第5話家具を揃えたりしよう!

「ここが俺の土地か…広いな…」

念願ではないが、スローライフを楽しむと言うことを実感できた。

これは、戦闘職を選ばなくて正解だったのかもしれない。

さて、あそこにログハウスもあるのか。

俺は、ログハウスの中に入ってみる。

すると、中々の広さがあり、ベッドもあった。

これは、快適にここで暮らせそうだ。

さてと、このタネを植えなければならないのだが…どうすればいいんだ?

一応、農業ギルドで農具とかは買ったんだけどな…。

鍬だけでいいのかな?

おっと、その前にこの土地って誰かプレイヤーになれる物なのか、調べてみるか。

俺は、ステータスを開き、自分の所有物になっている土地をタップする。

すると、話しかけるボタンが出てきた。

俺は、それをタップして話しかける。

「この土地は他のプレイヤーに見えるのか?」

《アンサーします。ただいまこの土地は非公開設定になっているため見ることはできません。しかし、フレンド登録している方は見ることができます》

そうなのか…まぁアイカさんに見られても問題ないから大丈夫かな。

そして、土地を見回してみると、柵がある。

これが、俺の土地の範囲なのだろう。

しかし、見れば見るほど広く見えるな。

さて、まずはログハウスの中の家具などを揃えたほうがいいかな?

俺は、マップで家具を売っている店を探す。

すると、これも始まりの街にあるみたいだ。

早速行ってみるか。

やっぱり、ソロプレイは自分のことだけ考えればいいから楽だな。




そして、家具屋にやってきた。

一応、ベッドもあったけど、もう少しいいやつを買おうかな。

まだ、お金は十分にあるしね。

で、棚とか机や椅子もいるな。

まずは、それぐらいかな?

料理も作りたいけど、魔道具であるかな?コンロとか。

俺は、ベッドのコーナーに行ってみる。

すると、たくさんの種類があるみたいだ。

実際に触ってみることができる。

ほんとに、リアルな世界と一緒だな。

「そうだな…これに決めた」

俺は、合わせて20万ぐらいのベッドと机、椅子を買った。

次は、魔道具屋だな。

まだ、NPCが作ったものしか買えないみたいだ。

まぁ、まだ初日だし職人の職業を持っている奴が出てきてから買っても問題ないんだけどなぁ…。

俺は、そこで焼き鳥の屋台を見つけた。

マーカーが表示されているあたりこれもNPCみたいだな。

NPCには青色のマーカーが出て、プレイヤーには黄色のマーカーが出るようになっている。

じゃあ、焼き鳥買いに行くか。


「へい、いらっしゃい!焼き鳥は何本いる?」

「じゃあ、2本もらうよ」

「毎度あり!2本で30ルーペだ!」

「じゃあ、丁度で!」

「熱いうちに召し上がりよ!」

いやぁ、焼き鳥は旨すぎるなぁ。

さて、コンロだコンロ!



俺は、魔道具屋に来ていた。

女の子が店番らしい。

「…いらっしゃいませ…」

おぉ…暗い子だなぁ…。

まぁ、いい。

「すいません、コンロってありますか?」

「…魔導コンロですか…?それなら…こちらです…」

「ありがとう」

そして、値札を見てみると30万ルーペだった。

ベッドと机と椅子の合計よりも高いのかよ…。

流石魔道具って感じかな?

「じゃあ、これ買います」

「ありがとうございます…」

よし、これで、準備終わりだ!

一旦、ログアウトしようかな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る