第42話 断罪 3

村を探索と鑑定……。

サーチ、鑑定。

結果…


アルトマ村……。

ハハ!自分の家名を村にしてるよ?笑えるよね?(屑過ぎ)

極めてどうしょうもない村。

普通の家は数件だね。

後は宿屋……盗賊と繋がりがあるから、まともに泊まれないよ?

この村の宿に泊まれば、自動的に女の人は拐われて……他の人は…………酷いノーコメント。

男の人や年寄りは……もっとノーコメント。


華屋敷の娼館には、無理やり女や子供を娼婦にして体を売らせる場所だね。

ここは拐った女の人を使ってるね。


外見が綺麗な男の子にも体を売らせてる。

それ専用の娼館があるみたい。


華屋敷二件は隊長の持ち物。

賭博場は副隊の持ち物。

酒場は騎士隊員の物だね。

持ち主の名前は……クズナス・マズイが経営者。

偽物ギルド所有者は隊長だね。

偽物ギルドマスターには騎士から転身で…バクロス・ガスターが隊長の指示で仕事中。

闇ギルドではないよ。独自のギルドっぽいから、依頼もフェイク。

旅の冒険者に嘘の情報を教えて。

村から出ていくように促してる。

それでもここに止まる冒険者は、所謂屑の冒険者でランクの低いうだつが上がらないカスのみ。


 隣国から、マクウェル領に入って来る難民が流れてくるね。

 難民の孤児は……最悪だよ?これも酷い扱いだね。

 行き先は娼婦館か、奴隷にされる。

 後……獣人が旅人で来るけど……ノーコメント。

 孤児院みたいな場所もあるよ……扱いが酷いけどね。

 と、こんな感じかな?後は自分の目で確かめてくれ!


 ……………なんた?この鑑定は?


 これ……いつアップデしたんだ?

 さて、それはともかく!


「はい!真っ黒な鑑定結果!出ちゃいました!あぁ…これ父上が知ったらヤバイわぁ~」


 そう呟くと兄からメッセ有り……。


(ルーク…)

(はい!兄上。サンズが行きましたか?)

(ああ、少し前に聞いた。村が出来てるんだそうだな?)

(ええ、やらかしてますよ。華街迄作って娼館作ってるわ、人身売買迄やらかしてますよ。後は……その他色々……です)

(………南は誰が?)


 ここは声を上げて報告だな。


「(兄上、名を伝えますね?隊長は、ゲルマン・ドメイル。副隊はアルトマ・マルトルです。至急一族取り潰し。性別関係なく奴隷、もしくは娼婦に落として下さい)」

(ルークお前……それ程か?)

「(ええ、それ程です。隊員100名全員です!始末して宜しいですか?)」

(任せる。首等は持ち帰るなよ?此方は此方で動く)

(了解しました。それと人が足りません影寄越して下さい)

(了解。というか、サンズに任せたそろそろ着くんじゃないか?)

(了解です。なら一旦切ります)

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