第85話 人助け?
「ふう~~!此で全部かな?」
そう言って、ルークは回りを見渡すと後ろから声を掛けられる。
「お、おい!あ、あんた何者だよ!」
「え?あ~えっと、なんか戦闘したてのが見えて?」
「そうか……すまんな。助けて貰って助かった!例を言う」
頭を下げて礼を言われる。
「別に、気にしないで下さい?偶々戦闘が見えたので?それにしても、何故こんな場所で?オーガになんて襲われて居たのですか?」
ここは森の中ではあるが……比較的見渡しが良い場所だよな?逃げられなかったのかな?
「ゴブリンを退治して、町に帰る途中だったのだがな………彼奴が道を一本間違えて、入ちまったようでな?迷ってたところで出くわしたのがあれだ!」
といって、オーガをゆびさす。
「そうでしたか?ところで冒険者のパーティーの様ですが人数は何人ですか?」
「え?俺たちは5人のパーティーだよ?」
「そうですか?怪我した人は大丈夫ですか?」
「おい!お前ら怪我は?」
「「「「大丈夫だ!」」」」
「だ、そうだ?」
「それはよかった!では、俺はこれで。あ!因みに町に行くならあっちです。迷わないように気を付けて?」
一方的に言って、冒険者たちの側から離れようとしたら止められた。なに?
「ま、まてよ?」
「なんですか?」
「オーガの素材要らねぇのか?」
「あ!それなら、雑魚2体貰いますね?キングは、貴方達がトドメを刺したのですから。では、貰って行きますね?」
オーガの体を触って、イベントリイに仕舞ってその場を離れた。
「え、お、おい!お前!」
待てよと、止められるが構わずに森の奥に向かう。
その場に取り残された、冒険者は唖然としてルークを見送った。
そして、また空へ飛び上がる。
「ふう良い運動でした!さて何処のギルドに持ち込むか………」
その後、ルークは10ヶ所の領地の冒険者ギルドで鱗を200枚近い数を売り捌いて屋敷に戻った。
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