第21話 領地の屋敷にて フォルクスside 1
一方その頃、領地の屋敷の転移門にマクゥエル家の家相が転移して来た。
「さて、ルーク様とセバスは何処に要るのか、分かりませんね。探すのにも手間ですね」
フォルクスは一人言る。
セバスは………もしかしたら、大広間に居ますかね?行って見ましょうか。
屋敷の大広間は三ヶ所ある。
一つは小規模な場所、50~100人程度が入れる小ホール二ヶ所目は150~200人程度なら入れる中ホール、三ヶ所目は、300~400人程度なら入れる大ホールである。
奥様の替わりに、新年の支度をしている筈ですがならば行先は中ホールですかね?
フォルクスは、中ホールに足を運ぶとなにやらバタバタ騒がしくする使用人が数名居た。
その中の、一人のメイドがフォルクスを何で?と言う目で見て近寄ってくる。
「フォルクス様如何されましたか?此方にご用でしょうか?」
「ええ、ルーク様とセバスは何処にいますか?探して居るのですが」
「ルーク様とセバス様は、この中に居ります。お待ち頂ければ、お呼び致しますが」
「いえ、私から出向きますので、不要です」
「分かりました。では、私は仕事に戻ります」
「失礼致します。ルーク様!」
フォルクスは、中ホールに入りながらルークの名を呼び出て来るのを待つ。
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