作品を見つけてもらうためには
前回、人に読まれることの難しさについて話しました。
今回からは、それを大きく分けて、それぞれの対策を話していきたいと思います。
ネット小説の難しさは大きく分けて二つ
①作品を見つけてもらう難しさ
②作品を読み続けてもらう難しさ
に分けられると思います。
そして今回は①について話していきます。
といっても、前回割と強めの口調で話したように思います。
まあ、言うなら作品という砂漠から、あなたの作品という砂つぶを拾い上げるのは非常に困難であるということです。
しかし!!
それはなんの努力もしなかった場合です。
真っ白の紙に一滴の墨汁が垂れれば物凄く目立ちますよね?
これを読んでいる、作品が伸びないことに悩んでいるあなたはこの墨汁になるのです。
つまり、読者に見つけてもらいやすいように目立てと言うことです。
だからと言って、意味不明な言葉を書いたり、逆に極端に少なくして目立とうとするのはダメです。
言うなれば白Tに付いたカレーです。
カレーで少しでも茶色が付いた白いTは着たくないですよね?
そういうことです。
では、どうすればいいのか。
まず、一番簡単で、技術も才能も要らない誰にでもできることをお教えします。
それは、SNSです。
TwitterやInstagramなどで告知をしたり、同じ小説家仲間を作って読み合いをすることで、他の作家さんに紹介してもらえるかも知れませんし、そうでなくとも人の目につく機会は絶対に増えてます。
次に、投稿時間を10:00や20:00時など、キリのいい数字にしない。
カクヨムやなろうには予約投稿という便利な機能がありますよね。ちょこっと操作するだけで簡単に設定できます。
で、簡単ということは、それだけみんながそうすると言うことです。
つまり、☆△:00分や○□:30分などは、それだけ多くの人が投稿をする可能性のある時間ということです。
特に、伸びていない作品が目立つことができるのは新着作品の欄ですが、そこも投稿作品が多いとすぐに流れてしまいます。
少しでもそれを避け、新着作品に残るためには、○★:08分など、キリの悪い時間に投稿する方がいいと思います。
また、毎日投稿でないなら、投稿する日時も考えた方が良いでしょう。
例えば平日は、通勤時間や帰宅後の時間は読者の母数が多いです。
しかし、学校や仕事の時間はあまりスマホやPCを触る人がいないので、読者の母数は少ないです。
休日は夜遅くまで起きている人も増えますし、朝早く起きない人も増えます。
こういうことを考慮したうえで、読者が多い時間、曜日に合わせて投稿するのか。
敢えて人が少ない時間に投稿して、確実に読者を増やすことを狙うのかを考えるべきです。
そして、一番作品を読んでもらえる可能性がある機能がカクヨムには備わっています。
それは、企画です
作品の編集のとこらから企画に飛べるので、そこで最大3つの企画に参加できます。
読み合い企画や読んでもらえる企画など色々あるので、自分に合った企画に参加することをお勧めします。
最後に、一番重要なことは、タイトル・キャッチコピー・あらすじを考えることです。
前回から繰り返しますが、いくら人の目に付こうが、タイトルやキャッチコピー、あらすじが面白くなければ読者は付きません。
では、人の興味を引くタイトル・キャッチコピー・あらすじとはどんなものでしょうか。
それは、簡潔に、作品の内容が分かりやすく、そして作品の核心や特徴、テーマを押し出すことです。
昔別サイトで作品を投稿していたなら、そのサイトでの実績をキャッチコピーやあらすじに書くのもいいと思います。数字は分かりやすくてインパクトもありますからね。
これらを意識すれば、砂漠の砂つぶには変わりないかもしれませんが、他より輝いて見えたり、サイズが大きい砂つぶにはなれるでしょう。
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