第103話 屋敷ではなく…城ですか?
「分かった、更地にしておくから後で屋敷を出せば良いよ?フォル」
「…ありがとうございます。ルーク様?それでご相談なのですが……」
「屋敷の中を、改造だよね?」
「ええ出来れば、お願いしたいのです。もし宜しければ、その…妻も娘達も喜ぶのですが……」
「分かった、少し待っててくれ!」
「はい!宜しくお願い致します」
フォルクスは、深々と頭を下げて……。ルークご面倒を、お掛けしますと言ってくる。
「よし、フォルクスはそれで良いな?ならば後は全体を壊してから、土地を拡大させて。色々造らんか?」
まぁ、そうだけど……なんだが大改造に成ってくるぞ?使用人達とも連携をしたい所ではあるが……。
「そうですね?全部ばらして造り直しますか?」
「そうだ!ここを王都にしたいからな!どうせなら城を造ってくれ!」
おお!城かい?ならでかいの造るか?
気合いが入るね!
「分かりました。ならば図面を書きましょうか?」
「ああ、エルクお前はどうしたいのだ?」
「私ですか?ならば………カミルお前達も部屋居るだろ?」
「ええ、是非!」
「俺も俺も!ルーク、手伝うぞ!」
そして…………図面が出来上がる。馬鹿デカイねぇ~。
その内に伯父達も来るのだから良いのか?
「ルーク、これ本当に出来るのか?」
「ライン!俺は凄い!出来るぞ?こんなの一瞬で造れる」
「マジか?」
「フフフ!マジだ!」
任せろ!と息巻くが……良く見ると、城の周りに庭や色々な施設を合わせると、中心の城もでかくしないとバランスが…。
これは敷地面積はネズミさんのランドぐらいは有るのか?城はそれなりにでかくしないと…バランスが取れないね…。
……てか、でかいかな?
城を中心に丸く建物と、畑、訓練所、その他が囲む敷地内にするのだ!あ!下働きの連中の寮もデカイの造る?後は兵舎と色々か……。
そして、後の話しに成るが城の回りを民達が生活出来る町を造る。
貴族街と平民商人達が暮らす階層で良いのかな?後は町の引っ越しと、街道の整備と色々か……やること多いね?
その辺は父上達と相談かな。
「さて?ここの邸の荷物を、使用人全員で出しておいてくれ?フォルクス。使用人の振り分けは後でにしょうか?」
「はっ?ではルーク様、旦那様が先ほど振り分けと言っていた話しは、保留で宜しいでしょうか?」
「ああ、そうしてくれよ?先ず土地を広げて、城が出来てから考えよう?引っ越しが優先!2日あれば出来るかな?」
「はい!できます。ルーク様から、預かって居ります鞄が有りますので……」
「あれで、足りるのか?父上?足りますか?」
「私は分からん!エルクは?どうだ?」
「私は足りません!ルークもう少し容量が大きなものが欲しい」
「分かりましたよ。兄上には、大きめの鞄ですね?」
イベントリィから、トランクケース出して兄に渡した。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
作品にフォローを有り難う御座います。
感謝しております。
((*_ _)ペコリ
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