第13話 誰か忘れてる…?

そして、ゼスタと厨房に向かい解体場所にオークとボアを数体出して食堂に戻ってくると。

あれだけあった、料理がテーブルから消えていた……早ぇぇ!


食うの早っ!俺一皿しか食ってないのに…。

バンすら残ってないじゃんかよ!どんだけ食うんだこいつらは!


「主!戻ったな早く行くぞ!」

「分かった、分かったから!急かすなよなら行くか?」

「「おう!」」

「「は、はい!」」


テーブルの料理…未だ少し仕舞い忘れた皿が有ったのでそれをイベントリイの中に入る。


料理がリストに追加されて、見やすくなった。


仕舞い込んだ料理をのリストを見ると………なに……これ……カレーまであるぞ!

ゼスタ…朝から頑張ったんだなぁ……。

あんたの料理好きに荷物頭が下がるよ。



「よし、出掛けるぞぉ~!」

「「了解だ!」」

「「はい!」」


食堂を出てエントランスに向かい扉を開いて外に出る。


あ~未だ……日も登ってないのかぁ~。

なら行った先で、適当にベース作ってそこでゆっくりしてから魔物狩りと採掘かな?

ギルドこのメンバーなら行かなくてもいいしなぁ。気楽に狩りをしてこよう!

フフフなんかたのしみだ!


「なら行くぞ!オルタ、ウオル!ラムセス達を頼んだぞ!」

「任せろ!捕まれ!ラムセス」

「は、はい!」

「お前も捕まれ!サクロス」

「はい」


なら、セバ!留守宜しくな!


「はい!行ってらっしゃいませ!」


ん?誰か忘れて……まぁ、良いかな?


空に飛び上がると俺は直ぐにマップを見る。

以前、影達が探して来た洞窟をマッピングしてあったのでそこに向かう。

えっと洞窟は4ヶ所だったな。


一ヶ所づつ、潰してくか?


「オルタ、ウオル!この方向に飛んでてくれ」


指で向かう方向をさす。


「「了解だ」」


「イール!出てきて良いぞ!」

『ピィ~なに……主、散歩?』

「嫌違うが、出掛けるぞ?行くだろ」

『いく!何処に行く?』

「まぁ、付いてこいよ……」

『分かったよぉ~!ピィ~』


じゃ行くぞ~!空を飛んで進む。


「オルタ」

「なんだルークよ」

「方向…もう少し右寄りだ!あっち」

「そうか、向かうのは山か?」

「そうそう、山の中だよ。そして魔物狩りと洞窟で鉱物の採掘だな」

「フム……採掘か……洞穴を行くのか?」

「だよ!場所は分かってる」

「そうか……了解だ!なら場所は、お前が分かってるんならお前が先導しろ」

「了解だ!」


そして目的の洞窟を見つけて地面に下りる。


「この辺りに洞窟が……あ、あれだ!オルタ、ウオル!彼処だ」

『主……ボクは?お腹すいた』

「適当にその辺で遊んでろよ。ただし、狩り過ぎるなよ!」

『ピィ~分かったぁ~』


好きにしてて良いからなぁ~!


さて、俺らはベース作ってそれから……採掘したいのだがなぁ~。


「おい!主早速採掘に向かうぞ!どうせ我らは護衛だろ?」

「良くお分かりで……俺が採掘してる間は後ろの守り宜しくな?」

「分かった……なら行くぞ!おい!ラムセスサクロスお前達も行くぞ」


「了解です!」

「行きますよ!」


お前ら張り切ってるけど……気を付けてくれよ?


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る