応援コメント

懐古と凶報」への応援コメント

  • 血が繋がっている娘と、繋がっていない娘のコントラストに眩暈がしました。
    豪華な屋敷で冷たくなっていく家族愛と、山野の小屋で育まれたあったかい家族愛。
    リベカとイリーナ、何て対照的な人生なのだと思いました。

    アントン。
    ちゃんとリベカの事を尊敬した上で、五星勇者の子が行かなければいけないと言っていると思いました。
    でもしっかりとトレント家の者として考えている所もあって、幼子時代の教育が効いているなと思いました。
    どうかこれ以上曲がらず、真っ直ぐに育ちますようにと祈りたくなってしまいます。
    しかし真夜中の訃報。
    只今フェリップへの怒りが沸々を湧いております(・v・)

    作者からの返信

    うちはとはつんさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(o゚v゚)ノ

    血が繋がってなくても絆を得たイリーナと、血が繋がっていてもすれ違うリベカ。
    それぞれ大変な人生を歩んでますが、幸福度は違うでしょうね。

    アントンは根は素直な子ですので、悪い言い方をすれば単純で騙しやすい性格。
    五星勇者リベカの息子として、トレント家の長男として誇りを持って戦場に出る、その気持ちに偽りはありません。

    幼少期の素直で可愛らしい姿のまま育って欲しかったのですが、トレント家教育はしっかりと行き届いていたようで、どこかずれた考え方を持ってしまったようです。

    そして突然の訃報の裏には何やら陰謀を感じます。
    ここからリベカが動き始めると思います。フェリップの運命を含め楽しみにしてもらえれば嬉しいです。

  • イリーナとスティーグの薫陶を受け成長したモルト。慎重にしっかりとリベカの今を自分の耳目で判断するところにそれを感じます。
    またモルトの語る話の中にスティーグの戦いが垣間見え、その手腕と粘り強さにさすがの思いです。

    しかしリベカを取り巻く環境は相変わらずの暗闇で。息子の死はさぞショックだったことでしょう。
    そしてその死という現実が、フィリップたちの理屈がいかに現実と乖離しているかを教えてくれる気がします。

    水に象徴されるリベカ。その恵みを当たり前と思い、恐ろしさを軽視したのでしょうか。その奔流は魔王軍さえ倒す力になったというのに。
    洪水は今あるものを押し流すと同時に、肥沃な土壌を運び将来の豊穣を約束すると聞きますが、さて……

    そういえば。『魔王群』、誤字かと思いますが、もしかしたら五星勇者たちの相手は私の想像していたより強大で多数だったのかも!?
    功野様のことだから、「実は……」と言うのもありうるな! と何だか納得しています。

    作者からの返信

    めぐるわさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(* ゚∀゚)ノシ

    モルトの成長だけでなく、裏で頑張っているスティーグの働きまで注目して頂けて本当に嬉しいです。
    モルトとしては、なんとしても母の親友であるリベカに会って自分の目でその姿を見たいという願いから奮闘し、ようやく叶いました。このときスティーグのもとで働きだしてかなり時間が経っています。

    息子であるアントン、幼い頃は素直な可愛らしい子でしたが、周りによって道を外してしまったようです。そして彼の死は母リベカの心を深く傷つけ、闇を落とします。
    そうですね、リベカの力をあまりにも軽視し過ぎていますね。彼女が起こす波は全てを押し流すか、何にせよ大きな影響はあるかなと思います。

    魔王は一人ではなかったのです!五星勇者たちが命を懸け倒した魔王は魔王群のなかで一番最弱!
    そう魔王の群れによる侵略は今からなのです!!

    うそです、ごめんなさい。魔王軍です。誤字報告ありがとうございます。本当に助かりました。

  • モルトとの短い時間は、リベカにとって何にも代えがたい楽しい時間だったでしょうね(^^)
    育ての母とはいえ、イリーナはモルトにとって素晴らしい母なのですから。やはり、目茶苦茶厳しいようですが(笑)

    しかし、それから一転。
    フィリップは何を考えているのでしょう……。アントンも、父に似ずに母に似ればよかったものを。育てられた環境故にでしょうが、残念でたまりません。
    たかだか魔物、されど魔物。甘く見た代償は、大きかったようですね。

    リベカの心情を思うと、コメントも出てきません。

    ただ、次回は何か動きがありそうな予感が。
    楽しみに、お待ちしております!

    作者からの返信

    長月そら葉さま、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(* ゚∀゚)ノシ

    モルトとの会話に懐かしい記憶とともに、楽しい気持ちも甦ったようです。短い会話のなかにイリーナの母親としての厳しさを感じ取ってもらえて嬉しいです。
    厳しいけど、優しいのでモルトはイリーナのことを慕っていますから、それを感じ取ったリベカも幸せな気持ちになれたと思います。

    楽しい前半から父親に感化され変わってしまったとはいえ、愛する息子の死の知らせ。リベカの心中は言い表せません。
    そして次回、リベカが動き始めます。終焉へと向かう序章になります。
    後二話ほどで終わりますのでお付き合いいただけると嬉しいです!