第47話 全知全能神の反撃
「シア！そっちに行ったぞ！」
「任せて！【自然支配・鎌鼬】！」
シアが放った風が暴れる機械を破壊した。
「【『で』『ん』『き』の言霊よ。我に力を…。】」
ユーアの周りに雷が集まる。
「【雷支配・雷神通電】」
周りの機械に電気が当たり、機能停止する。
「ナイスだ！ユーア！」
「だけどオーラの消費が凄いから、長くは持たないわ！」
「了解。5分は持つ？」
「それくらいなら…大丈夫よ！」
「ならいけるわ！まずは【加護恩恵支配・電気耐性】！そして、【精霊神・現象支配】【現象支配・電波蜃気楼】！」
周りの機械が歪み、機能停止した。
「OKよ！このまま広げるわ！」
（俺はこのままここを2人に任せて、俺はアイツを、カプディアを殺さないといけない。）
そして、白斗は魔法携帯（白斗が魔法で作った物）を開いた。
（シアの電気耐性が効いてる、情報は集まれる。）
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
検索 カプディア・ソルタナート
世界防衛軍ホームページ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
（？世界防衛軍？）
白斗がそのサイトをクリックした時、驚愕の事実が明かされた。
「絶対に…止めないと…。」
そのページには、こう書かれていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
⚠︎ カプディア・ソルタナート
悪魔栄光復興教団第42司教（公爵）
指名手配（殺人）ランクSS
経歴
世界防衛軍元・五番隊長
WBTC・第一回大会TOP４
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【サイバー・コア】
ここは、サイバーコアが襲撃されてから少しした後、司教達が撤退した後のこと。
「サイアス様！」
「…ニーア…か。すまない…負けてしまった…。」
「お身体は？」
「能力で行動できないだけですね。それなら解けます。【全知全能・能力解読】」
「動けた…すまない、ありがとう。」
「どういたしまして。ですが、問題はそれよりこれです。」
3人は壊れたサイバー・コアを見上げた。
「サイバー・コア…なぜこんなことに…。」
「私が直しましょう。反撃をします。ですが、これだけは覚悟してください。今からする事で、この機械の技術は大幅に進歩します。それによる影響も計り知れないでしょう。」
「これ以上犠牲を出すわけにはいかない。頼んだ。」
「それでは、任せてください。」
「エイトは触れるの？」
「勿論ですよ。だって僕の能力は…。」
ーーー【全知全能支配】何ですから…。
そしてエイトがパソコンを触り始めた。
「【全知支配・完全把握】…まずはこれでこのサイバー・コア、及び害物質を把握。そして、除外、修正。次に、電磁波に負けないサイバーを立てる。【全知支配・気配察知】あとはコレで悪栄教の居場所を把握。」
エイトは魔法携帯の機能『POIN』で白斗達に連絡をした。
『全知全能でサイバー・コアをなおしました。これで機械暴走は終了。元凶と見られる司教2人とそれに似た２つの気配から悪栄教の居場所を把握したので至急、討伐に当たってください。
主はビルの上の司教を。
ユーアとシアで麻薬取引の犯人の司教の元、町外れの広場へ。
サイアスさんとニアで電磁波を操る女の子を商店街へ。
僕が能力コントロールの男を担当します。
くれぐれも気を付けて討伐へ当たってください。』
『『『了解！』』』
「ここまで…とは…。」
「私達も動きましょう。当主様。」
「僕は先に行かせていただきますよ。2人共。」
ーーチェックメイトだ。悪栄教。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次回予告
第48話「悪栄教討伐」
次回、カプディア・ソルタナートの真実が明かされる。
そして、事件は終焉を向かえる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます