『歌姫』の母

 超速カタツムリが滅ぶ直前に自分の娘に殺された超速カタツムリの奏者であり最高責任者。

『歌姫』がクサリに向ける屈折した感情は知っていたものの、クサリを『歌姫』の婿にあてがうつもりははじめからなかったのでクサリの結婚を素直に祝福していた。

 また、クサリが結婚したのであれば娘もさすがに諦めるだろうと楽観視していた。

 が、それでも諦めなかった自分の娘を窘め、これまでの傲慢な態度を改めさせようとしたが逆に火に油を注ぐこととなり、激昂した『歌姫』の暴走により超速カタツムリの触手に貫かれ死亡する。

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