第31話 教会


「相変わらず賑やかだな。」


4人は【ライダスの街】に来ていた。


「あ!あの方々が、【精霊の守り手】!」

「初めて見たぜ!美男美女じゃねーか!」

「両方カップルとかかな?」


街が4人の話に染まった。


「注目されてるね〜。」


「別にそんなつもりはないんだがな。」


「まぁ、精霊神を守ったんですしね。」


「私、その精霊神なんですが…。」


「それに,何よ!カップル同士って!私はハクト一筋よ!」


「私もですよ!」


「ハーレムだね〜。」


「?なんの事?」


ユーア,シア、エイトが話している中、白斗がそう聞いたのだった。


「鈍感だね〜。」

「鈍感ですね。」

「この童貞が。」


「ひとり違うぞ!誰が童貞だって!?」


「童貞じゃないですか。」


「師匠にそんな口の聞き方を!」


「同い年じゃないですか。」


「師匠は師匠だ!」


「本当、ユーアは最初から性格が変わりましたね。」


「最初はどんな感じだったんですか?」


「それはそれは,ゆったりとした天然タイプで〜。」


「師匠は話さないでください!!」


「「ははははは」」


そうして4人は教会に辿り着いた。


「じゃあ,俺は行ってくるな。」


「僕も神様と話したいので,主といきます。」


「なら,シアちゃんと私でお買い物行こっか!」


「はい!いってきますね!ハクト様!エイトさん!」


「いってらっしゃい!」


そうして2人は買い物に出かけた。


「僕は師匠の中に入っておきますね。」


エイトが白斗の中に入った。


「それでは行こうか、」


ーはい,行きましょう。



《ライダス教会》


「教会は初めてですか?この教会では、祈ることで信仰する神様の所に行くことができます。」


「わかりました。ありがとうございます!」


白斗が進んでいくと,それっぽい場所があった。


「あそこが神拝場だね。」


ーあそこで祈れば、信仰する神の元に行けます。


「それじゃあ,祈ろうか。」


白斗は手を前で合わせ,祈り始めた。


その瞬間、周りが白い光に包まれ,気づくと白い世界が広がっていた。


「久しぶり!白斗君!」


その声は以前にも聞いた事のある声であった。


              To be continued

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


次回予告

      第32話「神の加護」


教会で神と再会した白斗は自分に宿っている加護についての話を聞く。

だが,その力は全生物を圧倒する物であった。

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