2.文字数が余りまくったので蛇足

 私はいくつかのネットゲームをやっている。胸を張って声を大にして言うがどのゲームも無課金プレイヤーだ。あ、一つだけ月額MMORPGをやっているので、ほぼどのゲームも無課金に訂正。

 ネトゲをするときに一つ、私にはポリシーがある。自分からフレンドに誘わず、相手から誘われたらフレンドになる――というものだ。ちなみに手あたり次第の辻フレンド申請でも登録はする。

 なのでどのゲームもフレンドは10人にも満たない。だいたいソロプレイヤーとなっている。もう一度ちなみにを使うが、リアルスマホの電話帳登録も友達は10人に満たない。

 ――あ。なぜだか画面が水中のように揺らめきだした。ぐすっ。


 カクヨムも他の小説投稿サイトも同じで、フォローやフォロアーが多ければ多いほど読んでもらえる人が増え、ソロプレイヤーじゃなくなる。そういった意味では、カクヨムでも私はソロプレイヤーだ。

 たくさんの人とフォローし合ってフレンドを増やし、お互い読み合ってカウントを増やしていく。まぁ、規約で禁止されているとことではあるが、

 誤解しないでほしいのだが、規約云々はちょっと置いておいて、読んでもらうための努力という意味では、フォローし合って自分と自分の作品を知ってもらうという行為は否定しない。むしろ、当然の努力だと思う。

 ネトゲで例えるなら、


「課金者優遇で、無課金者はほったらかし」

「廃課金ゲー」


 といった感じの発言をちらほら聞くことはあるが、阿呆かと。

 課金せずに十全じゅうぜんで遊べないことを不満がる意味がわからない。

 同様に他の作品を読まないのに、読んでほしいと思うのは我儘というものだ――と、自己反省。

 とは言え。

 学生の時ほどラノベが大好きってモチベーションでもないのが、問題といてば問題なわけで。

 同じようなモノばかりでどうも。


 前から思っていたのでここで書いてしまおう。

 ラノベをラーメンに例えるとしよう。

 ラーメンは好きだけど、毎日食べたいかといえばそうでもない。

 仮に二日連続とか昼夜連続とかになったとしたら、ジャンルは変えたい。

 ラーメンマニアな人たちは同じ味――例えば塩味てんせいものであってもさくしゃが違えば微妙にはなしも違うので、同じ塩味てんせいものでも全然OKって人も多いと思う。けどそこまでラーメンが好きってわけでもはないので、違うジャンルを食べたいと思う。

 しかしながら大半のメニュは塩味ていんせいものとんこつ味むそうもの、最近では激辛あくやくれいじょうなどが流行ってるだろうか。

 時にはラーメンライトノベルではなく、カレーライスライトぶんげい寿司いっぱんしょうせつなんかも食べようかな、と私は思うのだが。


 あ、少し話がズレてしまうが、今ルビを入れて思ったことがある。

 たまに漢字を入れたルビを見かける。まばゆい光閃光――みたいなやつだ。

 習慣や慣例を超えてくるのが若い人たちの感性だと思うのだが、今のラノベ界では漢字のルビもOKなのだろうか?


 最後に。 

 プレゼントキャンペーンのアンケートを空白で送った後に思うことがあったので、この場を借りて書いておこうかな、と。

 ライトノベルを取り巻く環境は、10代・20代がメインのコンテンツだと思う。それは間違いではないが、私のようなおっさ――ナイスミドルも過去には10代・20代があり、毎日のようにラノベを読み漁っていた時期がある。

 しかしながら、その時代時々によって若者の間で流行る食べ物が違うように、ライトノベルも時代によって変わってくる。

 今、現役の10代・20代の人たちも10年、15年と過ぎればおっさ――ナイスミドルになっていくのだ。その時、当時のラノベと現在のラノベの違いに歯がゆい思いをすると思う。自分が好きだったころのラノベは今は読まれていないのだ――と。

 そこでカクヨム様に一つ提案が。

 30代・40代・50代も楽しめるコーナーを用意していただけたら――と。

 昔懐かしい曲を聞いて思いにふける懐メロのように、当時自分がハマっていたラノベの作風で思いにふける懐ラノを読める場所。

 ライト文芸といわれる【ミドルノベル】が簡単に検索出来たら――と、常々思っていたりする。


さくしゃ読者カクヨムさま仲間ナイスミドルたち』




                    ――了――

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作家語り 維 黎 @yuirei

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