第11話 仲良くなる

俺は自分の頭の中でぱーんとなにかが割れる音がした。ゲームのセーブをし忘れたこと?

朝御飯を久しぶりにプロテインにしたこと?

俺の好きなぶよぶよデドリスの会社が某ニコニコしている会社のように爆破された?

違う、、これは、彼女があの桜の時の女性だったということだ。

俺はそんなことを考えていると、彼女の自己紹介が始まっていた。

名前は沙悠という。

そして趣味としては写真撮影やしゃべることらしい。

そしてホームルームが終わり俺は話しかけようとするが周りには「くそ美人」だったのでみんながよって話しかけていた。

クラスのほとんどが話しかけていたので正直困惑していそうだった。

助けてあげたいが俺が助けてもただ注目の的になってしまうだけだ。だから、ここは、あえて助けないことにした。

すると、悠貴は「おいおい、みんな、沙悠ちゃんが困っているだろ、一人ずつ話しかけないと」と言ってみんなが「はーい」と従っていた。さすがイケメン!たよりになるー、などと考えていると授業が始まろうとしていた。しかし、、、それを遠くから見てた百花は頬を膨らませて不満そうな顔をしていた。

沙悠は初日なのか少し緊張してたが隣の男子に手伝ってもらっていた。美人はいいなーなどと授業中は考えていた。

そして、次の休み時間もみんなが沙悠に話しかけていて俺が話しかけられたのは放課後だった。

沙悠は「どうした?」と言い俺は「桜見のときに会いましたよね?」というと沙悠は「なんのことですか?私は花見などには行ってませんよ」と言われ、自分は困惑していた。

何故なら、桜見をしたときの女性の顔はどうみても沙悠と同じ顔だったからだ。

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