第4話ギルドへ行こう!
早速、俺は農業ギルドに寄った。
すると、そこにはNPCのおっさんが受付をしているみたいだ。
「よぉ!農業の新人さんか?じゃあ、登録だな!」
「あ、はい。そうだけど」
「じゃあ、ここに名前を書いて同意してくれ!」
俺は、言われた通りにした。
「じゃあ、は突然話は変わるが。なんの種が欲しい?」
何故に、種が欲しいって分かったんだ?
まぁ、いいや。
初心者的にはどうすればいいんだろうか?
「初心者だろ?それなら、このタネかな」
そう言われて、渡されたのはジャガイモの種とニンジンの種だった。
「ジャガイモとニンジン?これは、初心者向けなのか?」
「そりゃそうだぜ!これが一番育てやすくて、すぐに実がなるからな。野菜はこう育てるんだってわかる野菜だぜ!」
「そうなのか…じゃあ、そのタネを貰うよ」
「了解!じゃあ、ジャガイモの種とニンジンの種が50粒ずつで3000ルーペだ」
俺は、3000ルーペを払い、農業ギルドを出た。
さて次は、テイマーギルドに行こうかな。
そして、テイマーギルドにやって来た。
中に入ると、お姉さんがいた。
「いらっしゃいませ!登録ですか?」
「はい、登録したいんですけど」
「でも、見たところモンスターがいませんが…?」
「あ、すいません。まだ、卵の状態でして三つあるんですが…」
「三つも!?卵の状態で!?ま、まぁ、大丈夫ですよ。では、ここに署名と同意のサインをよろしくお願いします」
なんか、すごく人間っぽい表情をするなぁ。
これも、AIのおかげなのか?
凄い技術だよ。全く…。
そして、書き終わると受付のお姉さんが俺の顔に最も近づいて来た。
「すいません!我慢できません!卵を見せてください!!」
「え、えっと…まぁ、いいですよ。どうぞ」
これほんとに、NPCなの?
それとも、AIが俺のことを判別してその通りにしているのかな?
まぁ、深く考えてもしょうがない。
そのままにしておこう。
すると、満足したのか卵が帰ってきた。
「ありがとうございました!なかなか、珍しい卵ですね!何がとは言いませんが!」
そして、やっと俺の土地へ行くことになった。
マップに表示されている場所へ向かう。
徒歩10分ぐらいだろうか、着いたのだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます