・フォン・ロンデンヴェル
(シェリアン・ヴェント)
リーシャの母親。
ロンデンヴェル大公家の長女。
その身分でありながら冒険者になり、現在
世界に数人しかいないSSS級。魔法のスペシャリスト。
5年前帝都を飛び出し家出してゲンデム村で暮らすが4年前にリーシャを見つけて育てる。
カシュクラン帝国中心部の人達
リルガン・フォン・アースド・カシュクラン
13歳。カシュクラン帝国の第八王子。
母親に育てられわがままで偉そう。
領主が死んだ事によりゲンデム村を含む領土の代理領主になるがすぐに呼び戻される。
その後リーシャ、シェリアンと共にゲンデム村へと向かう事になった。
サンデル・フォン・アースド・カシュクラン
11歳。カシュクラン帝国の第9皇子。
いたずらっ子でシェリアンとよく悪巧みをする。
スロンドランティス・フォン・アースド・カシュクラン
カシュクラン帝国皇帝。
ドルフェイやシェリアンとは幼なじみ。
ドルフェイ・フォン・センブランド
カシュクラン帝国第3近衛騎士団長。
シェリアンと皇帝と幼なじみ。
センベルト・フォン・ロンデンヴェル
カシュクラン帝国ロンデンヴェル大公。
第2の天使とも呼ばれる。
サルバルト・フォン・ロンデンヴェル
カシュクラン帝国の宰相。ロンデンヴェル家の次男。
少し堅苦しい。
マール・フォン・ロンデンヴェル
ロンデンヴェル家長男の息子。
リーシャと同じ代。
サンデラ・フォン・ローガスト
カシュクラン帝国の城の司書。
結構偉い役職で知識量で帝国一。
シェルドネ学院の出で、黒ドラゴンの子孫。
元は平民で選挙で司書になり貴族位を貰った。
主要な国
カシュクラン帝国
ドンデの次に大きな国土。
かなり栄えていてリーシャもそこに住む。
亡国セナーラン
かつてセナーラン王国だった。
かつては最大の国土を持ち、とても豊かな国で「平和の楽園」と呼ばれた。
魔法技術の高い国でいくつもの不思議な魔法を使っていた。
しかし王族の裏切りに合いドンデ王国に滅ぼされてしまう。
唯一第2の天使がいない国。
ドンデ王国
セナーラン王国の国土を得たおかげで国土1位に躍り出た。
国王がイレークスを手に入れた王子を王太子とすると言ったので王位争いが起きている。
ここまでに出てきた言葉の意味
魔法
杖を持つことで使える。
その本質は分かっていない。
豆知識 杖を持たなくても魔法のような物を使える人達が居るらしい…?
天使
神に作られた存在と神話により伝えられている。第1、第2合わせて200人いたと伝えられる。
初めに産まれた天使→第1の天使
次に産まれた天使→第2の天使
かつて国は神が地を100個に分けて第一、第二の2人ペアでそれぞれ任せたと考えられている。
ロンデンヴェル家→カシュクラン帝国の第2の天使
セナーラン王国だけは第2の天使がいなかった。
イレークス
天使が国を作る際、神が自分の持ち物を1つ与えたとされるがセナーラン王国の場合杖だった。その杖をイレークスと呼ばれる。
代々セナーラン国王に受け継がれる。
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