06話.[君が好きだから]

「勝くん」


 朝起きた瞬間に千鶴がいて駄目だよと言おうとしてやめた。

 そういえば話すことはできるようになったんだったと思い出して。


「あ、どうしたの?」

「道くんとお出かけしてくる」

「あ、そうなの? 気をつけてね」

「うん、勝くんもどこかに行くなら気をつけてね」


 分かった、どっちつかずな自分が一番問題なんだと。

 もうこうなったら沙綾ととことん仲良くしてやろう、今日は一緒に出かける約束だから無理じゃない。

 いつも通り自分が作った朝ご飯を食べて、その他諸々の家事を済ませてから集合場所にゆっくりと向かう。


「あ、遅いよ」

「ごめん」


 沙綾の服装はシンプルなものだった。

 当たり前だ、デートというわけじゃないんだからね。

 ただ、少し寒そうに見えるのは……考えすぎだろうか?


「どこに行きたいの?」

「ちょっとバスに乗って適当に遠出したいなって」

「いいよ、行こっか」


 残念ながらまともに利用したことのない自分は離れることにならないよう一生懸命付いていくことしかできない。

 隣の席に座る沙綾はやたらと楽しそうだけどバスが好きなんだろうか?

 運動部所属少女だから自分で動く方が好きだと思っていた自分としては少し意外だったかもしれない。

 というか、確かに彼女の言うようにこうしてふたりきりで行動するのは新鮮な気がする。

 遠くまで行くのは初めてだしね。


「手が冷えちゃっててさ」

「そうだね、手袋とかしてないと冷えるよね」


 でも、掴みづらくなったりするから手袋をすることもない。

 意外と手汗もかきやすいし、何度も洗っていると大抵すぐにぼろぼろになってしまうから、というのもある。


「手、いい?」

「あ、そういうことか、ごめん、察しが悪い人間で」


 初めて握った沙綾の手は柔らかいような硬いような、そんななんとも言えない感じだった。

 だけど常にラケットを振っているわけだからこういう風になってもおかしくはないかっていうのが感想かなと。


「勝君の手は女の子の手みたいに小さいね」

「頼りないよね」

「そんなことはないよ」


 適当なところで降りて適当に歩き始める。

 同じ県内であっても分からないところなんて沢山ある。

 家から十キロぐらい離れたらもうそこは未開の地だと言える。

 だから僕は彼女と探検しているような気分になっていた。

 手を繋いで、一応絵面だけは恋人同士みたいな感じで。

 仲良くしてやろうと考えているくせに引っかかっている自分がいて、どうして千鶴のことを必死に誘うのかと気になって。

 ただあれだ、僕が相手に求める条件は長く一緒にいることと、話さなくても問題ないぐらい心地良く過ごせるということだ。

 僕が考え事をしているのはあるが、先程から僕らの間には特に会話といった会話もなかった。

 そして、気まずさというのもない。


「勝君」

「なに?」

「今日、千鶴は道雄君と遊ぶんだって」

「うん、それは知ってるよ」

「もしかしてさ、千鶴も兄離れしようとしているんじゃない?」


 僕としてはそれが理想だ。

 視野を狭めずしっかりいてくれる人を見て、そして気に入ったらその人と仲良くしてほしいと思っている。

 道雄の好きな人を聞いていたからあんな行動をしていたものの、道雄が相手となってくれるのなら僕としては大安心というわけだ。


「ね、道雄君に任せようよ」

「でも、道雄は多分……」

「じゃあなんで私じゃなくて千鶴を誘ったの?」


 それは多分、僕が彼女をほぼ独占しているからだ。

 好きだけど近づけない、その好きな相手が自分のよく知っている相手と頻繁に一緒にいるとなったらそりゃ……嫌だよなと。

 何度も気にしなくていいと言ってきていたのはそうやって言い聞かせるためだといま僕は考えている。

 僕に八つ当たりをしたところで沙綾が振り向いてくれる可能性はほぼないからだと。

 でも、あくまで全部想像というか妄想だ、正しいなんて言えない。


「結局、あれから一度も誘われていないんだよね」

「あ」

「お互いに日曜日しかまともな休日がなくて休みたい気持ちは分かるよ、私だってなにも考えずに夜まで寝たいときもあるし。でもさ、諦められないって言ったくせにさ、行動が伴っていないんだよ、メッセージとかだって送ってきやしないしね」


 彼女は手を握る強さを少し上げつつ「多分、本気にしたら疲れちゃうから」と呟いた。


「あ、道雄君のことが好きだけど被害妄想をして拒絶、しているわけじゃないよ? あくまで友達としては好きだけど」


 なにかを隠しているようには思えない。

 曖昧な笑みではあるものの、あくまでいつも通りの彼女って感じ。


「僕がしつこく言ったからだよね、ごめん」

「違うよ。そうだなあ、うーん、女の子が複数近づいてくるような存在で、みんなに優しくするような子でしょ? そんな子を好きになったら乱高下することになって落ち着かなくなるから」


 でも、それはつまり女の子が複数近づいてきていなかったらそういうつもりで接することができた、ということだよね?

 まあ実際は彼女の言うようにモテる人間だから考えても仕方がないことではあるが、それぐらいの障害、自分でどうにかしてしまえるような人間だと思っていたんだけどな。


「だからってわけじゃないけど私は君と仲良くしたい、そういうつもりでいることは分かってほしいかな」

「うん、もう余計なことは言わないよ、沙綾の意思でしていることなんだから」

「うん」


 少し明るくない話は終わりにして気になったお店などに寄ってみることにした。

 たかだか十や二十キロしか距離がなくてももう一度来る可能性は低いし、彼女とこういう雰囲気のまま来られるとは限らないから味わっておかないといけないと思って集中する。


「あ、メイド喫茶だって」

「興味があるの?」

「いやいや、勝君が興味あるんじゃないの?」


 こういうのはよく分からないままだ、調べようとも思わない。

 だから否定するつもりもないから好きな人達には好きなようにやってほしかった。


「ね、着てあげよっか?」

「え? ないでしょ?」

「そこはほら、簡単に買えるところがあるじゃん」


 彼女はお店に入るなりあっという間にそういう物が売っているコーナーまで突撃して、あっという間にお会計を済ませてしまった。


「どこで着ようかなあ」

「どこでって外だし無理だよ」

「あ、多目的トイレを利用するのはどう? 勝君には後ろを向いてもらえば大丈夫だから」

「駄目だよ、ほら、見て回ろうよ」

「嫌だ、なら勝君の家に行く」


 えぇ……。

 結局、遠出というのは半分ぐらいなくなった。

 彼女はやたらと楽しそうな足取りで歩き、僕はそんな彼女の後ろ姿を少し呆れたような感じで見ていただけ。


「じゃーんっ」

「おお、可愛い」

「うーん、でも、ちょっとチープだね」


 本格的なものなんて知らない、僕からすれば彼女の着用した姿が全てだから可愛いとしか言いようがなかった。


「あんまり分からないけどさ、そういう格好も似合ってると思うよ、あ、だからってそういう趣味があると思わないでね?」

「着て」

「え?」

「これ脱ぐからさ、勝君も着てよ」


 え、どういうプレイ……。

 ここで脱ごうとしたから慌てて止める、そうしたら彼女はいつも通り揶揄するような笑みを浮かべて「冗談だよーん」と言ってからリビングから出ていった。

 心臓に悪い、もう勘違いしてしまうぞこんなんじゃ。


「はい」

「え、本気で?」

「うん、どーぞ」


 いや、え、えぇ……。

 断れないから着てみたけど……なんか生暖かくて意識してしまう。

 あと、ちゃんと着られているのかが分からなかった。


「可愛いよ」

「嘘だよねそれは」

「まー……私の方がまだ似合っているかな」

「当たり前だよっ、もう脱ぐからっ」


 ちゃんと畳んで半ば押し付けるようにして返す。


「あげる」

「えっ?」

「それで私のことを忘れないでくれればいいよ」


 忘れないよ……寧ろ忘れられないでしょ。

 関わってくれる異性の中で最近は一番と言っていいほど一緒にいる時間が多い子のことなんだから。


「あ、僕が着たから嫌ってことだよね? 洗って返すから」

「あ、やっぱり返して」

「あ、うん」


 良かった、見る度に落ち着かなくならなくて済む。

 そこからは彼女も落ち着いてくれたから慌てるようなことにもならなくて済んで良かった。


「ただいま」


 あ、千鶴が帰ってきたみたいだ。

 遠出とかをしたわけではないだろうからこの帰宅時間でもおかしくはないけど……。


「あれ、沙綾?」

「うん、沙綾」

「勝君と遊んでいたの?」

「うん、メイド服を着てね」


 あ、わざわざそんなことを言わなくてもいいのに。

 っていいのか、なにも変わることのない話なんだし。


「勝くん、私、道くんと仲良くする」

「うん」


 千鶴はそうでも道雄は変えられるのだろうか?

 まだ諦めていないのだとしたら……。


「それでなんだけど、メイド服、着て?」

「え、さっきもう……」

「私は見られてないから、沙綾、いいよね?」

「うん、どぞどぞ」


 えぇ、また終わったわけじゃなかったのか……。

 しょうがないから着たよ、そうしたら写真を撮られてしまい。

 沙綾だってそんな酷いことはしなかったというのに。

 家族なのに、妹なのに凄く酷いことをするなあと……。


「さ、沙綾」

「分かった分かった、ほら、返してー」

「はい、どうぞ……」


 ああ、酷い目に遭った。

 これからはもっとしっかり嫌なことは嫌だと断ろうと決めた。

 まあ、このふたりの前でそれができるかどうかは……分からないけれども。




「勝、ちょっといいか」

「あ、うん」


 なんか久しぶりな感じがした。

 それが明るいものではないことだけは想像できる。


「沙綾のことなんだけどさ」

「うん」

「諦めるよ」

「あ……」


 やっぱりそういうことだったんだと……。

 自分が原因なところもあるからこれ以上は言えないが。


「違う、勝が悪いわけじゃない、沙綾が悪いわけでもない、俺がいまのこの中途半端な状態でいるのが嫌になっただけだ。だからさ、最後に告白させてもらってもいいか?」

「それは……沙綾のことを考えなければ道雄の自由だから」

「まあ……迷惑をかけることになるけど、区切りをつけたくて」


 なら、止められない。

 沙綾には悪いけど、こちらとしても中途半端な状態でいられるのは嫌だから仕方がない。

 沙綾と仲良くする度に引っかかりたくないし、道雄がすっきりしたいならね。


「勝くん」

「あ、千鶴」


 あれからは大体、人ふたり分ぐらい距離を開けるようになった。

 ……寂しいけど仕方がないことだ。


「道くんを好きになる」

「うん」

「お母さんに怒られちゃうからね」

「うん」


 そうか、前に進もうと、変わろうとしているんだな。

 道雄もそう、沙綾は分からないけど……僕も変わらないと。


「ちづ、言ってきたぞ」

「ごめんね、道くんばかりに……」

「いいんだよ、勝、沙綾のこと頼んだぞ」

「うん、任せてよ」


 道雄はそのまま千鶴を連れて行った。

 いつまでも廊下にいたところで意味もないから彼女の教室へと向かう。


「あ、勝一さん、沙綾さんなら教室を出てあちらの方に行きました」

「ありがとう高沢さん、ちょっと行ってくるよ」

「はい、よろしくお願いします」


 反対側の校舎へ行ける渡り廊下のところに行ってみると彼女はいた。

 壁に背を預けて目を閉じていたからすぐには声をかけなかったけど。


「来てくれたんだ」

「うん、告白されたんでしょ?」

「うん、来たと思ったらいきなりね、しかも区切りをつけるためだとか言って返事も聞かずに戻っちゃってさ」


 道雄からすれば仮に彼女の返事を聞けても駄目だと分かっていたからだろう。

 ただ、千鶴を不安にさせたくなかったというのもあるのかもしれない。


「ずるいよね、一方的でさ、こっちの気持ちなんかなんにも考えてくれていないんだから」

「ごめん、道雄にそれならしてくればって言ったの、僕でさ」


 彼女はこちらを壁に押し付けると「馬鹿」と言ってきた。

 自分勝手なことをしたのは僕もそうだから言い返せない。


「まあいいや、これで勝君から余計なこと言われないよね」

「うん、沙綾が来てくれるなら完全に優先するよ」

「やっとか、長かったなー」


 驚きはしない、最近は露骨とも言えたし。

 今度はこちらを抱きしめつつ「千鶴と道雄君がライバルだった」と呟いて笑った。

 確かにそうだなとこちらも笑っておく。


「もう浮気しないでよ?」

「浮気って……あ、高沢さんは千鶴に興味があるんだよ?」

「知ってる。でも、すぐにあなたは女の子に優しくするからさ、道雄君を優先してほしいとか言っておきながら勝君は私に凄く優しかったからさ」


 彼女の言うように矛盾していたなと、あれじゃあ本気で気に入られようとしていたように見られてもおかしくはないぐらいだった。


「あれ、狙っていたのかと思ったよ、全部肯定してくれてさ」

「沙綾は大切な友達だったからね」

「君がそういう人間だって知ってるよ、だからもどかしかった」


 不安にさせてしまっていたのか。

 僕はあくまで千鶴や道雄がきっかけを作ってくれたから来てくれていたものだと考えていたんだけど、実際のところは違ったということになる。

 なんでも千鶴優先動いていたし、彼女と道雄だったら道雄の気持ち優先で動いていたのもあるから、どうしても後回しになっていたというのも影響しているんだろう。


「あ、予鈴だね」

「サボろ、君といたい」

「家事をしたら学校に戻ってくるからさ、一緒に帰ろうか」


 流石に授業をサボるのは無理だけどそれぐらいなら。


「え、いいの?」

「うん、それぐらいはね、これまで迷惑をかけちゃったし」


 彼女は体を離しつつ「……そういう理由だけ?」と不安そうな表情を浮かべて聞いてきた。


「あ、すぐに意見を変えてださいけど、沙綾といたいんだ」

「……どうせ千鶴とは無理になったからというだけだと思うけど、どんな理由であれ君がそう言ってくれたんだから素直に受け取っておく」

「うん、ありがとう」


 それぞれの教室に戻って、それぞれ授業に集中する。

 仲良くするのは真面目にやった後からでも遅くはない。

 寧ろそういうことをやっておけば誰にも邪魔されるようなことにはならないんだからその方がいいだろう。




「勝君」

「あ、お疲れ様」


 運動をした後だからなのか少し薄着な彼女。


「マフラー使う? 今日は寒いからさ」

「いや、汗をかいたからいいよ、汚しちゃうし」

「気にしなくていいよ、風邪を引かれたくないし」

「あ、そう……? じゃあ……」


 どんどんと寒くなっていく毎日。

 歩いているだけで鼻水が垂れてきてしまいそうなぐらいの気温なのに、よくそんな格好でいられるなと思う。


「って、勝君の方が冷たいじゃん」

「ちょっと……っくしゅん! 留まっているとさ……」

「ほら、勝君が使いなよ」

「いやいい、あ、嫌なら返してくれればいいけど」

「嫌じゃないよ、でも、君はこの前風邪を引いたんだからさ」


 一度貸した物をすぐに返してもらえるかっ。

 一応これでも男だ、プライドというのがある。


「じゃあ一緒にしよう、あ、これがしたくて断ったんだなー?」

「ち、違うよ、男だから……」

「そっか、じゃあとりあえずこれをしようよ」


 うーんこれは……。


「あ、歩きづらいね」

「そ、そうだね」


 あと、暖かいというか熱い。

 ひとり用の物を無理やり使っているから距離も近いし。

 しかも彼女の家はすぐそこで、早く帰った方が効果的なぐらいなのになにをやっているのかという感じで。


「き、気をつけて帰れよ、少年っ」

「うん、また明日――いや、僕の家に来ない?」

「え、あー……」

「無理なら無理でいいんだよ、ほら、千鶴も最近沙綾とあんまり話せていなかったと思うから」


 単純に自分が気になっているからだ。

 とことん自分勝手で自己優先だけど許してほしい。


「……なんでそんな急にぐいぐいと」

「千鶴と仲良くしているところをまた見たいんだよ」

「……お風呂に入ってからでもいいなら」

「いいよ、外で待ってる」

「あ、私の部屋で待ってて」


 初めてなのは気になるところだけど……まあいいか。

 ちょっと前までとは違う、本人がそう言ってくれているならと考えて待っておけばいいんだ。

 別に彼女の家に泊まるわけではないんだから。


「ここが沙綾の部屋か」

「あ、あんまりじろじろ見ないでよ、大人しく待っていてね」


 言われた通り大人しく隅に座って扉を見ておくことにした。

 ご飯はもう作ってあるし連絡もしてあるからあのふたりが困惑することもない。

 だから携帯を確認する必要もないんだけど、


「……気になるから見ちゃうよね」


 部屋内に意識を向けるなということならこういうツールを利用するしかない。

 なにもなくても電源を点けたり消したりを繰り返していた。


「ただいま」

「あ、おか――」

「うん? 別に下着姿とかじゃないでしょ?」


 こんなに違うものなのかと驚いていたんだ。

 ……中々、同級生の入浴後の姿を見ることなんてないだろうから……。

 だから、僕が知らなくてもおかしくはないんだけど……。


「あ、もしかしてドキッとしちゃった?」

「……ノーコメントで、ほら早く行こうよっ」

「やーだ、今日はもう帰さないよ」


 彼女は離れたくないって言ったでしょとでも言いたげな顔。


「というかさ、開けたら目の前にいて驚いたんだけど」

「沙綾が見ないでって言ったから背を向けていたんだよ」

「ほー、そういうところが君らしくて好きだなあ」


 よし、先程の話はなかったことにしてもう帰ろう。

 このままだとメンタルが削られるばかりだ。

 大体、地の利を得たように彼女はこちらをからかってくることだろうし。


「わー、待ってよ、今日はこのまま泊まろうよ、ね?」

「無理だよ、異性の家に泊まるなんて……」

「この先、付き合うことになってもしないつもりなの?」


 そんないつになるか分からないことの話をされても困る。

 ひとつ言えるのはこのままここかどこかで寝ることになったとしたら落ち着かないということだけ。


「うーん、男の子らしいときと女々しいときがあるね」

「意地悪だなあ……」

「冗談だよ、よし、約束通り君の家に行こう」


 彼女は立ち上がって言った。


「いつも通りの君が好きだからね」


 と。

 僕からすればぐいぐいときているのは彼女の方だった。

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