第10話 焚き火の煙は有害か

 焚き火の煙が目に染みて、有害かどうか気になった。

 煙草の煙が有害であるというのはすでに定説で、箱に発癌性があるなどと明記されている。

 焚き火の煙が有害かどうかネットで調べた。

 薪を燃やしただけでも、その煙は有害であるとの説が多い。

 人類が何万年も焚き火で料理をしてきたことから、気にすることはないとの意見もある。

 おそらく有害であると思われる。

 目を痛める物質が無害であるとは考えられない。

 なるべく吸い込まない方がよい。

 とはいえ、焚き火をやめようとは思わない。

 焚き火による瞑想効果は健康によく、煙の害を上回ると信じるからだ。

 焚き火中毒になってはいけないが、適度に焚き火を楽まなくては、生きている甲斐がない。

 他人に迷惑をかけないよう配慮するのは当然である。

 なお、生木は煙が出易く、十分に乾かした薪はよく燃焼して、煙が少ない。できるだけ不完全燃焼を避けよう。

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