応援コメント

旅へ」への応援コメント

  • 震えて隠れていただけで、自分はあの時何もしていない。
    そんな自分が許せない、そう思ったらもう強くなるしかないですよね。
    「震えるのは嫌なんだ!!」オレゴの叫びはとてもグッとくるものがありました。
    孤児院がもう一杯。
    オレゴに風が吹いているーっ、と思いました。
    足取り軽いオレゴが可愛いです。

    自分が直面する死の恐怖よりも、大切なことがある。
    一人残された娘を、誰かに託すこと。
    最期に微笑んだ女性に、頭が下がる思いです。
    そしてその娘は幼くして、人生を左右する選択に迫られる。
    その選択からふさぎ込んだりして逃げずに、伝えた一言。
    「一緒に行く……」
    小声ながらもしっかりとしたこの一言に、胸アツですっ。
    ここから三人の旅が始まるのかと、ワクワクしてしまいましたーっ。
    (・v・)

    作者からの返信

    うちはとはつんさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(o゚v゚)ノ

    少年漫画に出てくるような男の子、オレゴです。震えていた自分を変える為にイリーナへ弟子になりたいと志願します。
    この世界では魔王軍との戦いの後、大人が戦いで亡くなり孤児が多くなってしまいました。
    悲しいことですが今回はオレゴにとって追い風になってくれました。
    イリーナに弟子入りできると喜びを隠しきれない少年です(笑)

    そしてもう一人、モルトは商人の娘。両親を目の前で殺害され、悲しみのなかで人生の選択を迫られました。
    ここで自ら選択できたのは、最後まで娘を思う母親のように強い人であったからかなと思います。

    ここから三人の旅が始まります。魔王軍討伐後、落ち込んでいたイリーナが一番輝いていたときだと思います。
    三人の旅、そして末っ子とこ出会いを見守って頂けると嬉しいです(*´ω`)

  • 人を救う才能というか、カリスマというか。
    やはり勇者に数えられる人ならばソレを持ち合わせていると実感しました。
    過酷な現実と戦ってきたからこその深みだと思います。

    作者からの返信

    ビトさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(* ゚∀゚)ノシ

    エーヴァの前世での姿、イリーナから勇者としての才を感じていただけたのなら、これほどうれしいことはありません。
    もう二話ほど続きますので、読んでいただけると嬉しいです。

  • あれこれ難しい世界の中で苦闘するイリーナの優しさを感じて、凄く魅力的でした!

    「あたしは何も救えてねえ」と口にするイリーナ。自分ができることの限界に、無力さを感じ、疲れてもいたのでしょうか。
    そこで「俺は助けられた!」と叫んだオレゴ。その純粋な気持ちがイリーナに届き力づけてくれると良いのですが。
    後でイリーナがオレゴに「まずは荷物を持ってあたしを助けな」というところが面白かったです。「まずは」からの続きがどこまでイリーナを助けることになったのか、気になります。

    そしてモルト。出会ってから、選択を迫るまで。イリーナの言動は、厳しさをわきまえながらも優しさがにじみ出ているように感じました。モルトもそれを感じて、イリーナの傍にいようと決めたように思えてなりません。
    こうして繋がっていくものこそが、イリーナから広がる希望ではないかな、などと感じたりもしました。

    孤児院の初老の女性も印象的でした。イリーナのお願いを遠回しに断った、ということで良かったのでしょうか?
    世界はやはり手強く、イリーナの悔しさが伝わってくるようでした。
    でもそれで足が軽くなってしまうオレゴ。ついていけるかもと期待してしまったんでしょうか。イリーナだけを見つめている感じがして、カワイイと思ってしまいました。

    あと、レダの村の麦について。
    移行がスムーズだったのは、連鎖的に苦しむ人を救うために頑張った誰かがいたから? それとも、移行させるのが目的だったかも知れないくらい闇の深いお話でしょうか? それに村1つの生死に関係なく世界は動くという無常感も加わって。
    複雑なハーモニーがすごく面白かったです。大好きです!

    そんなイリーナは、最期に何を得、世界に何を残し、そして何と一緒に次の生に向かうのでしょう。
    続きを楽しみにお待ちしています!

    作者からの返信

    めぐるわさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(* ゚∀゚)ノシ

    力があっても自分のやってきたことに限界を感じてしまうイリーナに、実際に助けられたと叫ぶオレゴの声は届いたと思います。
    最終的に荷物を持たせたのは、訓練の一環です。先ずは体力つけやがれ! ってことです。
    孤児院の初老の女性は遠回しに断ったということです。イリーナもそれが分かっていたので、無理を言えなかったという背景があります。
    オレゴは孤児院へ預けることを断られて嬉しかったのです。これでついて行けるぞ!って感じです。足にその気持ちが表れてますね。笑

    レダの村については、誰かの思惑あって起きた事件です。世間には魔物に襲われた不幸な村ということになっています。
    村が全滅する。そんなことがあっても人々はある意味たくましく生きていくのです。
    複雑なハーモニーがすごく面白いと言っていただき嬉しいです!

    たまたま居合わせたイリーナによって助けられたモルト。気持ちの整理も傷も癒えていない状態でも選ばなければいけないときがあるんだと伝えるイリーナ。
    出会って短いですがモルトもイリーナならついて行っても大丈夫だと心のどこかで感じたのだと思います。

    オレゴとモルトの姿をお送りつつ、三人目ノアの姿を混ぜつつイリーナの最期を送ります。
    いつも丁寧コメントをいただき本当にありがとうございます!

  • イリーナと出逢い、オレゴとモルトは新たな人生を掴んでいくのでしょうね。

    ぶっきらぼうで乱暴でも、困っている人、悲しい思いをしている人を放っておけずに手を差しのべてしまう。そんなイリーナだからこそ、五星勇者の彼女が慕われるんだなと思います。

    オレゴの故郷が襲われた理由を考えると、背筋が寒くなります。人の欲の結果なのかな、と。

    モルトも家族を喪い、絶望の中でもイリーナと共に行くことを選びとりましたね。

    オレゴもモルトも、きっと優しくて強い大人になるのかなと思いました。イリーナの背を見て育った二人が、道を踏み外すとは考えられません。

    イリーナが、二人をどんな風な大人にして、最期をどう迎えるのか。とても楽しみにしております(^^)

    作者からの返信

    長月そら葉さま、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(* ゚∀゚)ノシ

    イリーナは見た目と言動が激しいので誤解されがちですが、関わってみればとても気の利く優しい人です。
    エレノア(詩)には気兼ねなく話せるからこそ、あの態度だと思います(ˉ▽ˉ;)
    イリーナと関わった人たちは、五星勇者の中で一番好きだと多くの人が言いますが、世間的にはエッセルが一番人気で五人がいなくなった後に言い伝えで活躍するのはほぼエッセルだったりします。歴史は誰かたちに都合のいいように湾曲されていたりします。

    オレゴの村が襲われたのは、人の欲深い思惑があったのでしょうね。魔王がいなくなったから平和かといえばそうでもないというのが、世界の怖いところなのかなと思います。

    モルトはたまたま居合わせたイリーナによって救われ、自分で新たな一歩を歩み始めました。この二人が成長した姿をちょっぴりお送りしつつ、三人目の子ノアとイリーナの最期をお送りしたいと思います。
    楽しみの言葉がとても嬉しく励みになります(o゚v゚)ノ