第13話 ユニークスキル
【幽閉の森林】が焼け野原にやった日、白斗はギルドマスター室にいた。
「つまり,霧が濃かったから魔・法・で・霧を払って、木が邪魔だったから魔・法・で・焼け野原にしたと…」
「そういうことです!」
「「そういうことです!」じゃねぇの!分かる?普通できないの!やっぱり頭おかしいぞ!」
白斗はギルマスの威圧に押されていた。
「だが,これで【幽閉の森林】の攻略、伐採、霧を消す、魔物から守る、の4クエストを同時達成,成功報酬は35万テラルだ。」
「ありがとうございます!」
「それじゃあ、【S級冒険者のハクト】!頑張るんだな!」
「わかりました!頑張ります!」
白斗は笑顔でそう返したのだった。
ーギルド・ホールー
「見ろよ!【神滅の異質者】だぜ,」
「あぁ,あの攻略不可能とされていた【幽閉の森林】を焼け野原にしたっていう…」
「聞いたところによると、まだギルド加入一週間弱でS級、それに[グリーンドラゴン]を8体クな瞬殺に加え,[アースタートル]まで倒したんだってよ。」
「絶対かなわねぇ奴じゃねぇか…」
「皆さんが噂してますね!ハクトさん!」
「ユーア!来てたのか!」
「はい!そうしたら【S級】のハクトさんを偶然見かけたので!」
「だが,ユーアの索敵能力もすごかったじゃないか!そうだ!少しついてきてくれないか!」
「いいですよ!お話ししたかったんです!」
ユーアと白斗は2人でギルドを出たのであった…
リア充爆発せよ!!
ー街の外ー
「それで,あれはどうやって皆いたんだ?」
「私のユニークスキルでです!」
「ユニークスキル?」
ーユニークスキルはスキルの中でも特殊なものです。
500万人に1人クラスの伝説のもので,【勇者】などの皆んなが見たことがあるものから、全くわからないものまであります!
因みに白斗様はユニークスキル・魔法支配がついています!
「はい!わたしのユニークスキルは【思想現実】です!」
「思想現実?」
「はい、これは私がこうしたいって思ったことを現実化するって言う能力です!」
「それってとても強いじゃないか!」
「熟練度によってできることが増えるので、今はとっても弱いんです…」
「それでもあの索敵能力!凄いな!」
「ハクトさんの方がすごいですよ,あの【幽閉の森林】を焼け野原にするなんて…。」
「あれくらいならユーアにもできるさ!」
「今は無理ですよ…」
「なら、特訓しよう!」
「え?」
「俺の家に来てくれ!俺もユーアのこともっと知りたいしな!」
「…いいですよ!行きましょう!」
「それでは!《転移》!」
次回・第14話「広大な2つの平原」
A級ユーア、世界最高峰ダンジョンに挑戦する!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます