第97話 お仕置き その3
鉄枠上に置かれた鉄棒は、ガスコンロの直火に炙られているがどうするのだ!?
火に熱されている部分は、段々と赤みを帯びてくる……
15分位……。その鉄棒は直火に炙られていると……
「そろそろ、頃合いかな?」
「これだけ、赤く成っていれば行けるだろう…?」
山本さんが言葉を発した時とほぼ同時に、族の仲間達が戻って来るが、消毒薬は持っておらず、代わりに彼らの手には何故か、はさみらしき物を持っていた?
(やはり、消毒をすると言ったのは嘘だった!)
(あのはさみはどうするのだ?)
(消毒はしないが、俺達を解放させるために準備したのか?)
「さて……プレゼントの用意も出来たし、彼らも戻って来たから……まずは、愛しい鈴音からプレゼントを上げるか!」
「えっ!?」
「何を言っているのですか??」
鈴音さんは声を出すが、山本さんはそれに答えず、革手袋をはめて、熱せられた鉄棒の熱くない側の端を、乾いたタオルで掴む!!
「鈴音さん……。僕からの熱い気持ちを、プレゼント~~!!」
「初めての極太で熱い、お○んちんだよ❤」
「ひぃっ!!」
熱せられた鉄棒と言葉の意味を理解して、鈴音さんの顔は引きつる!!
山本さんが、にやけながら言い終えると同時に、数人の男がはさみを持ちながら鈴音さんを押さえ込んで、鈴音さんのスカートをはさみでいきなり切り裂いていく!!
『ジョキ、ジョキ、―――』
『ビリッ、ビリリ、ビィィ~~』
「いや~~~」
「助けて~~」
「誰か聞こえませんか!!」
「私殺されます~~~!!!」
鈴音さんはもちろん、今までに無い大声を上げるが……
「叫んでも無駄だよ鈴音…。この
「女性の声1人位では、簡単に外には漏れないよ!」
「それにこれ……結構熱いから、長くは持って居られないのだよね!」
「鉄だけど、直ぐに冷めるし…」
掴んでいた鉄棒を、火の付いたコンロの鉄枠上に戻す。コンロの火で鉄棒は再び火で熱せられる。
鈴音さんはもちろん抵抗するが、手足は縛られているし、数人の男性が寄って
鈴音さんのスカートは切り裂かれて、鈴音さんの下半身はショーツ姿にされる。
鈴音さんのショーツは白を基調とした生地で、四つ葉のクローバーのワンポイントが入った可愛らしいショーツだった。
「初めて…、鈴音のショーツ姿を見たが可愛いね……。本当に心は大人だが、体はまだ子どもの典型的な子だ!」
「本当は僕の物で、鈴音の中に入れたかったな……。鈴音の膣を僕のペ○スで挿入したかった…」
鈴音さんも、今後の予測が出来たのだろう。
「なっ、何を言っているのですか?」
「孝明さん!!」
「こんな危険な事は止めて下さい!!」
「良いよ……鈴音。その表情……あぁ、勃起してきた!!」
「俺のチームは
「強気の女だったが、最後は普通の女だったな……」
「鉄棒より、僕の肉棒を本当にぶち込みたいが、もぅ処女では無い女に興味は無いからな…」
「孝明さん!」
「私は比叡さんとは性行為はしていません!!」
「本当です!!」
鈴音さんは弁解するが、山本さんは無視をする。
「さてと、いよいよだけど……、ショーツも脱がしてからの方が、比叡君も喜ぶはずだが、鈴音も恥じらいが有るよな…」
「鈴音も女の子だ。みんなの前で、ご開帳では鈴音も嫌だろう……」
「僕の熱い気持ちだから、ショーツの上からでも簡単に突き抜ける筈だ!」
山本さんはそう言い終えると、熱せられた鉄棒を再び掴んで、鈴音さんの元に近づく。
「いや、止めて下さい!!」
「私は比叡さんとは、本当に性行為はしてません!!」
「比叡さんが無理に誘ったので、断わり切れなかったのです~~」
「私は処女ですし、孝明さんの子どもを産みたいです!!」
「孝明さん大好きです~~」
「孝明さんに振り向いて貰うために、ワザと比叡さんと関係を持ちました!!」
「そうなのか……鈴音…?」
「お前は、馬鹿だな~~」
ここで一瞬、山本さんが普段の口調に戻る。
えっ、これで許すの!?
「はい~~」
「でっ、ですから、止めて下さい!!」
「私、お嫁に行けなくなります~~、エグっ、エグっ、―――」
鈴音さんも余りにも恐怖の所為か、俺を遂に裏切り、泣きながら謝りだした……
(幾ら大人びた鈴音さんでも、命に関わるのだから、命乞いをするのは当然だよな)
(俺の体は全く動けないし、どうすれば良いのだ!?)
「……比叡君もしっかり見ろよ!」
「鈴音と鉄棒君のSEX! 鈴音が処女かどうかは知らんが、裏切った女の処女何か、貰っても全く嬉しくない!!」
「僕を裏切った罰だ鈴音!」
「これを挿入されたら、鈴音も忘れられない夜に成るだろう!!」
「嫌~~、止めて下さい~~」
(鉄棒とSEX!?)
(熱せられた鉄棒を、鈴音さんの膣に入れられたら、鈴音さんの膣は大やけどを起こして、二度と性行為は出来なく成るぞ!)
(鉄の直径は有る程度有るから、押しつけられても、突き抜ける可能性は低いかも知れないが、最悪子どもが産めない体に成ってしまう所か、骨盤が砕けたら死ぬぞ!!)
「山本さん!!」
「それは、やり過ぎですよ!!」
「鈴音さんがショック死とか、骨盤が砕けたらどうするのですか!?」
「あはは比叡君……。人の心配する前に、己の心配をした方が良いよ~!」
「君は優しいだけが、取り柄だからね~~~」
山本さんは笑いながら言う。
この人狂いすぎだろ!!
「いや、止めて、お願いだから…」
「来ないで!! いや~~~」
鈴音さんは椅子に縛られながらも暴れるが…、2人の男性のよって肩から押さえつけられる。
遂に、ショーツの前に熱せられた鉄棒が近づいた!!
「本当に可愛いショーツだ。これが似合う女の子を、ショーツと共に壊すのは本当に勿体ない……」
「これからどう成るのだろうかね? ねぇ…鈴音?」
山本さんは優しそうな口調で言うが、この後の展開は目に見えている。
これは、夢か現実どちらだ!?
「お願いですから~~止めて下さい!!」
「こんな事されたら、絶対お嫁に行けないし、普通の生活も出来ません!!」
「許してください!!」
「わぁ~~~ん、―――」
鈴音さんは……泣きじゃくる子どもだった……
今までは気丈だった鈴音さんだが、想像を上回る行為をされる事が分かってしまうと、誰だってこう成るのは理解出来るのに、俺は鈴音さんを軽蔑してしまう。
「鈴音…。痛いのは最初だけだ!」
「直ぐに神経が死ぬから……痛みは無くなるよ!」
「ひぃぃ~~、でっ、ですから、―――」
鈴音さんは最後まで、山本さんに行為を止めるように訴えかけるが……
「さよなら……僕の愛しい鈴音!」
俺はこの先の展開を考えたくも無いし、見たくも無かった……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます