第53話 増員したぞ!

「お!二人来たな?お前達も久しぶりだな?特にチェスコは?」

「はい!お久しぶりです。それで?こんな遅い、時間に如何されましたか?」

「ああ、実はロイド奴がチェスターと繋がりがあった、なので奴を王都の屋敷まで送った」

「「「「「は?」」」」」

「で、では?サブは?」

「空席だな!」

「どうされるのですか?」

「悩み中だよ?マーキュリー。なんだ?意見があるのか?」

「い、いえ。特には………」

「あっそう?で、話しは変わるがな?新人が4人増えたぞ。一人はラムセスだ、奴の事は連絡が回ってると信じたいが………知らん奴はいるか?」 


 回りを見渡すとバルマが口を開く。


「大丈夫です。ちゃんと連絡は受けてますよ、後の三人は?誰ですか?」


「一人はラムセスと同じ、ロイドが引っ張って来たサクロス。こいつはローズに付けていたのだが、ローズか追い出したのでな。俺が引き取る形になった。後の二人は、依頼先で知り合って仲間になった。主に俺の冒険者仲間だな。あと報告だが………お前らクレバン筆頭に全員、近々兄上の影達と合同訓練有るから心しろよ?後それが終わったら、また役割を割り振るからな」

「「「「「「はぁ?なんですかそれ」」」」」」


「ま、待って下さい。冒険者仲間?なんですかそれ!ルーク様は元々ピンでよね?」

「まぁ基本ソロだな。てか、ケビンうざい」

「うぐ………酷でぇ~ルーク様」

「それに、エルク様の影達と合同訓練!嫌ですよ?」

「何故だ、サンズ?」

「あいつら!性格悪いんですから!」

「お前それは………言ったら駄目なやつだぞ?俺は知らない!」


 聞かなかった事にする。


「そもそも、何で訓練なんて話が出るんですか!」

「それクレバンに聞けよ?あいつらが悪いんだからな。いまは、謹慎中だがな。まぁ連帯責任だな。しかもケビン達はバカンスで1週間近く遊んだんだ丁度良いだろ?」ニヤリ。


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