迂闊に星を投げると荒らしと勘違いされる

 カクヨムの読者評価の指標である「星」について、迂闊に投げると痛い目を見ることもある……という話です。


 公式の星評価基準の一つとして、

 星一つ=イイネ!

 星二つ=めっちゃイイネ!

 星三つ=すんばらすぃ!(意訳済)

 とか、あるいは完結に向けての期待値の上昇を表現するという指針が示されているわけですが、投げた星を受け取る側の認識は必ずしもそうじゃないという捻れ現象が、時と場合でトラブルを招くこともあるんですね……。


 星一つでも、「イイネ!」してもらえたと喜ぶ書き手(=わたしはどちらかというとこのタイプ)がいれば、星一つがあたかも公開処刑のように感じる方もいらっしゃる……迂闊に「イイネ!」すると、「こいつ星一つで評価しやがった。遠回しの嫌味か」と思われ、気が付くとそっとブロックされているというのは何とも悲しいです。

 悪気は無くても、星一つという「イイネ!」が書き手さんを傷付けることがある——どうしたらいいんだ(滝汗)


 正直、星一つを投げる行為自体が在らぬ地雷を踏むと思うと怖いです。

 星の投げ方に戸惑った時は、とりあえずハート応援だけ押して評価を保留するという対応に切り替え、その間は色んな方のエッセイを読み歩いては様々なケースを参考にさせてもらっています。(些細なことかもしれませんが、案外揉めることってあるんですね)

 わたしの場合は、とりあえず連載中の話数を最新まで読破してから、改めて星をいくつ投げるか考えるようになりました。面白いと思っても、途中話までは星投げを保留(=我慢)してじっくり読むようにしています。最初に期待値で星を投げて、後から削るのも感じ悪いしなあと思ってしまうので。


 実際、わたしの経験したケースなんですが、ありがたく頂戴した星が、結構気付くと削れてることがあるんですよね……。読み合い企画とか参加して、たまに「あれ?」と思うことありません?

 企画参加中、割とぱんぱん星が飛んできてニンマリするんですが、しばらくすると流星の如くスーッと消えている(笑)

 最初は「えぇ——!」とショックを受けていたりもしたのですが、慣れると達観できるものですね。夜空の何ちゃら流星群を見る感じに近いです。実際、流星群が地上に落ちて隕石のカケラ拾うことってまず無いですもんね。見られたらラッキーくらいのもんです。まずは人様の目に作品が触れる機会ができれば良し。


 それに一番の課題はわたしの筆致がまだまだ未熟という点です。これは精進あるのみです。星の増減より飽きさせない文章を追求する方が大事。これはもう書き続けて自分なりに習得するしかないですね、多分。


 何やかんやでなるべく揉めないためのもう一つのわたしなりの改善点(?)として、しばらくは速読も封印することにしました。(後日談で懲りた)

 まあ、個人的にツボるような作品は気が付くと速読してたりしますが……(懲りたのか懲りてないのか・苦笑)


 こうやって振り返ると、結構わたしも知らないうちにやらかしてるんだなと、反省材料がポロポロ出てくるものです。気付いた時がタイミングですね、気を付けよう……。

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