第15話ステータスを見てみる

そして、冒険者ギルドに行き、ゴブリンの右耳を10体分渡して、討伐報酬の30000ルーペを報酬として貰った。

「ありがとうな、アイラ」

「いいわよ、すごい情報ももらったし、それにこのビジュについては情報をどんどん開示しちゃっていいんでしょ?」

「あぁ、勿論だ。めちゃくちゃ見られるのはスローライフを目指す俺には少しきついからな」

「わかったわ。それじゃあ、最初に渡せばよかったのだけれども、残りの情報量の200万ルーペね」

「ありがとう。これで、フレイに釜を買ってあげることができるよ」

「じゃあ、作った短剣もよろしくね!私は、ギルドメンバーとクエストに行ってくるわ」

「あぁ、わかった。じゃあ、またな」

「えぇ、またね」

俺はアイラと別れた。



そして、鍛冶場に来た

「フレイ、これでいいんだよな?」

『もちろんだぜ!これがいいに決まってるぜ!』

フレイは小さい男の子だから大人っぽい言葉で喜んでても可愛い感じに見えるな。

少し和む。

「じゃあ、買おうか」

俺は、今ある全財産を使って釜を買った。

「じゃあ、ログハウスで試してみようか」

俺は一旦ログハウに帰った。



そして、ログハウスにて。

「この釜どこに置いて欲しい?」

『俺は家の中がいいけど、できるのか?』

「家の中か…少し狭いかなぁ。まぁでも、荷物を退けることはできるから大丈夫だよ」

俺は、クローゼットやタンスを全部アイテムボックスにしまった。

しかし、これはログハウスを増産するか何かをしないといけないなぁ。

じゃないと、後もう一つの卵も置くところが無くなってしまうからな。

「じゃあ、置くぞ」

俺はアイテムボックスから釜を出した。

まぁ、正式には錬金釜というものらしいのだが、釜でもいいだろう。

『やったぜ!これで物を作ることができるな、主人!!』

「そうだな。その前にステータスを見てもいいか?ビジュのやつも」

「かしこまりました」

『いいぜ!』





名前:フレイ

種族:火上級精霊

レベル:8

体力:1500

筋力:1400

魔力:2000

素早さ:400

器用:1000

スキル:炎魔法Lv2 鍛冶魔法Lv1






名前:ビジュ

種族:宝石龍

レベル:3

体力:1400

筋力:1500

魔力:1200

素早さ:600

器用:950

スキル:宝石渡しLv1 宝石魔法Lv1



おー、フレイはスキルレベルも上がっているなぁ。

しかし、二人とも心強い。

レベルが低くても他のステータスが高いからな。

そして、俺の今のところのスタータスはこんな感じだ。




名前:ケンジ

職業:ユニークテイマー

レベル:5

体力:600

筋力:200

魔力:250

素早さ:60

器用:120

運:9999+

スキル:テイム(ユニークモンスター) 召喚 鑑定レベル4 成長促進レベル4

農業促進レベル3 植物学レベル2 農地利用レベル2 物作りレベル3 土木レベル2

農業スキルレベル2

称号:ユニークモンスターを操る者 幸運者

使役:フレイ ビジュ




素早さ60は流石に遅すぎだろ…。

しかし、モンスターには運が無いんだなぁ。

「わかった、ありがとう。二人ともなかなか高いステータスだね。これなら、安心して討伐クエストとかできるよ」

『おう!俺たちが守るからな!主人!」

「はい、私が、何があっても守らせていただきますので、ご安心ください」

フレイは手をあげて応じ、ビジュはお礼でした。

「よし、ビジュに鉱物とか出してもらって鍛冶をしてみようか!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る