外からの脅威がなくなれば、結束のタガが緩み、内側で争いを始める。
決して珍しいことではないと思いますが、やはり悲しいことだと思います。
それに抗うスティーグ。そこから逃げ出したイリーナと、マティアスもそうでしょうか。
エッセルは流されてしまった様子ですが、となると子のために策略をめぐらせるのはリベカ?
お母さんになったんだなとか、母の愛のせいで変わってしまったのかなとか、色々考えてしまいました。
ゴブリンから子供を助けたイリーナ。彼女はそこから何を見つけるのでしょうか?
ゴブリンに武器を与えて暗躍する存在も、気になりました。どこかマティアスの死の匂いにも繋がってるように思えたのです。
作者からの返信
めぐるわさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです( ゚∀゚)ノシ
大きな目標に向かって一丸となっていても、目的を達すればそれぞれが権利を主張し始めバラバラになっていく。
本当の平和とはなんだろう?と思いながら書いています。
イリーナも人を助け国を良くしようとはしたんですけど、スティーグや、エッセル、リベカを見続けることができず国を出てしまいました。
リベカもいずれ絡む予定ではあります。五星勇者といえども一人の人間なのだということです。
鋭いですね、裏で暗躍する者これは少なからずマティアスへと繋がるものだったりします。
少年との出会い、イリーナの人生に大きな影響を与えるはずです。
いつも丁寧に読んでいただきありがとうございます!
五星勇者と呼ばれる存在でも、やはり人であることには間違いはないのですよね。それぞれが戦いの後の選択を経て、何を選び取ったのか。
イリーナにとって窮屈で肌に合わない政界と、そこで欲に溺れてしまった同僚。最後の「逃げ出した一人」は、彼女自身のことでしょうか?
ゴブリンに襲われ、壊滅した村。そこで唯一生きていた少年は、きっとイリーナにとっての希望となる……そう願います。
イリーナの生涯を追う物語。次回も楽しみにしています(*^^*)
作者からの返信
長月そら葉さま、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです( ゚∀゚)ノシ
どんなに強くても一人の人間だった。正義の為に戦った彼らにも欲はあります。権力を得たときその部分が強く出たのかもしれません。
最後の逃げ出したのはイリーナのことです。
かつての仲間を止めることも出来ず、旅へ出た。人々を救う目的の旅ですが国にほとんど戻らなかったのは仲間の堕ちていく姿を見たくなかったからかもしれません。
そんなイリーナの人生を大きく変えることになる少年との旅。ご期待に沿えれるよう頑張ってお送りします!
平和になったお陰で、人々は沢山の笑顔を取り戻したと思います。
その陰でこれは仕方がないことかもしれませんが、一番の功労者たちの気持ちがバラバラになるのは、切ないなあと感じてしまいますした。
魔王を倒し大戦が終わったら、もっとみんなで笑顔になれはずなのに、そんな気持ちになってしまいました。
イリーナの「ほんと、どうすりゃ良かったんだろうな」の呟きが心に沁みます。
やはり大剣の描写が痺れます、壁ごと切り裂くシーンは、一個の巨獣のようにも感じられました。
戦いの中では迷いがなく、生き生きとしているなあと思いました。
「大将は逃げる気じゃねえだろ?」という掛け声には、何だかこの時間を終わらせたくない心情も混ざっているのかなとも思いました。
気絶した少年に話しかけるイリーナが、戦いのときとは打って変わって、陰のあるか弱き女性に感じてキュンキュンしてしまいましたーっ(・v・)
作者からの返信
うちはとはつんさん、いつもお読み下さり、ありがとうございます。コメントもいただけて嬉しいです(o゚v゚)ノ
大きな脅威がなくなった途端、人の結束は綻び始め勝利の象徴である五星勇者たちですらバラバラになってしまいました。
勇者たちそれぞれの人生の結末はいずれお送りいたしますので、お読みいただけると嬉しいです。
前話に引き続き大剣の描写を褒めてもらえて小躍りするほど嬉しいですヽ(≧▽≦)ノ
現世以上の豪快な戦いをするイリーナは、まさしく戦いの中に生きています。ですが戦いのことしか考えていないのかといえばそうではなく、仲間のこと、この世界のことを深く考えている女性です。
イリーナにキュンキュンしていただけたとのこと、とても嬉しいです!
少年との出会いから始まる、イリーナの人生の歩みを引き続きお送ります!