このエピソードを読む
2021年3月22日 15:53
酷評しあいましょう、よりとてもいい作品だと思いますが、ただ一点だけ。場面の切り替わりが分かりにくいです。よくよく読んで、その都度文章の意味を理解して、シーンを丁寧に連想しないといけません。ぐいぐい読んでいくと、あれ?と思って読み返さないといけませんでした。プロローグを読んだ限りでは、同じ部屋にもう一人女性がいるのかと思いました。が、読んでいくうちに、これはお茶をくれた女性を鮮明に思い返すほど、心に残ったという意味なのだと解釈しました。おそらくこのミスリードは狙ったものなのでしょう。とても効果的だと思います。一話に入って、小6の彼女が出てきます。このシーンで、「大学生になってもなお、その札に執着していた」とあり、その前に、洗濯物にうつ伏せになって歌を思い返していますから、今、彼が大学生なのだと思いました。しかし、電話の彼女との会話で、「同僚」と出てきます。ここで彼は社会人なのか、アルバイトの同僚なのか、と考えなければいけません。さらにここまで、三人の女性が出て来て、その三人が判別しにくいです。プロローグの彼女、と小6の彼女は同じ声の特徴を持っている。ここの重なりはおそらくあえてでしょう。次に、小6の彼女の話のあとに三年ぶりの連絡、とあって小6の彼女と三年前に会っていて、今また連絡が来たのかとミスリードしてしまった。さらに、混乱している中で、同僚の彼女が現れる。お茶の発言から、プロローグの彼女と同僚が同一人物だと推察。この人と小6の彼女が声の特徴から、同一人物なのかと勘違いするが、左記に小6の彼女は顔も名前も思い出せない、とあるので違うのか、と落ち着く。と、こんな感じに混乱してしまいました。この後に男性の友人と会いますが、ここでは薬を飲んで、ぼうっとしているとあります。では、お茶と出会う前、つまりここは回想のシーンなのかと勘違いしまいした。でも、回想シーンぽくはないですし、読み返すと「去年から一年ぶり」とあるので確実に回想ではないです。二話に入って、星が出てきます。三十歳を超えた彼女が、主人公に敬語を使っているのを見て、ここでやはり和明は大学生ではなく社会人なのだと納得しました。これらのようにどうもミスリードが多く、というより短いシーンで頻繁に人が登場してくるので、混乱します。
作者からの返信
コメントいただきありがとうございます!とても丁寧にお読みいただいたようで……。大変ありがたいです!杜松の実さんのご指摘の通り、時間軸や場面の混在はある程度は狙っているところではあるのですが、意図した以上にわかりにくくなっているようでした。自分で書いていると気が付きにくいところで、言われてはじめて、序盤から不明瞭な点が多いと知りました。ご指摘いただいた点を考慮して少し書き直してみようと思います大変ありがたいアドバイス、ありがとうございました!(杜松の実さんの作品も読ませていただいております。コメントは少々お待ちを)
酷評しあいましょう、より
とてもいい作品だと思いますが、ただ一点だけ。
場面の切り替わりが分かりにくいです。よくよく読んで、その都度文章の意味を理解して、シーンを丁寧に連想しないといけません。ぐいぐい読んでいくと、あれ?と思って読み返さないといけませんでした。
プロローグを読んだ限りでは、同じ部屋にもう一人女性がいるのかと思いました。が、読んでいくうちに、これはお茶をくれた女性を鮮明に思い返すほど、心に残ったという意味なのだと解釈しました。おそらくこのミスリードは狙ったものなのでしょう。とても効果的だと思います。
一話に入って、小6の彼女が出てきます。このシーンで、「大学生になってもなお、その札に執着していた」とあり、その前に、洗濯物にうつ伏せになって歌を思い返していますから、今、彼が大学生なのだと思いました。
しかし、電話の彼女との会話で、「同僚」と出てきます。ここで彼は社会人なのか、アルバイトの同僚なのか、と考えなければいけません。
さらにここまで、三人の女性が出て来て、その三人が判別しにくいです。
プロローグの彼女、と小6の彼女は同じ声の特徴を持っている。ここの重なりはおそらくあえてでしょう。
次に、小6の彼女の話のあとに三年ぶりの連絡、とあって小6の彼女と三年前に会っていて、今また連絡が来たのかとミスリードしてしまった。
さらに、混乱している中で、同僚の彼女が現れる。お茶の発言から、プロローグの彼女と同僚が同一人物だと推察。この人と小6の彼女が声の特徴から、同一人物なのかと勘違いするが、左記に小6の彼女は顔も名前も思い出せない、とあるので違うのか、と落ち着く。
と、こんな感じに混乱してしまいました。
この後に男性の友人と会いますが、ここでは薬を飲んで、ぼうっとしているとあります。では、お茶と出会う前、つまりここは回想のシーンなのかと勘違いしまいした。でも、回想シーンぽくはないですし、読み返すと「去年から一年ぶり」とあるので確実に回想ではないです。
二話に入って、星が出てきます。三十歳を超えた彼女が、主人公に敬語を使っているのを見て、ここでやはり和明は大学生ではなく社会人なのだと納得しました。
これらのようにどうもミスリードが多く、というより短いシーンで頻繁に人が登場してくるので、混乱します。
作者からの返信
コメントいただきありがとうございます!
とても丁寧にお読みいただいたようで……。
大変ありがたいです!
杜松の実さんのご指摘の通り、
時間軸や場面の混在は
ある程度は狙っているところではあるのですが、
意図した以上にわかりにくくなっているようでした。
自分で書いていると気が付きにくいところで、
言われてはじめて、
序盤から不明瞭な点が多いと知りました。
ご指摘いただいた点を考慮して
少し書き直してみようと思います
大変ありがたいアドバイス、ありがとうございました!
(杜松の実さんの作品も読ませていただいております。コメントは少々お待ちを)