二転三転とはこのことです!
誰だよ。途中でいいはなしとか思ったの。俺だよ。いや、上げて落として、最後にびっくりさせるという、定石が完璧な物語でした。キャラクターの造形も、話の展開も、最後まで一息に読んで、その巧みさに唖然としました。最期にぞっとする話は、まさに完璧です。一度でも紙に五十音と鳥居を書いたことがある人は、是非読んでほしい作品です。
まさに「謎」で予想外の要求ばかりするこっくりさん、振り回される女子達。軽快な文章が読みやすく、するすると最後まで読んだところで驚きの声を上げました。最後までしっかり読んで、この余韻を共有して欲しいです。