第3話 瞬間移動

 ルークは、ハイヒールを自分に掛けて、怪我を治すと一息着く。

 ふぅ~痛かった。

 ったく、あいつら好き勝手やりやがってと言いながら立ち上がると、服に付いた土埃をパンパンと払う。

 立ち上がって、全身を見下ろすと汚れて酷い有り様である。

 腕からも血が出ていた様で、服に血が滲んでいる。


「酷ぇなこれ………俺じゃなきゃ、死んでるな」


 汚れた体に、クリーンと呟くと全身が綺麗になりスッキリした。

 さて、ここにはもう用は無いな?出ていきますかね。

 結構楽しかったんだけどな……あいつら馬鹿で助かったけどね?帰ろっと。


「ワープ」シュッとその場にいた人物が消えた。

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