第90話 マイホーム完成。
ルークが魔法を使うと、平地だった地面からボコボコと土が盛り上がり建物の形が出来上がって行くと…………。
ルークもビックリ!三階建ての立派な洋館が出来上がった。
「どうだ!セバこんな感じは?」
「良いですね?無駄に大きくはないですし?建物の中を見ても宜しいでしょうか?」
「あぁ、良いぞ!だが……セバ?一緒に行くんだから、いちいち断りは入れなくて良いぞ?」
「あぁ、そうでしたね?フフ」
「なら行くぞ?あ!その前にこの館の脇にもう一棟建てないと!」
アーキテクチャ!
そしてまた、土が盛り上がり建て物が出来上がる。今度は三階建ての日本で言うコーポが出来上がった。
一部屋はだいたい2LDK位の広さにした。
これで、オルタ達意外二人部屋で前よりは広く使える筈である。
「また、これは………ルーク様。使用人、影達が喜びますね?」
「ん?なんで?一部屋二人突っ込むんだけど……?窮屈じゃ?」
「そんな事は、ないと思いますよ?試しに誰か呼んでみたら如何ですか?」
「ん?そうか?なら誰を呼ぶか………?」
「ま、呼ぶのは後にして。私としては、屋敷を見に行きたいのですがね?」
おっと肩透かし?
「そんなに楽しみなの?セバ?」
「ええ、それはもう!ルーク様のお作りになった屋敷ですよ?本邸は、修繕しただけですが、今回は何も無い所から建てたのですからね!」
楽しみです、と言うセバス………お前………良いのかそれで?大分俺に感化されてるな。
まぁ~、俺が規格外過ぎるからだろうか?
段々と執事や影達も、普通じゃなくなって来てる?昔は、違った気がするのだが………?
だったら、すまん!としか言えねぇ!
「じ、じゃ、行くか?」
「はい!行きましょう!あぁ、これから暫く忙しくなりますね?まずは使用人を数名雇い入れないと行けませんが……ルーク様の鑑定がないと!ルーク様!頼みましたよ?」
「え?あぁ、分かったよ………」
歩きながら、そんな話をして出来上がった屋敷に向かい中に入って行く。
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