第20話 影達からのSOS 1
オルタ達と、昼飯を食べながらボンヤリと考えているとグレゴルからメッセージが入る。
(メッセージ!ルーク様!)
(ん?グレゴルか?どうした)
(す、すみません、緊急です)
その言葉を聞いて椅子から立ち上がる。
(どうした!)
(は、はい!キングオーガに囲まれて、ラムセス達を庇いながらだと、少々やばくて!ヘルプ頼めますか?)
(囲まれて?戦闘中か?)
(はい!)
(分かった。今から行く!耐えれるか?)
(は、はい!ですが…余り持ちません!)
(分かった直ぐ行く、耐えろよ?)
通信を切るとすぐに飛び上がる。
「オルタ!緊急だ、そこで飯食ってて!俺行ってくるから!」
「おう、行ってこい!」
そしてグレゴル達をマップで探す。
えっと……何処だ?
……あ、見つけた!囲まれてるね?確かに……。
なら急ぐ!高速移動で空を飛ぶ。
そして、グレゴル達の真上まで来ると空の上からエアカッターを一体のキングオーガの頭に振り下ろす!
するとキングオーガは、縦に真っ二つになって左右に体が倒れる。
「ドドーン」
音を立てて倒れると、戦っていた魔物のと人の動きが止まる。
よし、今だね!
「やぁ?グレゴル?苦戦中かい?」
そう言いながら、地表降り立つともう一体のキングに剣で肩から腹に掛けて切り裂きく。
「グクオォォーーーー!!」
と叫び声を上げてバタリと倒れる。
「ル、ルーク様!」
「やぁ!呼ばれたけど?」ニコリと笑う。
それだけ言って、キングオーガを切り裂きながら影達と会話をする。
「ええ、助かりました。が、少しです!」
なら呼ぶなよ!とは思うが…わざと余裕ぶってるね。面白いのってやんよ!
答えるグレゴルも、剣でオーガの攻撃を交わしながら俺と会話をする。
「手こずってるのか、お前が…それは珍しいねぇ?」
俺もオーガと対峙する。
バルカンもオーガと、対峙しながら俺の問いに答える。
「ええ!少しですよ!少し!」
「そう?ラムセス達は?使えた?」
「微妙ですね、もう少し鍛えないと…」
そんな会話をしかながら、キングオーガを一体また一体とグレゴルとバルカンとで倒す。
多いね………何体と対峙してたの君達?
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