第4話 ドレスの試着
明くる日、ローズのドレスが届いたとメイドから伝えられたので、ドレスの試着をする為に、お母様と一緒に屋敷のドレスのルームに行く。
屋敷の廊下を母とメイド長と、マルレイの4人で歩きながら母と話す。
「お母様、どんなドレスが出来上がったのかしら。私楽しみですわ」
「フフフ。見てからのお楽しみよ」
ドレスルームの前に立つと、メイドが扉を開けて中に入る。
すると、中は20畳ぐらいの広さがあり。
窓ガラスからは明るい日差しが入ってくる。
部屋の奥には、100着以上のドレスが収まったクローゼットがある。クローゼットの左手前に鍵付きの収納棚があり、その中にはドレスに合わせた数々のお飾りが収納されている。
部屋の中は、入って直ぐにソファーとテーブルがあるだけの実に、シンプルな部屋だ。
だが、部屋の中にあるもの全ては貴重な物ばかりである。
4人で部屋に入り、母とローズがソファーに座る。メイドの二人は届いたドレスを出してローズの前に置いて見せる。
「お母様、素敵ですわ何て綺麗なのでしょう」
「フフフ、そうね……素敵だわ」
親子でドレスを見ながらウットリとする。
「さぁ、お嬢様。試着致しますよ?お支度なさって下さいまし」
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