生きているから遊びたい。

第139話 長編ふたつ

　現在、長編小説『悪魔少女狩り』を連載しています。

　もう完結していて、予約投稿で発表中です。

　次になにを書くか？

　お仕事恋愛長編小説に着手しています。

　面白い小説にするぞ！と気合いを入れて、まずまず順調に書き進めています。

　仕事と恋にがんばる主人公を描いています。

　１０万文字を超えるエンターテインメント小説にして完結させたい。

　しかし例によって、プロットは立てずに書き始めてしまいました。

『悪魔少女狩り』ではプロットを立てたのに、新作ではまた元の連想ゲーム執筆法に戻ってしまいました。

　完結できるかなあ。

　書きたくてたまらなくて、ストーリーを練らないまま、見切り発車してしまった……。

　散歩しているときに、もうひとつ別の長編小説のアイデアがひらめきました。

　時雨沢恵一先生の『キノの旅』のことを考えているときに、ふと旅行小説が書きたいなあ、と思ったのです。

　私は海外旅行にハマっていた時期がありました。

　その経験を活かし、現実と幻想が入り混じった旅の物語が書けないかなあと……。

　仮に主人公の名前をノアとしましょう。

　ノアは旅に出たかった。

　彼女は自分の人生経験が不足していることを痛感していた。

　なにをやってもうまくいかない。

　劇的に自分を変える方法はないものか。

　旅、とかどうかな。

　世界を放浪したら、この内気で消極的な性格を変えることができるのではないか。

　ちょっと怖いけれど、ひとり旅をしてみよう。

　彼女は旅の資金を貯めるために、あらゆる苦痛に耐え、１年間懸命に仕事をした。

　１００万円の貯金ができた。

　きっぱりと仕事をやめた。

　旅好きの友だちに相談し、ざっくりと旅行のプランを練った。

　ハンガリーはいいところだったよ、トルコははずせないなあ、エジプトもいいよ、などと友が言う。

　ノアは旅行会社へ行き、成田空港からハンガリーのブダペスト空港へ行ける格安航空券を購入した……。

　そんな感じの小説です。

　需要あるかな。

　旅の記憶が薄れています。

　うまく書けるかな。

　ファンタジーや恋愛要素を混ぜたいのですが、いまのところノープランです。

　まずはお仕事恋愛小説に全力を注ぎ、書き上げてから次の長編を手がけるのがベストですね。

　今年はバリバリ書きますよ！

　たぶん。

　釣りにも行きたい！