第二章 ブレイクタイムにはどっさり胡桃入りブラウニーを ―思い出―


 和光と喧嘩別れのように勉強を切り上げてしまった、次の日の朝。寝室を出た途端に、件の青年に声をかけられた。

 というか、部屋の真ん前に彼がいた。

「おはようございます、お嬢様」

 美鈴は仰天した。

 朝一番に部屋の前で待機しているとか、こんなことは今まで一度もなかったからだ。

「な、何っ?」

 思わず上ずった声を出してしまった美鈴に、彼はいつものように淡々とした調子で言った。

「本日の勉強は中止にいたしましょう。その代わりといってはなんですが、お願いしたいことがございます」

「お願い?」

「はい。本日のお菓子ですが、お嬢様のリクエストではなく、私の作りたいものを作らせていただきたいのです」

「…………いいわよ」

 何とも珍しい提案に美鈴はちょっと迷ったが、まあこんな日があっても良いだろうと頷いた。

 正直に言えば、勉強を中止、というのもありがたい。

「でも何を作るの?」

 何の気なしに尋ねた美鈴は、しかし和光の次の言葉に驚かされることになった。

「秘密です」

 彼はきっぱりと言った。

「はい? 今、何て?」

 まさかこの青年が自分に隠し事をするなんて!

 信じられない思いで聞き返した美鈴に、彼は同じ言葉を繰り返す。それもなんとも憎らしい台詞付きで!

「秘密です、と申しました。

 知りたいというのであれば、作っている過程をご覧になればよろしいかと」

 美鈴は何時もながらの愛想のない和光をじろりと見た。

「それは、見ろと言っているの?」

「いいえ。ただ、お気になるようでしたら、と提案しています」

「気にならないと言ったら?」

「では―――――本日のお菓子はなしということで」

 あまりに横暴なそれに美鈴は声を荒げた。

「何それ! っていうか、貴方は私の専属パティシエなんじゃなかったの?」

 しかし和光はといえば、相も変わらず顔色一つ変えずにしれっと言い訳を口にした。

「了承されていないものを召し上がっていただくわけにはまいりません」

 そんな和光の態度に美鈴はもう我慢しなかった。

「そう。勝手にすればいいわ!」

 怒りに任せてそう怒鳴り、美鈴は彼の前を通り過ぎた。

 だが、そんな彼女を和光が呼び止めた。

「お待ちください、お嬢様!

 その―――――見ていただきたい、と言ったら、きていただけますか?」

「え」

 思わず美鈴は足を止めた。

 だって、あの和光の声が何時になく弱々しく、どことなく困っているように聞こえたのだ。

 半信半疑で振り返ると、驚くことにあのポーカーフェイスが少しだけ崩れていた。

「貴方に、見ていただきたいのです。私がどうやってお菓子を作るのかを」

「わ、分かった、わ」

 そのどこか必死な表情に美鈴は思わず頷いていた。すると和光は深々と頭を下げた。

「ありがとうございます」

 そして彼が顔を上げた時には、それはもうすっかり平常時と同じにもどっていた。

「では、また後ほど」

 そう言って立ち去る後ろ姿には、先ほどのしおらしさなど微塵もない。

(ちょっと待って。切り替えが早すぎじゃない?)

 いったいさっきのあれは何だったというのか。

「な、何なの?」

 わけの分からない美鈴は、ただ呆然とその背中を見送るしかなかった。



 そんなわけで、美鈴は朝食を食べ終え朝の日課も一通りこなしたところで、渋々ながら、ある場所へと足を向けた。

 西園寺の屋敷にはお抱えの料理長がいて、もちろん厨房がある。しかしそれとは別に、小さいながらも使い勝手の良いキッチンを完備した部屋が存在していた。

 それは母、蓉子専用の部屋だった。

 オーブンレンジに銀の大きな冷蔵庫。キッチンは対面式のカウンターになっており、出来立てのお菓子を食べることもできた。

 部屋の色は暖色系で統一されていて、低くてふかふかのソファーと木製のテーブルがあり、そこは西園寺の屋敷の中でどこより居心地の良いものだった。――――三ヶ月前までは。

 母の蓉子が亡くなってから、美鈴はこの部屋に一度たりとも入ることはなかった。空っぽのキッチンには、悲しみしか感じないだろうことが彼女には分かっていたからだ。

 だが現在ではまた状況が違っていた。その部屋を使用する人物が現れたのだ。

 美鈴の専属パティシエ、国枝和光が正孝氏から正式に許可を貰い、現在は彼がこの部屋を使用している。だから、この部屋はけして空っぽなどではない。

 意を決して美鈴は扉を開けた。

 そのさきには、以前とちっとも変わらない暖かな部屋があった。ただし、キッチンに立っているのは、あのいけ好かない青年なのだが。

 彼は使用人として傍にいる時とは違い、真っ白な調理服に身を包み、髪を三角巾のなかに入れ、神妙な顔で冷蔵庫をチェックしていた。

 初めこそ和光がお菓子を作る様など想像できなかった美鈴だが、毎日毎日お手製のお菓子を出され続けた今では、その姿はむしろしっくりと感じられた。

 そんな彼が美鈴を振り返り、そしてどこかほっとした表情で言った。

「お待ちしておりました、お嬢様」

 朝に引き続き彼のそんな顔は珍しかったから、美鈴はちょっとだけ気分を良くした。

「私が約束を破るとでも思ってた? そんな顔をしてるわよ?」

 からかうように言えば、和光は焦ったように否定する。

「いいえ、そのようなことは」

 本当に今日の彼は何だかおかしい。

(何か企んでる?)

 そうは思ったが美鈴はあえてそれに乗ることにした。

 彼の新たな一面は、ひいては彼の正体を暴く材料となるはずだから。

「ねえ、ここまできたのだから、作るお菓子くらい教えてくれたっていいでしょう?

 ああ、もちろん、作ったお菓子は食べさせてもらえるのよね?」

 美鈴の問いに和光はすぐさま頷いた。

「はい、もちろんです。

 すみません、今朝はあのようなことを言ってしまい。あれは―――――失言でした」

 これまた驚きだ。彼のこんな神妙な顔、今まで見たことがあっただろうか。

 美鈴はちょっと肩をそびやかして言ってみる。

「確かに。貴方は私のパティシエだっていうのに『食べさせない』なんて職務怠慢よ。

 あら、これで貴方を失格にできるかしら?」

「すみません。あの様なことは二度と口に致しません」

 そうはっきりと謝罪されては、それ以上責める気にもなれない。

「まあいいわ。大目に見てあげる。それで、何を作るの?」

 朝聞くことができなかったそれに、和光は今度こそちゃんと答えた。

「本日はブラウニーを作ろうと思います」

 美鈴はそれにちょっと目を見開き、それから平静を装った。

「そう。美味しそうね」

 だが内心ではその響きに思わずどきどき―というよりむしろうきうき―してしまう。

 ブラウニーとはアメリカ発祥のお菓子の一つで、生地にたっぷりのチョコレートを使い、母の作ったものであれば、どっさりと胡桃の入った香ばしいもの。美鈴の大好物なのだ。

(まさか…………まさか、よね?)

 しかし期待はしてしまう。というのも、もう二度とあのブラウニーが食べられないのかと思うと絶望的な気分になるほど、母の作ったブラウニーは絶品だったのだ。

 どうやって母があのブラウニーを作っていたのか、美鈴は知らない。だが様々な菓子店のブラウニーを食べてみたが、かの味に近づいたものは見当たらなかった。

「では、お嬢様、ソファーでお待ちください」

 そんなことを言う和光に美鈴はつんとすました顔で言ってやった。

「あら、カウンターに座るわ。貴方が言ったんですからね? 作るのを見てほしいって」

「そうでした。では、カウンターへどうぞ」

「もちろん」

 いつもと違って主導権が自分にあるのが面白く、美鈴は幾分かリラックスして、彼の手元が見えるカウンターのスツールに腰をすえる。

 すると、さり気無く紅茶がことりと置かれた。相変わらずの気遣いだ。

「それはいいから。早く作りなさい」

 催促するような美鈴の声に和光が頷いた。

「では、作ります」

 そして彼は冷蔵庫から―準備の良いことにもう計量はすませてあったのだろう―チョコレートや砂糖、粉類の材料を取り出し、水を張った鍋をコンロへと置く。

 お湯を沸かせ、チョコレートを湯煎にかけるのだ。

「……………ああ! ここでコーヒーを入れるのね!」

 湯煎するチョコレートに入れられたインスタントコーヒーの粉に、美鈴は思わず感嘆の声を上げた。

「はい。奥様のお作りになっていたブラウニーは他とは一味違いますね」

 和光のそれに美鈴は「そうなの!」と同意した。

 母の作るブラウニーには苦味と独特の風味があった。おそらくコーヒーが入っているもの、とは漠然と知っていたが、こんなところで入れていようとは。

「コーヒーの苦味がチョコレートの風味を引き立てています。奥様は本当にお菓子作りがお好きだったのですね」

 チョコレートを湯煎する手を休めずに和光は言った。

「………ええ」

 ほんの少し躊躇って美鈴は和光に頷き返す。まさか、この青年と母のことを語り合うとは思ってもいなかった。

 そのことの不思議に美鈴がぼんやりとしている間に、和光はバターと砂糖をかき混ぜ、卵黄を加え、またかき混ぜる。

 さらっとこなしているように見えるが、それが実はけっこうな重労働だということを美鈴は知っていた。自分でも作ってみようとして、腕がつりかけたことがあるのだ。

 しかも出来上がったものは母のものとは似ても似つかない残念な味のもので、それ以来お菓子作りに挑戦するのは止めている。

 黄色く良い色になったバターと、湯煎したチョコレートを合わせ軽くかき混ぜると、和光は冷蔵庫から卵白を取り出した。

「あ、もしかしてメレンゲを作るの?」

「はい。よくお分かりになりましたね」

「当たり前よ。お菓子には良く使うでしょ」

 メレンゲとは卵白に砂糖を入れて泡立てた、お菓子作りには良く登場するものの一つだ。成程、母のブラウニーのあの独特な触感はメレンゲを使っていたからなのか。

 納得して美鈴は和光の作業を見守る。

 しっかりとしたメレンゲを作り、粉をふるい入れたチョコレートに半量を混ぜ入れ、まだメレンゲの半量が残っているボールにそれを入れ、さっくりと混ぜ合わせる。

 後は胡桃を入れ、型に流し込み、その上からまた胡桃をあしらって焼くだけだ。

 温めておいたオーブンを開ける和光の後姿に、美鈴の胸にふっと懐かしさが込み上げた。

(そうだ、前もここに座って母様とお喋りをしながら出来立てのお菓子を食べたっけ)

 不思議と悲しくはなかった。ただ、じんわりと幸せだった記憶が蘇っただけだった。そのことに美鈴はやはり不思議な心地がした。

 型をオーブンに入れ終えた和光が美鈴を振り返り聞く。

「後は三十分ほど焼けば出来上がりです。その間はソファーでおくつろぎになられますか?」

「いいえ。ここでいいわ」

 美鈴は首を振り、そして対面する青年をじっと見つめた。

「ねぇ、国枝? 今日のこれを考えたのは、貴方一人じゃないわね? 協力者は―――――そう春江さんでしょう」

 しんと静まりかえったキッチンにしばらく沈黙が流れた。

 その沈黙を破ったのは和光だった。

「いいえ。彼女は私の質問に答えただけにすぎません」

 だがそれに思わぬところから抗議の声が上がった。

「まあ! そんなことを言ってはいけませんよ、国枝さん。これを計画したのは私でしょう」

 勢い良く扉を開けて、そう言い張る春江に美鈴は唖然とした。

 何でまたタイミング良くそんなところにいるのか。

「すみません、お嬢様。国枝さんを巻き込んで、このお茶会を開こうと言ったのは私です」

 悄然と謝る春江に「いえ、それは謝らなくていいのだけれど」と言ってしまう。

 そう、むしろ今気になるのは。

「でもどうして春江さんが扉のむこうで待機しているの」

 そう、そっちだ。まさかとは思うが盗み聞きでもしていただろうか。

「それは、その」

 突然歯切れが悪くなった彼女を庇うように、和光が口を出した。

「お嬢様、いつも私の作ったお菓子は、まず彼女に試食してもらっているのです」

「なんですって?」

 美鈴は思わず叫んだが、相変わらず和光は顔色一つ変えやしない。

「お嬢様の安全を考えれば当然のことです。むろん、失敗がないかどうかの最終チェックを兼ねていることは間違いありませんが」

「呆れた。つまりそれって、春江さんを実験台にしているってことじゃない」

 つまりそこからあの味を再現していったということになるのだろう。

初めのホットケーキは、もちろん父がその役目を買って出て。

 しかし春江はそんな美鈴の言葉を否定した。

「でもお嬢様、国枝さんがお作りになるお菓子はいつだって完璧でしたよ」

「初めから?」

「ええ」

 とても春江が嘘を言っているようには見えない。となれば、やはり彼は母のお菓子そっくりの味の物を作れるということだ。

(そんなことできるのかしら?)

 たとえレシピを知っていようと、味まで同じ、というのは存外難しいものだ。

 そんなことは人間業じゃない。

(って、そうだった。人間じゃなかった、んだ?)

 ふと美鈴の頭に何かが引っかかった。

(そう―――――人間じゃない?)

 黙ってしまった美鈴に春江は勘違いしたのだろう。

「それに、国枝さんの言っていることは理屈にかなっておいでです」

 試食の必要性を訴え、それに和光も頷いている。

「お嬢様が私を警戒なさるのは当たり前のことであり、その姿勢はご立派です。

 だからこそ疑いのある可能性は取り去るべきであり、私はお嬢様に安全を証明する必要があるのです」

 まったくの正論に聞こえる。建前としては。

「でも、だったら今日は良いでしょう? 作るところを見ていたんだし」

 美鈴がそう言えば、和光は首を振った。

「いけません、お嬢様。そもそもの材料に毒物が混入されている可能性があります」

「って、それを用意したのは貴方でしょう!」

 何をしれっと「可能性がある」などと言ってくれるのだ。

 けれどもちろん、彼はそんな非難などにはちっとも動じない。

「可能性の問題です。さきほども言ったように私は貴方に、私の作ったお菓子が安全だと証明しなくてはなりませんから」

 当然だと言わんばかりの彼の口調に美鈴は折れた。

「ああ、もう! 分かったわよ。春江さん、先に食べてちょうだい」

「かしこまりました、お嬢様。ではここでご一緒にお待ちしますね」

 春江はそうにっこりと微笑んで美鈴の話し相手をしてくれる。そうこうしている間に、オーブンから焼きあがったブラウニーの、素晴しく美味しそうな匂いが漂ってきた。

 和光はそれを取り出して耐熱のまな板の上に乗せると、丁寧にペーパーを剥がしてナイフを入れる。サクッとした音がいかにも美味しそうだ。

 それを小皿に乗せると、和光は美鈴の目の前を素通りし、春江の前へと皿を置いた。

「では、よろしくお願いいたします」

「はい、判りました」

 いつものことなのだろう。春江とのそのやり取りには慣れがあった。

 そして春江はブラウニーを一口食べると感嘆の声を上げる。

「まあ、まあ、まあ! 本当にいつもながら見事ですねぇ。さすがです、国枝さん」

 もうその感嘆だけで味が分かろうというもの。

「恐れ入ります。しかし今回はいつも以上に入念に準備いたしました。失敗するわけにはいきませんでしたので」

「それで昨晩はお出かけになっていたのですね」

 だがそのブラウニーはいっかな美鈴の方にくる気配がない。

 和やかに会話を続けている二人に美鈴は堪らず叫んだ。

「ちょっと! 何で私がこんなに我慢させられなきゃならないの!」

「あらまぁ、すみません、お嬢様。今すぐお嬢様の分もご用意いたしますからね」

 謝りながらもくすくすと笑いを隠さない春江に美鈴は口を尖らせる。

「悪いと思ってないでしょう、春江さん」

「どうでしょう? 役得だとは思っておりますけれど」

 ふふっと微笑んで春江は美鈴の分をお皿に取り分けてくれる。そしてその隣に和光が用意良く飲み物を添えた。

「お嬢様、ミルクティーを淹れてみました」

 ああ、なんて完璧たるパティシエなんだろう!

(くぅっ! やっぱり負けた気分になるのね!)

 どうしていつも腹を立てながら美味しいお菓子を食べねばならないのか。とても理不尽だと思う。

 美鈴は怒りに任せてがぶりと行儀悪くブラウニーにかぶりついた。だがそんな怒りも。

(あーもう! 悔しい!)

 この一口ですっかり引っ込んでしまうのが本当にずるいと思う。

 香ばしい胡桃がかりっと良い音をたてて、チョコレートのこってりとした甘さと隠し味のコーヒーの苦味が絶妙なハーモニーを奏でている。

 期待通り、間違いなく母の作ったブラウニーと同じ味の絶品だった。

「…………美味しいわ」

「光栄です」

 それは美鈴と和光の、いつも通りのやり取りだったが、今日のそれはいつもと違う気がした。

 腹の探りあいで殺伐としたものとは違った―――――本心からの響きがあるような。

 少なくとも美鈴はそうだった。美鈴は初めて素直に心から「美味しい」と和光に言った。

 その言葉はそれ以上の意味などなく、思惑も疑心もなかった。ただ美鈴の心をそのままに表しただけだった。

 そしてまた、和光もそんな美鈴に安堵したような、そんな風に感じられるのだ。

(この部屋のせいかしら。それとも)

 何の気負いもなく素直になれるのは何故なんだろうと考え、美鈴には分かった。

「お嬢様、お茶のおかわりはいかがでしょうか?」

 前を向けば和光がすかさず尋ねてくる。

「ブラウニーもまだまだありますからね」

 にこにこと春江もそう言ってくれる。

 その二人が何の為に、ここうしてくれたのか。

(私を喜ばせようって、そう思ってくれているのが、判るもの)

 その優しさが―捻くれた心はまだ少し疑ってはいるけれど―伝わってきて。美鈴の疑心暗鬼な心を癒してくれる。

『どうかご無理はなさらないで』

『時には気を休めることも必要です』

 今ならば二人の言葉も素直に受け取ることができる。

 美鈴はふっと息を吐き、ミルクティーをすすった。

(そう、これは戦う為)

 けして和光への警戒を解くわけではないけれど。でも今は気を休めよう。

そう決めて美鈴は視線を彼へと向けた。

「国枝、ブラウニーをもう一つ。あと、お茶のおかわりをちょうだい」

「はい。かしこまりました、お嬢様」

 それは束の間の休息。けしてを忘れたわけではない。

 でも、今だけは。この温かい優しさを受け入れよう。

 本当に久しく偽りない笑顔を浮かべて、美鈴はブラウニーを口に運んだ。









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