自主企画参加も確認が大事(うっかりが迷惑行為になることもある)
更新頻度は緩やかな右肩上がりという、のんびりしたペースで続けている私も、一応新作の公開や、不定期連載作品のエピソードを追加したタイミングで、自主企画にそっと参加するのが常だったりします。
カクヨムのありがたいところは、こうした公式以外のユーザー主導型企画が次々に打ち出せるところで、私も常連の如く入り浸る企画主さんが数名いるわけです(毎度、お世話になっております)
もちろん、新規参戦をする企画の方が多いのですが、そんな時は(当たり前ですが)企画内容をちゃんと読むことを徹底しています。
企画募集の趣旨に、投稿作品が合致しているか。
投稿数を守っているか。
この二点はマスト項目。
いくら個人が打ち立てている非公式な企画とはいえ、そこでのルールや縛りは主催者に権限があるわけで、確認を怠ると、ただそれだけのこと(うっかり)が揉め事に発展することもあるんですね、これが。
短編、完結作に限ると書いてあるのに、超長編の連載中を堂々と放り込んできたり。
一人一作までと書いてあるのに、一覧に同じ作者の名前がずらりと並んでいたり。
カテゴリー指定のある企画なのに、カテゴリー違いの投稿作品が乱立したり……。
自作の宣伝目的でしょうから、手当たり次第となる気持ちも分からなくはないですが、はたから見ていて心象悪いよね、という話でございますよ。
この辺りは、まあ、主催者権限で折々企画から弾かれたりもしていますが、それだって、企画主の手を煩わせているわけですから、参加する方のモラルとマナーだって大事です。
同じ企画に参加していれば、他の作品を自発的に読み回るのはヨムヨムの習性なのですが、時々、コメ欄が荒れている光景を目にするわけです。
その時参加した自主企画は、テーマ(図書施設が舞台になっている作品募集)縛りがあったのですが、たまたま読んだ作品が、酪農体験談だったんですよ。
私も「??」だったんですが、主催者が企画タイトルを伝えた上で丁寧に「趣旨違いなので、申し訳ないけど参加をご辞退ください」とお願いしているコメントに、「◯◯公募にそんな縛りありませんよね、あなたにそんなことを言われる筋合いありません」ってキレ散らかしてる作者さん——。
どうやら、その作品で別の公募アタックをしているようなのですが……自主企画の内容は、ちゃんと確認しましょうね……大事なことですよ……と、思わずにいられなかったのです。
まあ、読んだ時点で私もその作者の作品プレビューに貢献したことになってしまうのですが、こちらとしては、なんとも釈然としませんよ。
そして、直接関わったわけではないけれど、次からヨムヨムとしての個人的嫌厭作者リストに、その方がそっと載るわけです。勿体無い話ですよ、自分で読者の裾野を狭めていくわけですから。
そして、これは私の場合の自衛として気をつけていることなのですが、趣旨がふわっとしている企画には参加しない、というのも案外転ばぬ先の杖という感じで大事だったりします。
例えば、「気持ちを込めて書いている作品」「丁寧に執筆している◯◯ ←ジャンル」とか、一瞬でも「え、どういう意味だろう?」と悩んだ文言が並んでいる企画には近寄らないようにしています(苦笑)
どんな作品も気持ちを込めて書いてるし、丁寧に執筆してるけど、企画内容を読み進めると、主催者権限でサクサク弾いている作品があるっぽい……となると、参加予定者としては混乱するしかないので、とりあえずそんな時は素通りします。
気持ちとか丁寧って、人それぞれの主観によって振れ幅が大きいので、指標としては厄介だったりするんですよね。
悩んだら触らない、というのもオオゴト(迷惑)にならないための小さな自衛手段の一つだよ、という話です。
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