第12話 勘違い
沙悠は「あのーそろそろ姉と買い出しに行かないと行けないので行っていいですか?」と言い俺は「ああ 、いいよ、すまないな訳の分からないこと聞いてしまって」と言い沙悠は去ろうとしていた。しかし、あの桜見の時の女性は本当に沙悠だったのか?本当に沙悠じゃないなら誰だったのだろう、、あんな美人で可愛い人はみればすぐにわかるはずだ。それに匹敵したのが沙悠だった。だからそうだろうと思ったのに違った。沙悠は姉と買い出しに行くと言っていた。じゃあその姉も美人なはず。俺はそんな賭けのようなことを考えて沙悠に「俺も買い出しにいっていいか?」と聞く。沙悠は「別に大丈夫ですよ」と嬉しそうに言ってくれた。
ー16分後ー
その姉は現れた。姉は沙悠とほぼ同じで特に違うと言えば沙悠は視力が悪いのかメガネをしていた。
俺は確信した。この姉さんが桜見の時の女性に違いないと。そう考えて俺は言おうとしたときだった。「あっ」とびっくりしたような声で姉さんが言う。やはり俺の推理は当たっていた。「やっぱり桜見の時の人ですよね?」というと姉さんは「はい、、(゜-゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)」とうなずきながら小さい声で言ってくれた。俺は桜見の時の女性に会えた。まさかの沙悠の姉さんだったとは、、と買い物中も考えていた。
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