第11話 仲良くなる
俺は自分の頭の中でぱーんとなにかが割れる音がした。ゲームのセーブをし忘れたこと?
朝御飯を久しぶりにプロテインにしたこと?
俺の好きなぶよぶよデドリスの会社が某ニコニコしている会社のように爆破された?
違う、、これは、彼女があの桜の時の女性だったということだ。
俺はそんなことを考えていると、彼女の自己紹介が始まっていた。
名前は沙悠という。
そして趣味としては写真撮影やしゃべることらしい。
そしてホームルームが終わり俺は話しかけようとするが周りには「くそ美人」だったのでみんながよって話しかけていた。
クラスのほとんどが話しかけていたので正直困惑していそうだった。
助けてあげたいが俺が助けてもただ注目の的になってしまうだけだ。だから、ここは、あえて助けないことにした。
すると、悠貴は「おいおい、みんな、沙悠ちゃんが困っているだろ、一人ずつ話しかけないと」と言ってみんなが「はーい」と従っていた。さすがイケメン!たよりになるー、などと考えていると授業が始まろうとしていた。しかし、、、それを遠くから見てた百花は頬を膨らませて不満そうな顔をしていた。
沙悠は初日なのか少し緊張してたが隣の男子に手伝ってもらっていた。美人はいいなーなどと授業中は考えていた。
そして、次の休み時間もみんなが沙悠に話しかけていて俺が話しかけられたのは放課後だった。
沙悠は「どうした?」と言い俺は「桜見のときに会いましたよね?」というと沙悠は「なんのことですか?私は花見などには行ってませんよ」と言われ、自分は困惑していた。
何故なら、桜見をしたときの女性の顔はどうみても沙悠と同じ顔だったからだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます