第93話 新しい屋敷の中のは?

 新しく出来た屋敷の中へ全員で入る。


「さて、お前ら。一階の配置を覚えろよ?あと、地下に訓練所がある。そこは、俺とお前らが使うからな?」 

「地下もあるのですか?」

「なんだ?ケルバン?」

「い、いや、凄いなと思いまして?」

「ルーク様凄い!」


 煩いよ?リンク、お前は黙ってろよ?

 ………甘い顔をすると付け上がる。


「一階は食堂と、サロンと大ホールだ。この階でお前らが使うのは、使用人専用の食堂と風呂場だな?ここは自由に使えよ。後は2階の会議室だ。色々打ち合わせをするからここも覚えておけよ?」


 屋敷の中を、説明しながら各部屋を歩く。


「はぁ~それにしてもルーク様………」

「なんだ?ハンス」

「いえ、こんな大きな建物がほんの数時間で出来るとは……私の主は凄いと思いまして」

「ハンスそれは、誉めてるの?それとも呆れてるのかね?」 

「え、あぁ、誉めてます!お誉めしてますって!」

「まったくお前は……」

「おい!主よ!我らは?どうすれば良い」

「ん?お前らは、どうするか………まぁ、適当に食堂を、使ってくれよ。部屋は、此れから案内するから。部屋を案内したら、そのままゆっくりしてて良いからさ?」

「わかったぞ!付いていく」


 そして、2階に上がり会議室に入る。


「じゃ、ラムセスとサクロス、オルタにウオルは、こっちに来てくれ。影達はここで適当に座って待っててくれ」

「「「「「「は!」」」」」

「じゃ、サクロス達行くぞ」


 2階の奥の2部屋に、サクロスとラムセス、ウオルとオルタを案内する。


「ここは、ラムセス達が使ってくれ」

「はい!ありがとうございます。ルーク様、ここは、広いですね?」

「そうか?今後食事と風呂は使用人と同じ場所を使ってくれ」


 ここに、は馬鹿は居ないからな。


「畏まりました。ありがとうございます」

「よし!じゃ適当にしててくれ。さて、オルタ達はこっちだ」


 オルタ達を、引き連れて客間に案内する。


「オルタ達はここを使ってくれ。其々部屋が別れてるから適当に選んで使ってくれ」

「わかったぞ!主………すまぬな?礼をいうぞ!」

「ハハハ。俺もお前達には助けられてるからな?此れからも頼むよ。この屋敷なら適当に過ごしててくれ。この上の階が俺の自室に成ってるから用があれば来てくれ」

「わかった!では、我らは、部屋でゆっくりさせて貰う。夕飯楽しみにしてるぞ?ハハハ」

「わ、わかったよ。じゃ、また夕食の時にな?」

「「おう!」」


 そして会議室に戻る。

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