閑話 ~転生者ルーク~
ここが何処かも分からないし、此れからもどうなるのか分からない。
「蘇芳さん、あっちの神様(笑)ですか。クククあの神には、「あっちの」で良いですね?直ぐに連絡して、処理するようにします。ですが本当に良いのですか?貴方と言う存在が誰の記憶にも無いなんて」
「ありがとうございます。良いんです。やたら覚えられてて、思い出して泣かれるなんて真っ平ですよ。しかし……なんで俺だったか?聞いてます?」
「えっ!ええ、あっちの神が言うには人違いだそうです」
「ひ、人違い~ぃ?神、俺あっちの恨んでも良いですよね?なんで、やらかしたのが謝罪に来ないんだ!」
「ええ、是非!恨んでください。でもここに来れないのには、事情がありましてね。あっち神の世界は、地球と言うんですかね?あそこは今、目を離せないらしいです。特に、異世界!で他の神や異世界人が地球に干渉してるらしく、召喚や転移に転生が流行ってるんです。他の世界からの、引っ張りを見張ってるらしいですね。蘇芳さんの人違いてすが、そもそも蘇芳さんを人違いで召喚しょうと、していた世界の召喚術を、地球の神が止めに入った結果。地球の神の力が何故か、制御出来ずにこの結果に成ってしまった様です。良かったですね?巻き込まれ召喚て大変なんですよ?」
大変て、実際にここで大変な目にあってるがな!
「あぁ、あっち神からは、お詫びに私の世界で転生者して貰うのと、私とあっちの神からのプレゼントがあります」
プレゼントね?なんか怖いな。
「まずは、私の世界で暮らせるように身体の形成をしますね?私の世界は剣と魔法を使う世界です。あと、私の世界は余り地球のような科学と言うものがありません。魔物も居ますし、暮らす者達は人だけではありません」
はぁ?
なんか、聞いた事があるな?あ、弟が読んでた本にそんなことがある世界の……ファンジーって言ってたか?
そんな話があったような…思い出せ!
確か勇者と、魔王だったか?
全然訳がわからん?
俺にどうしろって言うんだ?
「あの、魔王と勇者っていますか?」
「え、勇者に魔王ですか?いませんよそんなスペクタクルな者!あんなもの居たら星が崩壊してしまいますよ、繊細なんですよ世界の育成も」
へぇー案外まともな世界?
「まぁ、犯罪とかはありますよ?普通にこればかりは無くならない。良い世界にしたいと、日々皆さん頑張っては居ますがね」はぁ~。
神様でもため息付くんだな?なんか、安心する。
「それで、いきなり私の世界にい行っても、馴れないと思いますので。暫くは、ここで私たちと修行をして貰います」
はぁ?修行ですか?何の??
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