蛙水ルエカ

 超速カタツムリに住む彫金師の少女。

 狩猟者として砂漠生物を狩り日銭を稼ぎつつ装飾品屋・蛙水アスイ工房の店主を務める。

 店を継いだのは両親を流行病で喪った一五歳の頃。

 店を継いだ翌年に店を訪れた少年・クサリに惚れられる、その怪しさから詐欺を疑うものの一年以上にわたるしつこいアプローチに折れ、色々騙された状態のままで婚姻届にサインをさせられる。

 それでも夫となったその少年のことは心の底から愛していた。

 その後、彼女のとある所業により超速カタツムリは滅ぶこととなった。

 超速カタツムリが滅んだ際に超速カタツムリが最後に産んだ卵をちょろまかす、その後は『大巻貝』の傘下に入るもののある事情からすぐに切り捨てられ、死にかけていたところをバベルのエージェント『第七』に拾われた。

 その後バベルに蒐集され、自身を拾った『第七』を師として仰ぎ研鑽を重ねた末にバベルのエージェントとなる。

 与えられたコードネームは『フロッシュ』。

 彼女がバベルに蒐集された理由は彼女の家に伝わる彫金技術が『カガク』に関するものであるため。『大巻貝』が彼女を切り捨てたのも『カガク』という禁忌の存在を知っていた『大巻貝』都長が『カガク』の力を使うものを身内とする事でバベルを敵に回す事を恐れたためだった。

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