第44話 旭

 竜禅に連れられておっかなびっくり応接室へやって来たのは、彼らと同じ漆黒の騎士服を身に纏った、爽やかな好青年だった。耳の上を数センチ刈り上げた所謂いわゆるツーブロックで、襟足も短く刈り込んでいる。

 肌色は、アイドクレース人にしては色素が薄いだろうか。年齢は綾那と同じぐらいか――もしかすると少し下、幸成と同じぐらいかも知れない。


(あれ、旭さんを連れて来るって話じゃなかったっけ)


 綾那がキョトンとしていると、颯月から「旭だぞ」と言われて小首を傾げる。


「は、初めまして――?」

「いや、初めましてでは、ないような」


 綾那が酷く困惑しながら言えば、旭と紹介された青年は苦笑いを浮かべた。


 綾那の知る旭は、汚れた服装にボサボサの髪、伸びて整えられていない無精ひげなど、とにかく粗野な印象の男だった。ただ鍛えられた体躯と背筋の伸びた立ち姿から、本当に賊なのかと疑っていた――が、まさかこれほど若いとは思わなかった。


 聞いた話だと彼らは、東のアデュレリア領を追い出されてから、ひと月は放浪生活を続けていたらしい。それは身なりが汚れても仕方がない。しかし髪と髭、そして服装だけでこんなにも人は変わるものなのか。


 綾那は、ほうと感心しながら旭に向き直った。


「失礼しました――ええと、その節は大変お世話になりました」

「いえ、世話をされたのはこちらの方で――とにかく、あなたの力添えがあったお陰で、自分達は仕事と通行証を得られました。感謝します」


 旭は機敏な動きで腰を折ると、綾那に礼をした。しかし、頭を下げられた綾那は困ってしまう。彼らが桃華を守ったシーンを撮影して、颯月に進言したといっても――あんなものは、後で桃華が証言すればいくらでも検証できた事だ。


「いえ、私は何も。騎士に取り立てられたのは、旭さん達が真摯に行動した結果ですよ。アイドクレースとしても、働き手が増えるのはありがたい事ですから――ね、颯月さん」

「ああ、アンタらが来たお陰で助かってるよ」

「――勿体ないお言葉です」


 顔を上げた旭は、素直に喜ぶべきか、それともまだ深く反省するべきか迷うような、なんとも複雑な笑みをたたえている。

 なるほど確かに、賊として罰しない事が、この上なく重い戒めになっているようだ。綾那と共に騎士の聞き込みをする内に、彼の気持ちが少しでも楽になれば良いのだが。


 颯月から「座って良いぞ」と声をかけられて、旭はやはり緊張した面持ちで返事をしてから席に着いた。緊張するのも無理はない。今この応接室に揃う顔ぶれは、綾那を除けば騎士団上層部の人間ばかりなのだから。


「旭、アンタに頼みたい仕事ができた」

「は、自分に――ですか」


 仕事と聞いて更に表情を硬くした旭は、ごくりと喉を鳴らす。颯月の声色が真剣そのものだから、余計に身構えてしまうのだろう。

 実際に頼まれる仕事内容は、「騎士になるとどんなメリットがあるのか、綾那と一緒に団員から聞き込みしておいで」というものなのだが――。


「アンタもアデュレリアで騎士をやっていたなら、年々団員が不足している問題は分かるだろう」

「はい、それは、そうですね。女性騎士が法律で廃止されたので、そこからアデュレリア騎士団の人員もおよそ三分の二まで減少したと言われています」

「しかもその弊害で、騎士になると死ぬほど婚期を逃すとまで言われている」


 颯月の言葉に、旭は苦笑いを浮かべた。そして「アデュレリア騎士団も、同様の状況でした」と続ける。


「騎士は、どうしても――人命がかかった仕事ですので、プライベートを後回しにしがちです。運よく結婚できても家庭をかえりみないせいで、一年ともたず嫁子に逃げられた者を今まで何名も見てきました」


(離婚、三年以内どころじゃないじゃん! 領民の為に身を粉にして働いているのに、騎士って本当に大変というか、損な役回りというか)


 綾那は、騎士の事を想うと居た堪れない気持ちになった。

 どうにも騎士は仕事量が多すぎる。「表」でいう警察官や自衛官の役割を兼任しながら、魔物や眷属と戦い続けているのだから、当然か。

 それ以外の時間は何をしているのかといえば、戦闘のための鍛錬である。それは、プライベートを顧みる暇などないだろう。


「現役の騎士の負担を減らすためにも、新しい人員を確保したい。まずは世間に浸透した騎士の悪いイメージを払拭ふっしょくするために、綾がらしい」

「一肌、脱ぐ……? それは――当然、合法なやり方ですよね?」


 旭は、グッと眉根を寄せて綾那を見やった。もしかすると、言葉通りに綾那を脱がせて何かをさせる――と受け取ったのかも知れない。

 旭の様子を見た颯月は左目を眇めると、憂鬱そうに長い息を吐いた。


「ほら見ろ、成。やっぱり旭のヤツ、綾をエロい目で見てやがるぞ」

「ええ!? いや、違……っ!?」

「今のは、颯が誘導したじゃんよ」

「い、いやいやっ、違います……! そんな、自分は何かを期待して問いかけた訳ではなくですね! 女性軽視といいますか、彼女の人権的に問題のない方法であればよいと言う、あくまで確認の意味合いでして!?」


 大慌てで否定する旭。綾那は彼を見て、「やっぱり、必要に迫られて賊をしていただけで、元は誠実な方なんだな」と感心した。

 旭の前にも関わらず机に頬杖をついた颯月は、更に深いため息を吐く。


「そもそも、アデュレリア出身の男を綾の傍に付けるのがもうキツイ、土台無理があるんだよ。東はウチと違って、骨みたいな女ばかりじゃあねえだろう。いくら丸腰でビアデッドタートルをぶっ潰せるからって、その程度の事が問題になるかよ――綾の素顔を見ているなら、尚更な」

「嫉妬深いのは俺じゃなくて、颯の方じゃねえか」

「当然だ、綾は初めての友人だぞ。横から奪われんよう、必死にもなるだろ」

「――はっ、初めての、ですか!?」


 颯月の告白に驚いた綾那は、思わず大きな声を出した。二十三年も生きて来た人望に厚い騎士団長が、今の今まで友人が居なかったとは、一体どういう事だ。

 それは確かに、元王族で、悪魔憑きで、現騎士団長で――となると、立場が特殊過ぎて、なかなか対等な友人関係を結べないものなのかも知れないが。


 しかしよくよく考えれば、この場に居る者だって、幸成は従兄弟、竜禅は従者、和巳は部下である。教会の静真は、はたから見れば悪友という感じがしたが――どうやら彼の中では、友人の枠に入っていないらしい。


 綾那を横目で見た颯月は、うっとりするような甘い笑みを浮かべた。


「だから、俺を何よりも大事にしてくれ。綾は友人が多いのかも知れないが、俺には綾しか居ない。何が言いたいかと言うと、の綾に蔑ろにされたら寄る辺がなくて寂しい」

「ウゥッ……わ、私の一生をかけて大事にいたします!!」

「なあ綾ちゃん。隙あらば颯を口説くの、ホント止めた方がいいよ……たぶん、マジになったら誰も手ぇ付けられなくなるよ?」


 幸成の忠告に、綾那はまた「颯月さん、もっとガードを固めて下さいと、あれほど――!」と苦悩するように頭を抱えた。

 そんなやりとりを見せられた旭は、ぱちぱちと目を瞬かせている。


「いや、あの、話が、読めないのですが……自分が彼女の傍に、というのは?」

「ああ――和、説明」


 説明が面倒になったのか、颯月は残りの説明を和巳に丸投げした。彼はおもむろに席を立つと、綾那の横まで移動する。そして行儀悪く会議机に腰掛けたかと思えば、綾那の髪の毛を手で梳き始めた。


 颯月は、何かにつけて綾那の髪に触れる気がする。もしかすると髪フェチなのかも知れない。

 マスクのお陰で、己の目元が分からないのを良い事に――綾那は颯月の顔をじっと観察して、「今日も宇宙一格好いい」と、いつも通りの感想を抱く。


「実は、綾那さんを我が騎士団の『広報』に迎えようと考えています。ただし事情があって、彼女は素顔を晒せません。よって、裏方とでも言いましょうか――表に出て宣伝活動をするのはあくまでも騎士ですが、その企画を彼女にお願いしたい」

「広報……企画、ですか?」

「ええ、まずは騎士に付き纏う悪いイメージの払拭が目的です。そのために綾那さんは、騎士になる事のメリットを調べたい――現役の騎士達から、直接話を聞きたいと。そこで旭には聞き取りをする間、彼女の護衛を頼みたいのです」


 護衛と呟いた旭は、ちらりと綾那を――そして、その傍で水色の髪を梳く颯月を見て、「なるほど」と頷いた。


「確認ですが、彼女は団長の――その、仮初かりそめではない婚約者……のようですね」

「厳密には違う。だが、そのつもりで守れ、接しろ」

「承知しました。確かに、素顔が見えずとも彼女は十分――男所帯には刺激が強いというか、なんというか……ええ、万事理解しました」


 ――騎士とは、そこまで追い込まれているのか。

 綾那が思う以上に、事態は深刻である。しかしだからこそ、騎士のために働き甲斐があるというものだ。


 壁に掛かった時計を見れば、現在の時刻は十五時過ぎ。まだ騎士が身を休めるような時間ではない。

 わざわざ就寝前の休息時間に訪ねて行くのは、彼らにとって迷惑極まりないだろう。しかし、未来への――将来自分達の労働環境を変えるための投資だと思って、快く協力して頂きたいところだ。


「では早速、今夜から聞き込みを開始しても良いですか?」


 綾那は、机に腰掛ける颯月を見上げて、首を傾げた。


「そうだな、その前に顔見せしておくか。訓練場で……いや、外に出ているヤツも多いから、夕食時に食堂へ全員集めて綾を紹介しよう。アンタの身の安全のために、俺の婚約者兼広報という事にするが、それで良いよな?」

「え? あ、ええ、安全のためですものね? 私はよく分かりませんので、全て颯月さんにお任せいたします」

「――俺に? ……ああ分かった、綾の全てを任されたから、もう安心していい」


 意味深長に笑って立ち上がる颯月を一瞥して、竜禅が綾那に問いかけた。


「綾那殿、参考までに聞きたいのだが――今、颯月様に諸々の言質げんちを与えた事に対する、自覚はあるのか?」

「言質? なんのですか……?」


 問われた綾那は、思い切り首を傾げる。その様子に、竜禅は「なぜ綾那殿のご家族が慎重になるのか、その理由が分かった気がする」と呟いた。


「綾那殿は――もしかすると、ご家族から異性との接触を制限されていたのではないか?」

「え、どうして分かるんですか? まさか、異性に対する不慣れな感じが出ていましたか?」

「いや、決して不慣れには見えないが、なんというか。異性に対する警戒心がなさ過ぎて、危なっかしい。男を知らないというよりも、その怖さを知らないという感じだ。今までよほど人畜無害な相手と付き合ってきたのか、それとも――いや、まあ良いんだが」

「ははあ、怖さ。確かに、そういうのはあまりないかも知れないですね」


 実際のところ綾那は、過去相手にしてきたダメ男遍歴で暴力・酒癖の悪さ・浪費癖・借金・ギャンブル依存と、『痛い目』を一通りコンプリートしている。

 ただ、綾那には「浮気、二股以外は、顔さえ良ければ何をされても大した問題にならない」という大前提があるせいで、イマイチ男性の恐ろしさを実感できていないだけだ。

 だからこそ周り――四重奏のメンバーは、綾那から男を遠ざけるために奔走したのである。


「旭、よくよく綾那殿を注視するように。これは、なかなかに骨の折れる職務になるかも知れんぞ」

「――はい、胸に刻みます」


 綾那はよく理解しないままに微笑むと、改めて「お世話になります」と頭を下げたのであった。



 ◆



「そういえば、旭さんが騎士を志した理由は何ですか?」

「自分ですか?」


 ひとまず会議を終えて皆と解散したものの、まだまだ夕食まで時間がある。綾那は宿舎の食堂で休憩しつつ、せっかく再会したのだからと、これを機に旭と親交を深める事にした。

 ついでに、彼からも騎士になるメリットを聞き出せれば良いと質問したところ、大して悩む事なく返答がくる。


「高尚な理由でなくお恥ずかしいですが、金ですね」

「お金」

「以前話しましたが、自分には病弱な妹が一人居ます。妹の薬代を稼ぐのに、これほどおあつらえ向きの仕事はない」


 迷いなく答える旭の話を聞きながら、綾那はスマートフォンのメモパッドに『金銭面』と入力した。


「私、まだこちらの物価や相場――なんなら通貨もよく分かっていないのですが、騎士のお給金は他の職業と比べて、良いって事ですか?」

「…………まさか綾那様は、深窓の姫君か何かなんですか?」

「様も敬語もやめて下さいって言ってるのに……それに、そんなんじゃありませんよ。異大陸から来たので、この国の常識を知らないだけです」


 確かに、綾那の年齢まで普通に生活していたら、通貨を知らないなんて事はまずありえないだろう。旭の目には浮世離れして見えるに違いない。

 彼は小さく咳払いをしてから「颯月団長の婚約者として扱えとの事ですから、様も敬語も外せませんよ」と答えた。


「例えば、街の飲食店で働くウエイター。彼らの給金が月平均二十万円だとしましょう」

「……円?」

「リベリアスの通貨です」

「ええと……計算は十進法じっしんほうでしょうか?」

「はい、そうですね」


 ――「表」と全く同じではないか。

 やはりこれも、キューの「日本の真下に作った世界だから、設定にはこだわる」という謎の理由からだろうか。

 であれば、綾那の持ち込んだ金も使える――いや、そもそも「表」の記番号、通し番号が記載された貨幣では、偽札扱いで終わるか。

 仮に使えたところで、手持ちの現金は数千円程度なのでジリ貧に変わりない。


 綾那は「すみません、話の腰を折ってしまいましたね」と、旭に続きを促した。


「騎士の給金は、地域にもよりますが基本給だけで月四十万円は固いです」

「わあ、一般的な飲食業の倍以上のお給金なんですね!」

「その上、とにかく手当てが多いですから。深夜勤務、時間外労働は勿論、巡回する際の移動手当てや、眷属、魔物の討伐参加手当てなんかもあります。その代わり、決して楽な仕事ではありませんが、働いた分だけ結果が出るのは面白いですよ」


 曰く、例えば東のアデュレリア騎士団では、人員が不足しているせいで頻繁に巡回に出なければならず、その分移動手当てが多く出る。魔物が多く生息する北のルベライト騎士団では、必然的に戦闘が増えて討伐手当てが多く出る――といった、地域によって特色があるらしい。


 ちなみに、王都に本部を構えるアイドクレース騎士団はどうかというと、人が多く集まるため、どちらかというと人間の犯罪を取り締まるのに忙しいらしい。ただし、眷属や魔物の被害もそれなりにあるというのだから、大変だ。


「色々あるんですねえ。でも、そんなにお給金がもらえるなんて、それは確かに素敵なメリットだと思います」

「ええ。お陰でアデュレリアを追い出されるまでは、金銭面で困窮した覚えがありません。そもそも現役の騎士には金を使う暇がないですから、貯まる一方ですよ――だから通行証を失った時は、本当に絶望しました、街へ入れなければ貯金も下ろせませんからね」


 放浪生活を思い出したのか、旭はため息を吐いた。それは、妹の体調を考えると気が気ではなかったはずだ。金はあるのに、通行証がないせいで貯蓄を引き出せず、医者にもかかれなかったのだから。

 彼の妹が手遅れになる前に通行証が再発行されて、本当に良かった。


「それにしても、旭さん達は誰に陥れられてしまったのでしょう? ただでさえ人員不足の騎士を、領から追い出してしまうなんて……随分と思い切った事をする方が居たものですよね」

「そう、ですね。恐らく、領主様に何事かを密告した者が居るのではないかと思いますが、その目的まではなんとも――」

「そもそも騎士の『分隊』という仕組みがよく分かっていないのですが、もしかして他の騎士さんも、同じように追い出されてしまっているのでしょうか」


 綾那が小首を傾げれば、旭は渋面じゅうめんになる。


「いえ、追い出されたのは第四分隊だけでしょう。前は団長の手前、口にするのもはばかられましたが――第四分隊の分隊長は悪魔憑きですから、邪険にされても仕方がありません」

「えっ」

「分隊長と領主様は折り合いが悪く、もしかすると――我々を除名して、分隊長を孤立させる考えがあったのかも知れません。まあ、これは自分の憶測に過ぎませんが」

「それは――そんなに、悪魔憑きは悪いモノなのでしょうか……私には、よく分かりません」


 好きでそうなった訳でもないのに、なぜそこまで嫌悪されるのだろうか。少なくとも、颯月や教会の子供達はよい人間である。やはり「表」の人間である綾那には、一生理解できないのだろうか。


 うーんと考え込んだ綾那に、ふと旭が口元を緩めた。


「自分らは、分隊長が好きでしたよ。他人に厳しいけれど、ご自身にはもっと厳しい人でした。悪魔憑きだけあって、魔法も――威力はさることながら範囲も広大で、彼が暴れると瞬く間に戦火が広がっていく様から、『烽火連天ほうかれんてん』と呼ばれているんです」

「へえ、なんだか凄そうな方ですね! 会ってみたいなあ」

「ええ、自分も会いたいです。最後、別れの挨拶をする暇すら与えられませんでしたから――揃って夜逃げした、なんて思われていないと良いのですが」


 どこか自嘲気味に笑う旭に、綾那はなんとも言えない複雑な気持ちになった。冤罪とはいえ、「犯罪者」として領を追われたからには、きっともう旭達は故郷へは戻れないのだろう。

 せめてその分隊長に挨拶をさせてあげたいと思うが、しかし綾那にそんな権限はない。あったところで、遠く離れたアデュレリア領までどうやって向かうのか。


(あんなに便利なら、私も「転移」が欲しかったな――)


 あの男達を見る限り、「表」ではともかく奈落の底なら、「転移」で色んな所へ飛べるようだった。あの力さえあれば、遠く離れた位置にいる家族とも、すぐに再会できたかも知れないのに――。


 ないものねだりであると知りながらも、綾那はそう思わずにはいられなかった。

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