第91話 引っ越し
出来上がったばかりの屋敷に、セバスと二人で中に入るとセバスが声を上げる。
「ほぉ~これは………見事ですね。エントランスからすぐに真正面が階段ですか?一階はどうなってますか?」
「ん?まぁ、見て回ればいいよ?」
「そうですね?」
随分と、ご機嫌なセバスと一緒に一階から見て回る。
一階は、セバスのご希望通り大ホールに食堂は2ヶ所で、俺専用と使用人の使う食堂。
サロンと厨房に、大浴場と露天風呂を繋げてみたぞ!
後は、物置部屋をこれは2階にもある、これを2ヶ所、使用人専用と俺専用に。
2階には、使用人の部屋と遊具部屋と会議室を2ヶ所に、ゲストルームを3部屋。
3階は、主に俺の部屋と広々とした風呂にトイレと洗面所に書斎に執務室に図書室に遊具部屋に、ウォークインクローゼットと隠し部屋(これはセバにも内緒)を作った。
「そういえば、料理人をどうするかなぁ………」
「ルーク様の屋敷が出来たなんて知ったら、直ぐに、ゼスタが飛んで来そうですね?」
「ゼスタかぁ~、あいつが来てくれれば一番だが……本邸の料理長だしなぁ~無理だろ?」
「まぁ、そうですね?ですが……新しく雇うのも苦労しそうですね?」
「まぁ、ギルドに行ってギルマスに相談するか?」
「それでしたら、私もご一緒に行きます。今回はルーク様の、お付きとして行きます」
「え!マジ?」
「マジです。奴の事もありますしね?フフフ」
こ、怖い………その笑い方は、怖いから!
あ!セバは、俺の隣の部屋にするか?それとも別に?
「そんな!私の部屋でしたら、2階の何処かに頂ければ………」
「そうなの?なら見て来いよ?バルコニーも其々に付いてるから庭を眺められるぞ?まぁ、庭はこれから作るがな?」
あ!あとは地下に訓練所と食糧保管庫もあるぞ!
「では、少し見てきても宜しいでしょうか?」
「あぁ、良いぞ?俺は自分の部屋にいるから!本邸に置いてある私物運んでおくよ」
「分かりましたでは、少し失礼を」
セバが、2階に降りて行ったので俺も本邸の自分の部屋に戻る。
「テレポート」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます