第66話 依頼人の正体
「それで、まず、貴女は誰なんですか?」
白斗達4人と依頼人の女の子は近くのカフェで話していた。
「まずはフード、とったほうがいいですよね。」
フードを取った依頼人は、金髪の短い髪と金色の目、そして赤く照る頬を持つ女の子だった。
「すいません、人前で話すのは苦手なので…私は【龍神王】である父、ディリアリス様の娘、カナ・ディリアリスです。」
「龍神!?貴女龍何ですか!?」
「少し声大きいです。かくしてるんですから。」
「カナ…それで今回の依頼は何なのかな?」
「そうですね、今回の依頼は私の故郷、龍界を救う事です。」
「それで何故私たちに?」
「ええ、龍界を襲ったのは悪魔栄光復興教団という宗教団体の司教。貴方達は司教討伐の経験があると聞いたからお願いしたの。」
「悪栄教…。」
「元々、大したことない実力だったらこちらから断ろうと思ってたのだけど、確信したわ。貴方達神様方なら救えると思って…。」
「やはり気づいていたのですね…。」
「私は龍ってことも信じてもらえるかなって思って。」
「なるほど、事情はわかったよ。」
「なら!」
「ああ、受けてやる。元々俺達の目的は悪栄教討伐、それに困っている人は助けたいだろ?」
「本当ありがとうございます!」
「それじゃあ絶対に救うよ、龍のみんなを!!」
「「「「ラジャー!!」」」」
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次回予告
第67話「龍界への扉・九属の魔女」
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