第4話 お家造り
「ふ〜、疲れた〜」
白斗は魔法世界を終了し、現実世界に戻っていた。
ーまあ、あれだけ魔法を放ってましたら、疲れますよ〜…
「本当に話せるんだね!エイト!」
ーこれからは、脳内から直接話しますよ!
「う〜ん、そうだね〜、家、どうしようかな〜」
ー家ですか。ログハウスか、洞穴とかですかね?
「う〜ん、ありきたりだね…」
ーでは,天空城はいかがですか?
「天空城!それだ!魔法で作ろう!」
ーでは、レッツトライです!
そうして,2人は家ーー天空城作りを始めたのだった。
「
その魔法により,天空に土地が生み出される…
ー精霊魔法って、神話級じゃないですか…。
「土地はこれくらいでいいかな?」
ーていうことは、遂にですね!
「うん!
その一言により、石が掘り出され,木が切り出され,組み立てられる。そうして,家が作り出されていった。
ーすごい…。一瞬で家が…。
そうして,家が完成した。
「完成!次は家具だよ!《アイテム放出》」
家具も一瞬で出され,家が完成した…。
ーできちゃいましたね。
「うん,浮遊も術式を組んで,自動にしているので,大丈夫だよ。けど,後は…。」
ー透明化ですね!
「うん!
その土地は全て透明となった。
ーおお!土地が透明になりましたね!
「これで見えないし、何も通さないよ!」
ーどうやって出入りするのですか?
「これだよ!【結界操作装置】!」
ーなるほど!これで結界を操作するのですね!
「移動もできるから、どこでもいけるよ!」
ーそれでは,
「「完成だ!!」」
ー次の日ー
「う〜ん,我ながらいい家だよ!」
ー今日はどうなさいますか?
「今日は【生活魔法】を作って,自給自足する前に、街に行こうと思うよ!」
ー街ですね!この近くだと、【ライタスの町】が近くですね!
「言語はどうするの?」
ー大丈夫です!通訳できます!
「ならOKだね!」
そうして2人は【ライタスの町】に向かった。
ーライタスの町ー
「あれが、ライタスの町?すごい賑やかだね!」
2人は上空からライタスの町を見ていた。
ーそうですね。一応門を通りましょう。
「わかったよ!」
2人は町の門の前に降りてきた。
「凄いね!とっても大きいよ!」
「ここは魔物の襲撃が多いから、城壁が大きいんだ!」
話しかけてきたのは、門番の男、ルーズだった。
「国に入るのかい?」
「はい!どうやったら入れますか?」
「あの、水晶に手をかざすだけだよ!」
「わかりました!」
ー白斗様、心で念じても話せますよ!
(わかったよ!エイト!それで,あの水晶は?)
ー鑑定水晶です。相手の情報を視る水晶です。
(こうやって,手をかざせばいいんだね。)
白斗は水晶に手をかざした。
「ほう,カミハラ ハクト、か。いい名前だな!ハクト!」
「ありがとうございます!ルーズさん!」
「ん?名前,知ってたのか?」
「カードに書いてありますよ!」
「はは!そうだったな!」
ルーズの胸には[ルーズ]と書かれたカードが貼ってあったのだった。
「それじゃあ!この国を楽しんでくれ!」
「はい!色々とありがとうございます!」
そうして白斗ははじめての町、ライタスの町に踏み込んで行ったのだった。
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