応援コメント

第2話」への応援コメント

  • 酷評しあいましょう、より

    とてもいい作品だと思いますが、ただ一点だけ。

    場面の切り替わりが分かりにくいです。よくよく読んで、その都度文章の意味を理解して、シーンを丁寧に連想しないといけません。ぐいぐい読んでいくと、あれ?と思って読み返さないといけませんでした。

    プロローグを読んだ限りでは、同じ部屋にもう一人女性がいるのかと思いました。が、読んでいくうちに、これはお茶をくれた女性を鮮明に思い返すほど、心に残ったという意味なのだと解釈しました。おそらくこのミスリードは狙ったものなのでしょう。とても効果的だと思います。

    一話に入って、小6の彼女が出てきます。このシーンで、「大学生になってもなお、その札に執着していた」とあり、その前に、洗濯物にうつ伏せになって歌を思い返していますから、今、彼が大学生なのだと思いました。
    しかし、電話の彼女との会話で、「同僚」と出てきます。ここで彼は社会人なのか、アルバイトの同僚なのか、と考えなければいけません。

    さらにここまで、三人の女性が出て来て、その三人が判別しにくいです。

    プロローグの彼女、と小6の彼女は同じ声の特徴を持っている。ここの重なりはおそらくあえてでしょう。
    次に、小6の彼女の話のあとに三年ぶりの連絡、とあって小6の彼女と三年前に会っていて、今また連絡が来たのかとミスリードしてしまった。
    さらに、混乱している中で、同僚の彼女が現れる。お茶の発言から、プロローグの彼女と同僚が同一人物だと推察。この人と小6の彼女が声の特徴から、同一人物なのかと勘違いするが、左記に小6の彼女は顔も名前も思い出せない、とあるので違うのか、と落ち着く。
    と、こんな感じに混乱してしまいました。

    この後に男性の友人と会いますが、ここでは薬を飲んで、ぼうっとしているとあります。では、お茶と出会う前、つまりここは回想のシーンなのかと勘違いしまいした。でも、回想シーンぽくはないですし、読み返すと「去年から一年ぶり」とあるので確実に回想ではないです。

    二話に入って、星が出てきます。三十歳を超えた彼女が、主人公に敬語を使っているのを見て、ここでやはり和明は大学生ではなく社会人なのだと納得しました。

    これらのようにどうもミスリードが多く、というより短いシーンで頻繁に人が登場してくるので、混乱します。

    作者からの返信

    コメントいただきありがとうございます!

    とても丁寧にお読みいただいたようで……。
    大変ありがたいです!

    杜松の実さんのご指摘の通り、
    時間軸や場面の混在は
    ある程度は狙っているところではあるのですが、
    意図した以上にわかりにくくなっているようでした。

    自分で書いていると気が付きにくいところで、
    言われてはじめて、
    序盤から不明瞭な点が多いと知りました。

    ご指摘いただいた点を考慮して
    少し書き直してみようと思います

    大変ありがたいアドバイス、ありがとうございました!
    (杜松の実さんの作品も読ませていただいております。コメントは少々お待ちを)