(2)

 丈の長い白衣を着ていても、一目で女性と分かるシルエット。先にそれを発見したのは、やはり靖久であった。


 廊下の角から頭を縦に並べて覗いてみると、女性は職員室の扉を挟んで、教師の一人と談笑している様子だった。状況から鑑みるに、職員室での事務手続きか何かを終え、退室際に話題が生まれてそのまま立ち話、といったところだろう。

 職員室内では探しようがなかったので、なかなか良いタイミングに立ち会えたといえる。


「見ろよ、凄い美人だろ」


「見てるってば。嫌でも見ちゃうさ、あれは」


 こそこそと言葉を交わしながら、二人は白衣の女性を観察する。

 くっきりした目鼻立ちとふんわりしたブロンドの髪。飾り気の少ない眼鏡が、知的さだけでなく艶っぽさまで演出している。デザインにそう違いのない靖久の銀縁が厭味とねちっこさしか感じさせないのに対して、この差異はいったいどこから来るのだろうか。ある種の神秘である。


「すっげえ綺麗な髪……外国人だよなぁ」


「一緒にいた美少女は銀髪だったよ、確か」


「へえ。今はいないみたいだけど」


「どうしたかねぇ。その子もかなり可愛かったな」


「どういう関係だろ。姉妹?親子にしてはあの人若すぎるような」


「……」


「ヒサはどう思う?」


「……」


 議論を重ねながらも、英士は生身の網膜に白衣の美女の姿を余すことなく焼き付ける。靖久は途中から質問に反応を返さなくなっていたが、それも仕方のないことかもしれない。靖久も英士と同じように、彼女に見惚れているのだろう。彼女の美貌を前にすれば、そう割り切ることができた。

 彼女が腕組みをした拍子に、白衣の上からでもよくわかる胸のふくらみが強調される。破滅的なまでのその威力に、英士は一瞬我を忘れた。靖久が上からのしかかっていなければ、この角を飛び出していた可能性すらあった。


 それにしても、と英士は気付く。靖久の体重の預け方がいつにも増して優しげである。女性の美しさが、あの悪徳眼鏡野郎の胸に慈しみを生み出したとでもいうのだろうか。


 いや、靖久に限ってそれはないだろう。


不自然に思った英士は、やっとの思いで美女から視線を外し、自分の肩に手をつく存在を顧みた。そして――


「……」


 見たこともない少女の、翠緑色の瞳と目を合わせることになった。


「えっと……」


 英士の視界の隅に、すたこら逃げていく学生服の背中が映る。

 おのれ葉上靖久、この恨み忘れはせぬ。一切の躊躇もなく友を捨てる冷血漢の後姿に、英士は正義の鉄鎚執行を決意した。


 決意はしたものの、この突飛な状況の整理がついたというわけではない。


「ここで……何を?」


 何とも情けない声が英士の口から漏れる。

 授業中に出歩き、しかもそれを唆した本人に見放された英士は、ただひたすらに弱者だ。自らの現状に正当性がない以上、強気な詰問をする気概など英士にはない。

 しかし少女は、そんな腰砕けな態度を気にすることもなく、無表情のまま質問に答えた。


「先程、貴方と共にいた少年に行動の代行を依頼された。意図は不明だったが、私はその命令に従い、彼がとっていた挙動を代理で遂行していた。即ち、貴方の肩に両手を置き、前屈姿勢を取っていたのである」


 よくよく見れば、抑揚のない声で語るその少女は、この学校の制服を着ている。瞳は緑で、髪は銀。

 浮世離れしたその容姿に、やがて英士は合点がいった。


「もしかして、あっちの女の人の連れの……」


「おい、そこに誰かいるのか?」


「げっ」


 角の向こうからした男性教師の声に、英士はびくりと身体を強張らせる。


 見つかる。逃げなければ。


 急いで立ち上がろうとするも、少女の腕に引っ掛かり、咄嗟に立つことができない。英士は、少女と顔をつき合わせながら下半身はあさっての方向を向くという奇妙な格好で、職員室から出てきた男性教師を迎えることになった。


「……どうも」


 呆気にとられる教師の方に振り返りつつ、英士は愛想笑いを浮かべる。しかしこんなものは何の救いにもなりはしない。


「おまえ……!」


 我に返った教師が、叱責を浴びせんと口を開いた――その時。


「ごめんなさい、遠野先生。その子は私がお呼びしましたの」


 涼やかな声が、遠野というらしい教師の爆発を押さえ込んだ。

 英士の視界に、ブロンドの髪を揺らす美貌が映る。それはあたかも女神のような神々しさであった。少なくとも英士にはそう見えた。


「そ、そうでしたか、キャルヴィン博士……」


「はい、そうです。少し、彼の時間をお借りしても?」


 キャルヴィンと呼ばれた女性が、にっこりと笑う。これまた天使のような微笑み。遠野は「どうぞどうぞ」とへらへらしながら、職員室の方に戻っていった。


「その、ありがとうございます。助かりました」


 遠野が職員室に入るのを確認すると、英士はひとまず頭を下げた。

 意図はどうあれ、窮地を救ってもらったのだ。礼を言わなければ罰が当たる。断じて、彼女の白い足を見るために視線を落としたのではない。


「どういたしまして、と言っておけばいいかしらね。殿羽英士君」


「な……!」


 いきなり名指しで呼ばれ、英士はバネ仕掛けの玩具のように上体を起こした。目に入るのは、先ほどまでと変わらぬ、キャルヴィン博士の余裕の笑み。そして、いつの間にか彼女の隣に移動していた緑眼の少女の姿だった。


「個人的な話があるのは本当よ。ついてきてちょうだい」


 白衣を翻して歩き出すキャルヴィン博士。それにつき従う銀髪の少女。

 二人の後姿に、英士は、先程の遠野のような表情を浮かべていた。


 美女から「個人的な話がある」などと言われて、心躍らない少年が果たして存在するだろうか。呆気にとられるのも束の間、英士はへらへら笑いながら、彼女らを追いかけていたのだった。



* * *



 英士が導かれたのは、中庭に設えられた木製のベンチだった。


 この学校の中庭は、植栽の維持管理をロボットに全て任せるという実験的な取り組みが為されている。水やりのような反復行為だけではなく、雑草や虫害の対策もロボットが組むのだ。その結果どういう庭が成形されていくかを観察する。今のところロボットには不得手とされている、自立性に関する研究だそうだ。


 枯れ始めている初春の花を避けながら、雑草を一本ずつ黙々と抜いている箱型のロボットを一瞥してから、彼女は英士に向き直った。


「自己紹介をしていなかったわね。私は才花。才花・キャルヴィンよ。この子の保護者として、転入手続きに来ていたの」


 欧米の血が流れているのは間違いなさそうだが、名前から察するにハーフやクォーターなのかもしれない。流暢な喋り口を鑑みても、長く日本で暮らしていることが窺える。


 英士がそんなことを考えていると、彼から見て才花の奥側に座っていた緑眼の少女が、英士に見えるようにひょいと顔を出した。

 可愛げのある仕草に対して、表情はぴくりとも動かなかい。さっきの問答の時もそうである。あまり感情を表に出さないタイプなのかもしれない、と英士は思った。


「私はヒスイという」


 端的にそれだけ言って口をつぐむヒスイ。

 才花が「もうちょっと何かないの」と尋ねると、「よろしく」とだけ付け加えた。


「えっと……ヒスイさんは、キャルヴィン博士の妹さんですか? 子供……じゃないですよね」


「才花でいいわよ、英士君。……そうね、ヒスイは私の妹。さすがに、こんな大きな娘を持つ歳じゃないわ」


 ヒスイの頭に右手を置いて、才花が答える。

 才花に撫でられたヒスイは猫のように目を細める――ようなこともなく、ぱっちりと目を見開いたまま、それこそ翡翠のような瞳で英士の様子を窺っていた。


「私、ロボット技師をやっているの。博士って呼ばれていたのは、そういう理由よ。小さい時からロボットが大好きでね。妹は私ほどロボット好きというわけではないけど、私としては、この子にも興味を持ってほしいと思っているわけ。この町は……というか、この学校はほら、積極的にロボットを導入しているでしょう。この庭もロボットが管理しているし、校門や玄関にあった警備用も最新式だった。週に一度は、まああなたたちにとってはちょっと屈辱的かもしれないけれど、ロボットが講師を務める授業もあるわよね。そういうところで妹にも学んでもらって、私と同じ畑で活躍してほしい。そのために、ここにやってきたの」


 才花が淀みない口調で事のあらましを語る。


 確かにこの光哲高校は、最先端を生徒に触れさせようという教育方針がある。自治体の援助もあって、下手な専門学校よりも置いてあるロボットは多い。学校にはとても似つかわしくないオートウォークの大廊下も、そういう近代的なところをアピールするのに一役買っている。


 そういう事実があるからこそ、才花の説明には特に不自然なことはない。

 不自然があるとすれば、つい五分前に偶然の邂逅を果たしたただの男子生徒に、この話を懇切丁寧に説いているという状況の方であった。


「……どうして、その話を俺にするんですか?」


「もちろん、あなたが特別だからよ」


 ドクン、と心臓が跳ね上がる。こうもストレートに迫られたら、心の準備は間に合わない。

 頬を赤らめて指をせわしなく動かす英士の姿に、才花は悪戯っぽい笑みを浮かべた。


「そう、あなたは特別。だから、学校側に話している部分より先も教えてあげるわ」


 不意に才花の表情が引き締まり、英士も思わず息を呑む。「これは他言無用よ」と釘を刺され、ますます緊張が高まる。もしや大悪と対峙してもらうとか言い出すのではなかろうか。

 考えてから、案外ヒーローというものに憧れている自分に気付き、英士は内心赤面することとなった。


「心して聞いてちょうだい。……まず、さっきの話はほとんど嘘。この子は、私の妹なんかではないわ」


 先程の芯の通った身の上を、才花は真っ先に否定した。

 ヒスイがベンチから立ち上がり、英士の正面に立つ。その碧眼を、英士は魅入られたように見つめ返した。


 才花はゆっくりと一呼吸おいてから、口を開いた。


「ヒスイは人を傷つけない。それを守る限り、ヒスイは人の命令に逆らわない。そしてそれらに反しない範囲で、ヒスイは自己を守る。言っている意味がわかるかしら」


 人を傷つけない。

 人の命令に逆らわない。

 自己を守る。


 それは善良な人間の基本的な倫理感に近いが、この場合はニュアンスが違う。わざわざこの三カ条を出したということは――


「彼女はロボットよ、英士君。私が製作した最高傑作。今まで実験的にしか採用されてこなかった成長型AIを積んだ、最も人間に近いロボット。それがヒスイなの」


 ――つまり、そういうことなのだ。


「ロ、ロボット……?」


 放心したように立ち上がり、英士は一歩ヒスイから後ずさった。


 完成度が高すぎる。一見して、どころか、じっくり観察しても、彼女がロボットであることには気付けないだろう。喋っていても歩いていても、人間と区別がつくところなど全くない。


「外観に関しては、別段驚くところじゃないわよ。会社の受付業務なんかに使っているのだって、こんなものでしょう?」


「そ、それもそうですけど……」


 思考を看破された上に論破され、英士はさらにたじろいだ。


 特殊樹脂や多孔質のシリコンで骨格を組み、その上で人間の筋肉や皮膚の組織を生育する技術など、十年も前に確立している。これは外観上、人間そっくりというか人間そのものとなる手法である。才花の言った受付業務の他、ごく一部の警備用ロボットなども、こういったヒューマノイドが用いられる。


 もっとも、通常のロボットは行うべき仕事が先にあり、それに最も適した機能を与えられて製作される。手間と資金をかけて人の姿を模したところで、それによって劇的に効率が上がる作業というのは案外少ないのが現実だ。


 そのため、ヒューマノイドはそこまで頻繁に見られるロボットではない。


「ポイントはね、成長型AIの方なの。わかる? これって凄いことなんだから」


 才花の自信たっぷりな言葉に、英士は頷いた。そうだ、恐らくはそれなのだ。


 一般的なヒューマノイドは、じっくり観察すればそれがロボットだということがわかってしまう。それは、その言動にロボットらしさが滲み出てしまうからだ。生物ではないということを、直感的に誰もが察する。


 しかし、ヒスイは違った。その挙動が人間らしいのである。


 日常の、恐らくは才花の立ち振る舞いから学習して、そのように稼働しているのだろう。それが既に、ヒスイがただのロボットではないことを明白にしていた。


「ロボットは人間の手から離れて自律稼働するけど、それはあくまで、保有する能力の範囲で目的に沿った行動を取っているにすぎないわ。思考はあるけど、それは限られた容量の中における情報の流れでしかない。要は、警備用のロボットに『洗濯をしろ』と命令したところで、ロボットはそれを実行できないし理解すらしない。そうよね?」


 英士の沈黙を説明の要求と見たのか、才花が嬉しそうな顔で説明を始める。

 才花の言っていることは、確かにその通りだ。ロボットが行うことは設計段階で全てが想定され、それ以上のことをロボットは一切できない。


「でも、成長型AIは違うのよ。主な目的が警備だとしても、洗濯を教えることができる。警備も家事もできるロボットを作るのとは違うわ。予めそういう設計で作る必要はない。成長型AIは、後天的に機能を拡張することができるのよ。融通の利かないロボットが、よりフレキシブルに運用できるようになるの」


「……でもそれって、すごい記憶容量いるんじゃないですか? 結局アームとかドリルとか、外部ユニット増設しなきゃいけないこともあるだろうし」


「そうね。記憶容量については、今も研究者たちが躍起になって改善しているところよ。ヒスイに積んだのだって、無尽蔵に情報を蓄積できるわけじゃないしね。まあ後者についての私の解答は、ヒューマノイドということかしら。人の形は何かに特化させることはできないけど、とても万能だから」


 そこまで言って、才花はベンチから立ち上がる。そうしてヒスイの肩に腕を回すと、にっこりと微笑んだ。


「とは言っても、ヒスイはまだ生まれてから半年程度しか経っていないわ。まだまだ覚えるべきことがたくさんある。けれど、そろそろこの子を作った本来の目的を果たし始める頃合いかと思って、私はこの学校に来た。……いいえ。あなたに会いに来たのよ」


「本来の、目的……」


「ええ。私はね、英士君。ロボットに感情を持たせたいと思っているの。情動を備えた、どこまでも人間に近いロボットを作りたいのよ」


 才花は熱っぽく語り、ヒスイの手を取った。


 感情を持ったロボット。そんなものは今まで世に出たことがない。と言うより、その機能をロボットに求める人間がいなかったというのが正しいだろう。


 ロボットはあくまで道具である。それに感情を与えたいという才花は、ロボットに一体何を望んでいるのだろうか。


 そこまで考えて、英士は小さく首を振った。恐らくその辺りは、立ち入っても理解できない領域なのだろう。そんなことより、英士には聞いておきたいことがあった。


「それでどうして、俺のところに来たんですか」


 英士の質問に、才花はよく聞いてくれましたとばかりに胸を張る。そして眼鏡の位置をくいっと直した。


「一生の中で最も多彩な感情が溢れる時期は、ずばり思春期。違った個性を持つ者同士で手を取り合い、共に生活する『学校』という舞台こそ、ヒスイの成長を促すのにうってつけな場所と言えないかしら?」


「いや、学校を選んだのはわかります。そうじゃなくて……」


「だけど近頃の若者ときたら機械に頼ってばかり。できないことはすぐに投げるし、時間がかかることはすぐにロボット任せ。ひ弱になる一方で、ガッツというものをわかっちゃいないわ。それではダメ。ヒスイの成長に、そんなノイズはいらないのよ!」


 英士の言葉が聞こえているのかいないのか、才花はその語調をますます強めていく。


「そこであなたよ、殿羽英士君! この時代において、あなたは誰よりも人間としてのバイタリティに溢れているわ! その一挙手一投足が、ヒスイの道標になるはずなの!」


 ピシッと才花が人差し指を英士に向ける。


 彼女の主張は、ロボット技師が言うことではない気がするが、基本的には頷けた。それは英士が普段から思っていることの代弁でもある。

 そして、英士がそういった時流に逆らっていることを認めてくれている。これも嬉しいことだ。靖久を筆頭に、英士の姿勢を良い方向に評価する人間は極めて少ない。


「だからお願い。英士君、この子を導いてあげて!」


「お断りします」


 しかし、その上で。

 英士は迷いなくそう答えた。この答えは決まっていた。


 人の頼みごとを無下にできない性格でも、しかもそれがとびきりの美女の願いでも、これは揺るがなかった。


「よくぞ言ったわ! ……って、あら?」


 予想に反した返事だったのだろう。才花は英士の手を取ろうとして、動きを止めた。


「……駄目なの?」


「残念ながら」


「べ、別に、あなたに負担のかかることをやらせようっていうんじゃないのよ? ただ、この子を傍に置いといてくれれば……」


「それがダメなんですよ」


 英士は突き放すような声音をつくる。才花の潤んだ瞳に気持ちを左右されてはいけない。

 英士は才花に、そして先程から沈黙を守っているヒスイに向かって宣言した。


「才花さん、俺のこと調べたんじゃないんですか。俺はロボット嫌いなんです」


 ロボットと行動を共にするなど、英士にとっては、十年来の仇敵と親しく語らえと言われているようなものだ。ロボット頼みの通学より、なお性質が悪い。

 とてもではないが、英士に許容できることではなかった。


「今聞いたことを他言するつもりはないし、転校を阻止することなんて俺にはできません。でも、俺にそれを付きまとわせるのは止めてほしい」


「……そう」


 才花が哀しげに微笑み、俯く。ヒスイは相変わらず無表情で英士を見ていた。その整った容姿が英士の心をくすぐることは、もはや一切なかった。


 いや、と英士はもう一度彼女を見る。その表情は、分かり辛いが変化していた。

唇を噛み、まつげを微かに震わせている。

 怒りを表現しようとしているのだ。


「やりましたね、才花さん。ちょっと感情出てますよ」


 自分を含む同族全てを、嫌いで片づけられたのだ。普通の人間は怒るだろう。

 彼女は人間ではないが、それに準じたものを目指して作られている。それで、こういう中途半端な反応が引き出されたのだ。


「サイカ。私は彼から何かを学びたくない」


「そりゃどうも」


 英士にしても、ヒスイの主張は願ったり叶ったりである。


「じゃあ、次の授業に遅れますんで」


 英士はそう言い残すと、二人に背を向けた。

 雑草を抜く箱型ロボットが、何も言わずに道を空けてくれた。

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