第27話 火事場泥棒
創造したらガラスとクリスタルで、できた置物になった。ガラスケースの中にクリスタルの、薔薇の花が三本入った置物が出来上がる。これは、またヤバイか?国宝とか言われそうだな?アハハ!
「ルーク!やり過ぎだ!この世界には、無いぞこんな物は!」
「まあまあ、父上。ルークがやる事にいちいち怒っていては、身が持ちませんよ」
「エル!そうなのだがな。こんな豪華な、国宝級な物を意図もあっさりと、目の前で作られたら怒りたくも成るわ」
「まぁ……そうですね。ではこれは、私が貰って置きます。ククク(売れば、一財産だ!)」
そう言って、チェスターが置物に手を出す。
火事場泥棒とはこれ如何に。残念兄。
「チェスター!!貴様ふざけた事を、いちいち申すな!」
「そんな事は、させませんよチェス兄様!浅ましいです」
浅ましいと言いながら、チェスターの頭を後ろからひっぱたく。(笑)
後頭部を叩かれたチェスターが、頭を抱えて座り込む。余程強く叩かれたのか?エルク兄上もっと叩いて下さい!俺は死にかけたんだから。
「痛いでは無いか、エル!」
……何んだか、この二人を見てると漫才を見てるみたいだな。
「そうですか。父上に、兄上?なら、これは仕舞って置きますね?」
三人に仕舞って置きますと、俺が言うと小さく(アッ)って言ったぞ?(笑)
「る、ルークそれは、屋敷に飾らんか?」
「父上?今、私は怒られた様な、気がしますが?気のせいでしょうか?」
「ルーク、分かったよ………仕舞ってくれ」
「そうですか」
残念だと言いながら、ポイっと投げる様にイベントリィに投げ込む。国宝級の物を雑に扱うと、三人が俺の雑な扱い方を見て、目が点になってる。
「ルークお前、仮にも贈り物で作った物を、投げ込むなよ!それ………国宝級だぞ」
「エル兄様。そんな事を言われてましても、人に贈れないなら、要らない物ですよ?また作り直せますし、しかも今のは仮で作った物ですよ?」
「要らなくはないんだよ、絶対にローズは喜ぶぞそれは!」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
🙏お知らせ。
#すみません、置物の説明が難しいので分かり辛いかも知れません。それと少し修正致しました。
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